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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:東電が海水を注入しなかった理由)

東電が海水を注入しなかった理由とは?

このQ&Aのポイント
  • 東電は廃炉を避けるために当初から海水を注入しなかったとされているが、その根拠や東電の幹部の発言は明確ではない。
  • 海水を注入することで配管が詰まる可能性や化学反応が起こる可能性などのリスクを心配し、通常の冷却機能の復旧を優先させたと考えられる。
  • 東電の意図を確定的に立証することは難しいが、マスコミや識者の間では海水注入を避けた理由を廃炉を避けるためとする意見が一般的である。

質問者が選んだベストアンサー

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noname#204885
noname#204885
回答No.2

下記の情報がありますね。 ソースはWall Street Jounalです。 一応署名記事で、記者は Norihiko Shirouzu and Phred Dvorak and Yuka Hayashi and Andrew Morse となってます。 「資産保護」優先で海水注入遅れる─福島第1原発事故 2011年 3月 19日 23:30 JST http://jp.wsj.com/Japan/node_204149/?tid=tohoku 事故対応に携わった複数の関係者によると、東電が海水注入を渋ったのは、原発施設への同社の長年の投資が無駄になるのを懸念したためだという。原子炉を恒久的に稼働不能にしてしまうおそれのある海水は、今では原発事故対応の柱となっている。  元東電役員で、今回の原発事故対応に加わっている公式諮問機関、日本原子力委員会の尾本彰委員は、東電が海水注入を「ためらったのは、資産を守ろうとしたため」だとしている。尾本氏によると、東電と政府関係者のどちらにも、塩水を使用したくない大きな理由があったという。当初、核燃料棒はまだ冷却水に漬かっていてダメージを受けておらず、同氏によると、「圧力容器に海水を注入すると、容器が二度と使えなくなるため、海水注入をためらったのも無理はない」という。

samurai_edo
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。お礼が遅くなってすみません。 ウォールストリートジャーナルのこの記事には、故意なのか翻訳の稚拙さなのか、非常に誤解を招く記載があるように思います。 > 原子炉を恒久的に稼働不能にしてしまうおそれのある海水は、今では原発事故対応の柱となっている これって、一見すると「今や世界の原発事故対応の趨勢は『海水注入』となっている」という印象を持たせ、にもかかわらず東電がそれを避けたかのように思わせますが(実際、harihorereさんもそういう意図で引用なさっているのではないでしょうか?)、事実ではないですよね。「前例のない」とさえ言われている「海水注入」が『柱』となるほどに、海辺での原発事故が頻発したという話は聞いたことがありません。 これは「今回の原発事故対応の柱は海水注入となっている」という、実は前段と脈絡のない文章が唐突に挿入されているもので、文章の構成上は極めて不自然なものです。よほど文章力のない者の筆によるか、あるいは読者にあえて誤った印象を持たせようという意図があるのでなければ、こんな文章にはならないだろうと思います。 また、尾本委員の「圧力容器に海水を注入すると、容器が二度と使えなくなるため、海水注入をためらったのも無理はない」という発言についてですが、文末にさりげなくついている『無理はない』という言葉からわかるように、これはあくまで尾本氏の推測でしょう。 『無理はない』というのは、東電の対応を斟酌した上での、「ことの良し悪しは別として一定の理解はできる」といった第三者としての発言ですよね。 当事者であれば 『海水注入をためらってしまった』とか『ためらっても当然だ』『ためらっても致し方なかった』 などとなるはずで、 『無理はない』 という表現はしません。 たとえ顧問でOBだとしても、決定権を持った当事者でないことはこの発言からも明白でしょう。 少なくとも、「当初から海水注入が最善の方法だとわかっていたのに、廃炉を避けるためにしなかった」などという発言をすればどんな非難を浴びるかは火を見るより明らかなのだから、東電の関係者がそんな発言をするはずがありませんよね。(それ以前に、私は「海水注入」がファーストチョイスではなかったと考えていますが・・・) 要は、マスコミがまことしやかに言い、大多数の国民?が信じている「東電が海水注入を第一選択肢としなかった理由」というのは、単なる『憶測』なのだと思います。 マスコミがなんの検証も言質も取ることなく「憶測」を「真実」として扱い、それを東電非難の根拠とし、国民をヒステリックに駆り立てている現状について、もっと冷静に判断し、異常だと感じるべきではないかというのが私の考えです。

