カメラの露出補正について

このQ&Aのポイント
  • 一眼レフカメラの露出補正機能は、カメラが明るいものをさらに明るく、暗いものをさらに暗く調整しようとするため、人為的に補正が必要です。
  • 技術的には、ライブビュー映像をリアルタイムで解析して色を判断することで、露出補正が必要ない場合も考えられます。
  • ただし、明るくor暗くしたい場合には依然として露出補正が必要となります。
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カメラの露出補正について

デジイチで写真を趣味で撮っている者です。 ふと疑問に思ったことがあるのですが、カメラにお詳しい方、ご教示頂けますでしょうか。 一眼レフカメラには通常露出補正機能がありますが、これはカメラが白っぽいものを明るい、 黒っぽいものを暗いと認識して、必要以上に暗くor明るく調整しようとするために、人為的に 補正が必要なものだと理解しています。 そこでですが、技術的に、ライブビュー映像をリアルタイムで解析して色を判断し、上記の ような問題をクリアできないものでしょうか。素人考えですが、カメラが色まで認識できれば、 そもそも露出補正は必要ないのではと思いました(敢えて明るくor暗くしたい場合を除いて)。 以上、よろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.1

カメラにAE(自動露出)機能が搭載され始めた頃、測光方式は以下のものが主流でした。  1.中央部重点測光・・・露光面全体の光量を測るが、中央部の光量を重点的に測る  2.スポット測光・・・・・・・露光面のうち中央部の狭い面積で光量を測る 1は、露光面全体が同じような光量か、中央部に被写体があってその部分の露出に合わせて露光(シャッターを切る)すれば概ね適正露出となりますが、被写体が中央以外にあったり、中央以外の一部に強い光があると適正な露出にならない弱点がありました。 2は、測光時に被写体をファインダー中央の測光点に見て、AEが反応したら露光することで、かなり撮影者の意図を反映できる反面、その原理を知らないと適正な露出にならない弱点がありました。 また、1.2ともに、白や黒を生かしたい場合には、意図的に-2~+2程度の範囲で露出補正を行う必要があります。 その後、マルチ測光と呼ばれる、より高度なAE機能が搭載されるようになりました。これは複数の測光点を持ち、カメラメーカーが蓄積した様々な撮影シーンのデータをもとに、撮影者の意図に近い露出を高精度で計算できるようになりました。 しかし、この測光方式をもってしても、全ての写真を完全に適正露出とすることは不可能です。なぜなら、カメラ内蔵の露出計は「反射光式露出計」といい、被写体から反射する光を計測するため、色によって異なる反射量を判断することができないからです。 現在では、プロのカメラマンも当然AEを駆使して撮影を行いますが、例えば芸能人の雑誌の写真のような静物撮影では、単体の入射光式露出計を被写体にかざし、その測定値をもとに露出量を定めます。入射光式露出計は、被写体に当たる前の光を測定するため、色の影響を受けません。  リアルタイムの露出データを色も含めて解析し、露出量を定める発想はなかなか良いと思いますが、実現にはもう少しの技術の進歩と、データ解析のプログラムの進化が必要かもしれません。  近い将来、質問者さまが発想されたような機能を備えたカメラの登場もありえるかもしれません。そうなれば、カメラ撮影の失敗がより少なくなるかもしれませんね。

ysk0914
質問者

お礼

マルチ測光が比較的後出の技術とは知りませんでした。 私は入射式露出計は持っていませんが、露出の勉強のためにひとつ持っていてもいいかなと思いました(高いと思いますが。。。) 今後の技術の進歩に期待したいところです。 とても分かりやすいご解説、ありがとうございました。

その他の回答 (3)

noname#140574
noname#140574
回答No.4

色の認識による測光は、かなり前から行われています。 フィルム時代の1996年発売のニコンF5が、3D-RGBマルチパターン測光を採用しました。 が、黒も白も、RGBで言えばRもGもBも同じ値になります。人間は白と黒を瞬時に識別できますが、機械はRGB各色の値が同じであれば、黒か白かはその周辺にある白黒以外の色から輝度を識別し、その色のある部分の輝度より暗い部分は黒、明るい部分は白と判別するしかなく、黒や白が画面全体にある場合は、従来と同じく補正は必要です。 確かに色の認識で的中率は上がってはいますが、完璧ではありません。撮影者の意図はカメラには分からないので。

ysk0914
質問者

お礼

それほど前から試みがあったのですね。大変勉強になります。 なかなか一筋縄ではいかないようですが、今後新たな技術が生まれるのを期待したいと思います。 ご回答、ありがとうございました。

  • kuma-gorou
  • ベストアンサー率28% (2474/8746)
回答No.3

>カメラが白っぽいものを明るい、黒っぽいものを暗いと認識して・・・ No2氏の言われるとおり逆ですね。 被写体の輝度を測っているので、反射率が高いと明るいと判断し露出を切詰め、反射率が低いと判断し、露出量を増やします。 要するに、黒マイ・白プラ補正が必要になります。 >カメラが色まで認識できれば・・・ 実際に色情報は、AEや動態予測AFに活用されていますが、完璧ではありません。 今後の技術進展を待つ必要があります。 何れにしろ、撮影者の意図までは、カメラは判断できません。

ysk0914
質問者

お礼

ありがとうございました。

noname#148411
noname#148411
回答No.2

逆ですよ  あえて暗い明るく画像を作りたい時に操作するのが露出補正であって、カメラが白い物を暗く黒い物を明るくするのは適正露出です。 で、何が適正なのかは、撮影者人それぞれですから、露出補正という機構があります。 撮影者の撮影意図に合わせて明るさをコントロールする。 最近のカメラだと人肌や表情を感知して最適な状態に合わせてくれる機構を持つカメラはあります、ただそれもカメラが勝手に合わせてくれるわけですから撮影者によって好みがありますから、明るくしたり暗くしたりという操作が必要になります、それが露出補正。

ysk0914
質問者

お礼

ありがとうございました。

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