samurai_edo
質問者

補足

私の質問に最も適切な回答をいただきました。ありがとうございます。お礼が遅くなりましたが、ベストアンサーにさせていただきます。 それにしても・・・今度は、「再臨界を恐れた政府が海水注入を中断させた」と政府非難が轟々ですね。 東電を責める時には「東電が資産保護のために」で散々非難していたマスコミが、矛先を変えて政府を責める時には「政府の重大な判断ミス」だそうで・・・ 東電が海水注入をためらったなんて話は一切聞かれなくなりました。そもそも政府がそんな重大な判断ミスで海水注入を中断させるような状況であれば、東電が海水注入をためらったのは当然なんじゃないですか?その矛盾をどう説明するのでしょう? 要は、誰かを責めて世論を煽るマスコミには、論理性も事実も根拠も全く必要ないということなんでしょう。 政府と大企業と役人を攻め立ててさえいれば、国民の味方だというような短絡的なマスコミ報道には辟易としてしまいます。

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その他の回答 (7)

  • ww8
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回答No.8

なんだ… 補足要求に応じてもらえてないんですか。 まだ前後の脈絡をよく理解できてないらしいのですが、、 事故発生直後、早急に海水注入の必要があり、事態収拾への道はあの時海水注入しかありえなかったが、東電がその決断を遅らせたのは何故か? これがあなたの質問の要旨であるわけですよ。 私があなたに教えた理由が、「東電は事実の把握が完全に出来ておらず、緊急時のマニュアルも充分に作成されておらず、原発事故の推移も完全に予測する能力も無く、ただオロオロして手をこまねいていたから」という理由。 これを簡略に言えば「東電がバカ丸出しのアホだったから」。。 この時東電は同時に、あなたのように「通常の冷却機能の復旧を優先させよう」とする思いつきも有ったし、「海水注入は炉が使用できなくなる為まずい」という戸惑いもあったし、「全員退避して後の事は米軍の特殊部隊に任せよう」という案もあった。色々な雑念やら妄想やらが現場にも本店にもあったはず。 東電外部から見た場合、何故東電の海水注入が遅れたのかは、最も合理的で東電をかばう、東電の立場に立った理由が、「海水注入は炉が使用できなくなる為まずい」というもの。 これが最も東電に有利に解釈した理由。 あなたがしつこく執着していた『通常の冷却機能の復旧』は有り得ない。 たとえ有り得たとしても、事故直後の緊急時に選択する手段では有り得ない。← 理解できてます? それでさ。。。海水注入をしなかったらどうすればよかったの? それを言ってみて? 冷却水が無かったんだよ? ↑ これに答えようと、少しは奮闘努力してみれば、自ずと自分の求める答えが分かるはずですよ。 それと、もう少しTVや新聞の報道を読んでいれば良かったのに。事実の把握が必要かと思いますよ。

samurai_edo
質問者

お礼

しばらく留守していたため、ご返事が遅くなりました。もうご覧になっていないかも知れませんが、ご回答を・・・ > それでさ。。。海水注入をしなかったらどうすればよかったの? どうも曲解なさっているようですが、私は当初から海水注入そのものを否定してはいませんよ。 ただ、「ファーストチョイス(=優先順位第一位の選択肢)ではなかった」と云っているだけです。もしかするとファーストチョイスと「ベストチョイス」を混同しているのですか? 私は、電源喪失直後に東電が電源の回復を目指したことが誤りではないと思っているし、その後海水注入したことも正しい判断だったと思っています。海水注入の決定が著しく遅かったとは思っていないし、それゆえ「廃炉を避けるため」というのはいわれのない中傷に近いと考えています。 今までの私の話をどう読めば「海水注入しなかったらどうすればよかった?」という追求ができるのか理解に苦しみます。 > たとえ有り得たとしても、事故直後の緊急時に選択する手段では有り得ない。← 理解できてます? 理解できるできないでなく、その根本の部分で ww8 さんと見解が違っているので、おそらくどれだけ意見を交わしても何ら得られるものがないだろうと思っています。 地震が発生した直後に原子炉は停止したものの、津波によって電源が全て喪失した。→ 電源さえ確保できれば原子炉緊急停止後の「通常の冷却機能」が回復するのだから、電源復旧を目指すのは当然ですよね。 しかし、電源復旧に手間取る間に格納容器内の圧力が増してきた。→ 容器内の水がさかんに蒸発していることが推測される。→ しかし格納容器の密閉性は確保されているのだから冷却さえ適えば安全は確保される。→ 従って引き続き電源復旧を目指す。→ しかし圧力は増す一方で、容器の破損という最悪のケースが懸念される。→ 放射性物質の流失もやむなしとの判断でベントを行う。 ここまでの対応の中に、ww8 さんの主張する「海水注入」という選択肢はありえません。少なくともベントして容器内の圧力を下げた後でなければなければ外部からの注水は不可能でしょう。ベントは放射性物質の放出を意味するのですから、ギリギリまで避けたかったのは当然だと思います。 その後まもなく水素爆発によって建屋が破壊され、12日の夕方の官房長官の会見で、20時頃から「(やむをえず)海水注入する」という発表がありましたよね。少なくとも会見の数時間前、おそらくベントと前後するタイミングで政府に対して海水注入の打診があったのでしょう。 ww8 さんはもうお忘れのようですが、この会見ではその危険性についての記者からの質問があり、「2号機3号機にも海水注入するのか?」と心配する声さえあがっています。海水注入には未知のリスクが伴うことを多くの常識的な人々は理解していたはずです。少なくとも「なぜもっと早く海水を注入しなかった」などという意見は記者からはありませんでした。 このように、電源喪失からおそらく24時間以内には海水の注水を決定していたと推測されます。この間の事態の推移と東電が行っていた対応をみる限り、「廃炉を避けるために意図的に海水注入をしなかった」というような謗りの集中砲火を浴びるほどの遅滞はなかった というのが私の見解です。 もうひとつww8 さんはお忘れのようですが、電源を失った当初、原子炉内の水位をモニタリングできていませんでしたよね。燃料棒がむき出しになっているのではないか?などと盛んに取りざたされていたのは覚えていますか? 原子炉内の水が足りているのか不足しているのかさえ判らない中で、どうして海水を注入しようという選択肢がでてくるのでしょう? ww8 さんは、どのタイミングで海水を注入すべきだったというのでしょうか? 今までの主張を聞くと、電源回復など出来っこないのだからすぐに海水を注入すべきだったとのこと。 何の状況把握もできていない状況で、「電源回復は不可能」と諦め、「原子炉内の水が足りない」と推測し、リスクなど顧みずにすぐに海水注入すべきだったというのでしょうか? そんな直感に頼った対応など、議論するに値しないと思いますよ。 「廃炉を避けるために海水注入が遅らせた」と東電を非難している人たちも、おそらく誰ひとりとして「電源復旧など無駄な努力をせずに海水を入れるべきだった」などといっている人はいないと思います。 再三、TVや新聞の報道を見ろとお勧めいただいていますが、それで事実や真実が把握できると思っているのでしたらまずはその誤りに早く気付きましょう。そして、他人の主張を曲解することなく捕らえる能力を身に付け、ご自身の意見を論理的な矛盾がないかを常に検証すること、更には常識的な言葉遣いを使用することを、強くお勧めします。

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  • ww8
  • ベストアンサー率30% (65/215)
回答No.7

あたかも東電の弁明代理人のような質問者さんなんですが、海水注入をしなかったらどうすればよかったの? それを言ってみて? 『通常の冷却機能の復旧』が出来ると思ってたの? 東電も少なくとも表側ではそうできると思ってたらしいね。 だけど、冷却水そのものが無かったのよ? 知ってるの? 真水の冷却水を遠方から車両輸送や船舶輸送によって取り寄せている最中にどうやったら『通常の冷却機能』で原子炉核燃料を冷やすのよ。 その方法を言ってみなさい。 まぁ、質問者さんは現場にいずもせず、妄想だけでわめいているだけだから、東電本店の妄想族と全く同じ空想をしているのでしょうが、最低でも新聞やTVを見てから、事実に基づいて妄想してよね。 東電本店では事実に基づいた妄想をしているので、『通常の冷却機能』による冷却はやっとあきらめてくれた。 ところが質問者さんは新聞もTVも無視しているらしくて、まだ『通常の冷却機能』による常温停止を目指しているらしいので… それでさ。。。海水注入をしなかったらどうすればよかったの? それを言ってみて? 冷却水が無かったんだよ?

samurai_edo
質問者

お礼

> ところが質問者さんは新聞もTVも無視しているらしくて、 > まだ『通常の冷却機能』による常温停止を目指しているらしいので… ???私の文章のどこがこんな曲解を生むのか不思議なのですが。。。それはさておき、 ww8 さんは東電が海水注入を当初からしなかった理由を、「東電がバカだから」と結論付けてらっしゃいますよね。私が知りたかったのは「なぜ『廃炉を避けるため』というような立証不可能とも思える理屈が、東電非難・責任追及の前提になっているのか?その根拠はあるのか?」でしたので、「廃炉を避けるために海水注入しなかった」と考える方以外と議論しても得られるものはないと思います。あしからず。

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noname#204885
noname#204885
回答No.6

#2,3です。普段は回答後の議論は避けるようにしてるのですが、意図が良くわからなかったので、確認です。 >少なくとも、「当初から海水注入が最善の方法だとわかっていたのに、 >廃炉を避けるためにしなかった」などという発言をすればどんな非難を >浴びるかは火を見るより明らかなのだから、東電の関係者がそんな発言 >をするはずがありませんよね。  →その点は私も100%同感ですが、質問者様は、それを承知で「東電の幹部」が発言したと言う「明確な根拠・出典」を求められていると言うことでしょうか?(Wiki Leaksのようなものを考えておられるのですか?) 個人的には尾本さんの発言は東電幹部の発言と言っても差し支えないと思いますので、御質問の「東電幹部発言の明確な出典・根拠の提示」にはお答えできていると思います。尾本さんの発言自体について、明確な根拠・出典もなしにあれこれ個人が解釈するのは、それこそ「単なる憶測」になるのではないかと懸念しますが??

samurai_edo
質問者

お礼

harihorere さん、何がしか不愉快な思いをさせてしまったとしたら、私の回答の仕方に不適切な点や舌足らずの点があったためですので、まずはお詫び申し上げます。 harihorere さんに提示いただいたウォールストリートジャーナルの記事は、私が質問で求めていた意図に合致したものです。先にその点を明確にお礼した上で、記事の内容についての意見をすべきでした。 > それを承知で「東電の幹部」が発言したと言う「明確な根拠・出典」 > を求められていると言うことでしょうか? についていえば、ご指摘の通りかもしれません。ただ、記者会見席上などで「廃炉を避けるためだったんじゃないか!?」と詰め寄られた結果、「そういった考えがなかった訳ではない」とか「そう思われても仕方ない」など、それを一部でも是認するような発言があったのを私が知らないのかもしれないと考えていたことも事実です。 「東電幹部が利益優先のために、唯一の選択肢であった海水注入を遅らせ、国民の命を犠牲にさらした」などという、いわば人格を全否定するような非難が、当然のように受け入れられて世論を形成した過程を知りたいと思ったのが質問の意図でした。 ただ、「幹部の直接の発言がない以上、『廃炉を避けるために』は憶測だろう」という意識と、「海水注入は、発生直後にすべきファーストチョイスではありえなかった」という、本来であれば切り離して述べるべき意見を混同して記載しているうちに、せっかくご回答いただいた harihorere さんに不愉快な思いをおかけしたように思います。申し訳ありません。

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  • ww8
  • ベストアンサー率30% (65/215)
回答No.5

あの時には海水注入しか手は無かったのに、それを遅らせたのはどういう理由からだ?という疑念があって、それは東電の判断ミスだが、判断ミスの原因として、、 1.東電がバカだったから判断ミスが起こったのか、 2.東電が原子炉を守ろうとして、つまり廃炉にするのがイヤだから渋ったのか、 どちから? という問題があって、1番が真の理由だろうが、まさかバカなのが理由だとも言えない為、廃炉にするのがイヤだったからという理由を捏造し、その噂を自ら広めている。 ま、東電のプライドと言うか、恥をかき無くないというか。。 東電以外であっても、どういう理由があったかと考えれば「廃炉にしたくなかったんだろーなー」となる。 まさか、東電がバカだったから… なんてww 直ぐには思いつきませんわね。 あの時、あの場合、海水注入するしか原子炉の熱暴走を止める手は無かったでしょ。 米軍に「冷却水」を運んでくれるように頼んでたんだから。 冷却水そのものが無かったんだから。 ベント処理も決断から数時間後にようやく出来たか出来ないか… よく分からん… という状況だったんだから。 直ぐそばに無尽蔵にある海水を冷却水として使用する選択は、あの時は極上の選択だった。 そんな時に配管の詰まり? バルブが開かなくなる? シーリングが破損する? 破滅へと至るまでに、寸暇を作り出すには海水注入しか道は無かった。 その後に消防車やコンクリ車にて海水を放水する手法で温度上昇を防ぎましたが、これが転換点になって安定化への道を進むようになったわけ。 本来なら電源喪失から数時間内で外部電源を引いてこなければダメ。 既存の冷却系統を使用して原子炉を冷温停止まで持っていくなんて… そんな妄想が実現するなんて誰も思ってない。 『通常の冷却機能の復旧』? 笑わせんじゃないよ! と、普通なら怒りますが。 だが、、東電だけはそれを目指していたという、バカの上塗りをしてたんでしょ? ここで、東電がバカだったとまたもや判明した。これが2度目。 3度目あたりになってくると、結構皆が気が付いてきて、放水した大量の水が海に流れ出すのはミエミエに予測できただろ! なんでその準備をしておかないんだよ! と騒いでましたね。 タンカー用意しておけばよかったのに… とかとTVでも言ってたが、東電のバカさ加減に皆が気が付き出したと言うか、バカだろ?とTVで言っても当たり前のようになった。 これが3度目のバカ判明でしたね。 4度目はなんだっけか。今度は5度目があるのかな?

samurai_edo
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 > 『通常の冷却機能の復旧』? 笑わせんじゃないよ! いえいえ、こちらこそ笑わせていただきました。長文ありがとうございました。

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回答No.4

>東電の幹部などがそういった発言をしたのでしょうか? それとも単なる憶測ですか? 憶測です。 >私は「冷却のために海水を注入する」と聞いた時、蒸発した塩分で配管が詰まるなどしないか?不純物や電解質を大量に含む海水を入れて予想外の化学反応が起こったりしないのか? などを心配して、逆に「大丈夫なのか?」と不安を感じました。 一番の理由はそれです。 政府も海水注入の際には「前例の無い行為のため万全を期してから行う」と言って 先に住民の避難などを行ってましたからね。 理論上では大丈夫でもやったことの無い行為はかなりのリスクを伴います。 よって、「廃炉を避けるため」というのは何の根拠も無い推測による東電批判ありきでの主張です。

samurai_edo
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。やはり海水注入は予測不能なリスクが大きく、ファーストチョイスにはなりえませんよね。 私は東電とは利害関係のある者ではありませんが、当然のステップを踏んだ上で、リスクを覚悟して臨んだ対策(海水注入)が、あたかも当初から最善の方法だと明白であったかのように報道され、それが非難の根拠とされていることに驚くと同時に怒りを覚えます。 こういったマスコミのあり方は、国民に理不尽な不満を与え、不幸にしているようにしか思えないのですが。。。

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noname#204885
noname#204885
回答No.3

No.2です。念のため補足しておきます。 尾本さんは、記事では「元東電役員」と書いてありますが、今も東京電力顧問の役職に就かれており、ばりばりの現役東電関係者です。

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  • ultraCS
  • ベストアンサー率44% (3956/8947)
回答No.1

質問者様の認識で間違いありません。 Oリングなどのパッキンやバルブの素材は海水を想定して設計されていませんから、海水を注入した場合、その時点で「想定外」の何が起きても不思議ではありません。今後は海水耐性も考慮する必要があるかも知れません。 なお、塩分は蒸発するのではなく、水が蒸発して析出するのが正解ですね(塩化ナトリウムの融点はセ氏800度、沸点はセ氏1400度ですから、蒸発するような温度だともっととんでもないことになります)。で、この析出した塩分などがどういう影響を与えるかについても、設計時に想定していない事態ですから「やってみなけりゃわからない」状況です。今まで起きたことのない事態に対して、やったことのない対処法、時間的にシミュレーションしたり、テストする訳にもいきません。ですから、尻込みするのは技術者なら当然です。 どっちにしても、うまくいかなければ、マスコミとにわか反対派が大喜びするだけのことです。こういう連中は人を貶めることで自分の立場を持ち上げようとする卑しい品性の持ち主だからです。ここに湧いて出ているバカどももその一員で、被害拡大を喜んでいるとしか思えないような輩も居ます。

samurai_edo
質問者

お礼

ありがとうございます。 > 塩分は蒸発するのではなく、水が蒸発して析出するのが正解ですね ご指摘の通りですね。推敲せずに殴り書きして思わぬ恥をかきました(^_^;) 普段から、大企業や政治家、官僚を非難することが報道の正義だと短絡的に考えているようなマスコミのあり方には辟易とすることが多いのですが、特に今回の東京電力へのヒステリックな攻撃には驚かされます。

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    【速報】 福島原発事故は東電の人災であったことが確定 “4時間早ければ溶融回避” [9月15日 18:47] 東京電力福島第一原子力発電所の事故では1号機から3号機で核燃料が溶け落ちるメルトダウンが起きましたが、このうち大量の放射性物質の放出につながった2号機のメルトダウンは、実際より4時間早く水の注入を始めていれば防げた可能性のあることが、研究機関の解析で分かりました。 圧力を下げる作業をもっと早く始めて午後4時ごろまでに水の注入を始めた場合、燃料の表面温度は被覆管が壊れる1200度に達する前に下がりはじめ、メルトダウンを防げた可能性があるという解析結果となっています。 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110915/t10015628021000.html 「資産保護」優先で海水注入遅れる─福島第1原発事故 [3月19日 23:30] 事故対応に携わった複数の関係者によると、東電が海水注入を渋ったのは、原発施設への同社の長年の投資が無駄になるのを懸念したためだという。 元東電役員で、今回の原発事故対応に加わっている公式諮問機関、日本原子力委員会の尾本彰委員は、東電が海水注入を「ためらったのは、資産を守ろうとしたため」だとしている。 尾本氏によると、東電と政府関係者のどちらにも、塩水を使用したくない大きな理由があったという。 当初、核燃料棒はまだ冷却水に漬かっていてダメージを受けておらず、同氏によると、「圧力容器に海水を注入すると、容器が二度と使えなくなるため、海水注入をためらったのも無理はない」という。 http://jp.wsj.com/Japan/node_204149/ こいつらのせいで日本はこんな酷すぎることになっちまって一体どう責任とるのかな? いまだにグダグダなのにイライラが収まらないんだけど原発問題皆はこれからどんな着地点へ向かうと思う?

  • 原発・海水注入~菅は首相なのに何故国民に嘘ついた?

    告発文書」が示すのは… 菅政権は信頼できるのか 大震災100日 2011.6.18 00:09 今月に入り、ある与党議員の事務所に送り主不明の封筒が届いた。中身は、一種の「告発文書」だった。  同封された2枚のコピー紙のうち1枚には、東日本大震災発生の翌日の「3月12日18時3分」に送信された「記録」と、「官邸リエゾン→消防庁」「消防庁 番号618」が記載されていた。さらにこう走り書きで記されていた。  「18:00 総理指示 福島第1原発について“真水による処理はあきらめ、海水を使え”」  「官邸リエゾン」は首相官邸地下の危機管理センター内の一室を指す。各省庁から派遣された危機管理の担当者が詰めており、その一人が総務省消防庁に送信したものだとみられる。  「午後6時の首相指示」は、東京電力福島第1原発事故発生直後に発表された政府の資料には記載されていた。ところが先月、政府は「午後6時の首相指示」を突然否定し始めた。  きっかけは、水素爆発を起こした1号機への海水注入をめぐる首相、菅直人の関与のあり方が問われ始めたことだった。ここから官邸の説明は二転三転、いや四分五裂していく。  「当日官邸は混乱状態だった。あまり詰めないでほしい」  首相周辺はこう釈明するが、ことは政府の原発対応への信頼性にかかわる。菅政権に任せられるのか-。 原発への海水注入問題を一例に、事故発生から100日たっても混乱と迷走を繰り返し、統治能力と問題解決能力の欠如をさらけ出している菅政権の軌跡を振り返る。  経済産業相、海江田万里は5月2日の参院予算委員会で、福島第1原発1号機への海水注入について、午後7時4分に「試験注入」を始めたが同25分に中断、午後8時20分に本格注水を開始したと説明している。  ところが、5月20日以降、海水注入による再臨界を恐れた首相、菅直人の言動がきっかけで、注入が中断されたとメディアが報じると、政府の説明は収拾がつかなくなっていく。  原発問題を担当する首相補佐官、細野豪志が早速、翌21日の記者会見で、1度目の海水注入の情報について「首相には届かなかった」と指摘したのだ。  細野は同時に「午後6時の首相指示」も「なかった」と否定した。その時間帯は、菅が「海水注入で再臨界の危険性はないのか」と尋ね、原子力安全委員長の班目春樹が「危険性がある」と指摘したところだった-と説明し、海水注入の首相指示を「試験注入」が行われた後の「午後7時55分」と訂正したのだ。  もともと官邸サイドは福島第1原発の事故当初、「『原子炉が使い物にならなくなる』と抵抗する東電に、首相が海水注入を指示した」という情報をしきりに流していた。まず、この「首相の英断」ストーリーが破綻した。  さらに、班目が「危険性があるというはずがない。私の原子力専門家の生命は終わりになる」と抗議すると、22日に「可能性はゼロではない」と訂正した。  菅も、5月23日の東日本大震災復興特別委員会で 「報告が上がっていないものを『止めろ』とは言うはずがない」と強調した。 それでは、実際には菅はいつ海水注水の事実を知ったのか。今月7日に閣議決定された政府答弁書にはこう記されていた。  「5月20日に注水に関する報道がされた後」  これが本当だと、菅は5月2日の海江田の答弁を隣席にいながら聞いていなかったことになる。  官房長官、枝野幸男は「首相の認識に基づいて正直に作った」と釈明したが、菅は10日の参院予算委でせっかくの枝野の弁明をぶち壊す発言をした。  「当日(3月12日)に海水注入があった事実関係は伝わってきている」  質問した自民党参院議員、義家弘介から「注水の報告は上がらなかった、と言っていた」と追及されると、菅は慌てふためき「全体の経緯や関係者の対応状況を承知したのは5月20日の後だった」と釈明した。  17日に閣議決定された政府答弁書では、東電の資料で海江田が海水注入を命令したのが午後6時5分だったことも明らかにした。  政府側は海水注入に関する菅の関与を否定し続けたが、東電側は、現地に海水注入の停止を指示した理由を「首相の『了解』が得られていない」としている。  官邸で海水注入の是非を議論した際、その場にいたのは菅と海江田、班目、さらに東電関係者などごく一部だけ。菅を除く多くは記憶があいまいだとして「何時に何があった」などと明確な答えを避けている。 一方、原発事故の対応に関わってきた政府関係者の一人は、与党議員の事務所に届けられた「午後6時の首相指示」を記す冒頭の紙を見るとこう語った。  「資料にそうあるのなら、午後6時に首相指示があったということかもしれない」  政府関係者は、この紙が本物かどうかは答えなかった。ちなみに、海水注入をめぐっては、現場の所長の判断で中断はなかったと後に発表された。現時点ではすべては「藪(やぶ)の中」だ。  しかし、「午後6時の首相指示」が本当であれば、政府の事実関係にかかわる説明はことごとく嘘だったということになる。国民は何を信じればいいのか。=敬称略(今堀守通、斉藤太郎、康本昭赫) http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110618/plc11061800170000-n1.htm 菅首相は、5月23日の東日本大震災復興特別委員会で 「報告が上がっていないものを『止めろ』とは言うはずがない」「海水注入自体知らない」と答弁してました。 しかし、この記事読む限り、3/12、「18:00 総理指示 福島第1原発について“真水による処理はあきらめ、海水を使え”」とされています。 なんで、菅首相は国会で嘘ばっかり答弁しているのですか? こんな人が一国のリーダーに相応しいと思えますか?

  • 検察による東電捜査

    検察が東京電力経営陣の責任追及に向けて資料収集を開始らしい報道があります。原発事故を天災と人災に切り分け、そのうえで、東京電力の誰にどんな責任が生じるかを検証しているそうです。津波までが天災、津波後が人災となる済み分けでの捜査方針らしいです。ベントの開始は翌日の午前10時過ぎで、その5時間後には爆発が起きたことを思えば、初動の遅れが致命的だった。ベントを開けると大量に放射性物質が拡散する。そのことへの恐れがあったので初期対応が遅れた。この事によ被害が劇的に拡大。廃炉になるのをためらって、海水の注入が遅れ、それが炉心溶融につながった、とされる点も同じである。そうした経営陣の保身が、大惨事につながったことが実証されれば、業務上過失致死傷罪などが成立するとのことで、捜査着手に入ったらしいです。 ネットで無罪、無過失と擁護する意見を色々書かせていた東電ですが、そろそろ年貢の納め時が到来しそうです。

  • 海水注入を定量的に考察・福島第一原発第三号機

    ・ テレビを見ていると、原子炉の「状況」に関して 専門家の方々の説明が、「定性的」なので、 下記の「原子力災害対策本部」発表の「主要事象・対応」 福島第一原発3号機にて、 3月13日 5時10分 15条事象発生(冷却機能喪失) 3月13日13時12分 原子炉への海水注入 3月14日11時01分 水素爆発 の頃の「原子炉の内部」を「定量的」に推測してみました 文字数制限が有るので、ここでは、 3月13日13時12分 原子炉への海水注入 から 3月14日11時01分 水素爆発 までを考察します 計算ミス、仮説ミス等 チェックをお願い致します 「計算結果」 原子炉の崩壊熱を冷却するには  ケース(1)   ポンプ送水量  0.25 m3/min  「100℃水蒸気」として、煙突より、空へ、放出される時 ケース(2)   ポンプ送水量  1.8 m3/min  「100℃の温水」として、海へ、放水される時 実際には、(1)と(2)の間の条件でプラントが運転されていると思われます 燃料管に穴が開いている時、放射能の漏れが問題になります 「100℃水蒸気」は、凝縮し易いので、排気配管にドレーンとして溜まり易いので 頻繁に、抜く必要有りと思います 電源が停止している状態で、「大量の水」や「大量の水蒸気」の中の ヨウ素-131を「回収」する事は、困難そうに思えます 学者や専門家の出番と思います 「参考」 3月13日13時12分 原子炉への海水注入「直前」まで・・の考察は http://okwave.jp/qa/q6622257.html です 「東電のデータ」 福島第一原発3号機 電気出力 78.4 万kW 炉の熱出力 238.1 万kW 燃料棒の本数 548 本 燃料棒の長さ 4.47 m 燃料の総重量 94 t 燃料の種類 二酸化ウラン 「崩壊熱のデータ」 京都大学原子炉実験所 3月13日 の崩壊熱 = 炉の熱出力(238.1 万kW)の0.5% = 1.19 万kW 3月14日 の崩壊熱 = 炉の熱出力(238.1 万kW)の0.45% = 1.07 万kW 1年後の崩壊熱 = 炉の熱出力(238.1 万kW)の0.1% = 0.24 万kW 「計算過程」 原子炉内へ注入された海水は、原子炉内では、 高圧、高温になっていると、想像されますが 圧力抑制プール等を通過して、プラントを「去っていく」時の 「量と状態」が分かれば、冷却熱量を計算できる 前提条件 原子炉へ注入された海水は、燃料の崩壊熱を奪って 「100℃の温水として、海へ、放流される」、又は、及び、 「100℃の蒸気として、煙突より、空へ、放出される」 既に、投稿した「考察」により、原子炉、圧力容器は、 「既に」高温になっていると想像されるので 上記の前提は、さほど、間違っていない・・・と思います 原子炉への海水注入(13時12分)から水素爆発(11時01分)までの 平均的な崩壊熱は (1.19+1.07)/2 万kW = 1.13 万kW ケース(1) 崩壊熱を冷却するために必要な「最小」海水量 消防ポンプにより、海より吸引された「10℃の水」が 「100℃水蒸気」として、煙突より、空へ、放出される・・・とする 100℃ 水の蒸発潜熱 =2500-2.36*100 J/g =2264 J/g =2264000 J/kg 蒸発潜熱を「t」と「kW」で表示すると 2264000 J/kg =2264000/3600 W*時/kg =629 W*時/kg =629 kW*時/t 比熱を「t」と「kW」で表示すると 1 cal/g℃ =1*0.00116W*時/g℃ =0.00116W*時/g℃ =1.16kW*時/t℃ 1時間当たり、「X ton」 の10℃の水が必要   とする 1.13 万kW・時 =「Xton」*1.16kW*時/t℃*(100-10)℃+「Xton」* 629 kW*時/t =「Xton」* 733 kW*時 X = 15 (ton) 消防ポンプの送水量は 0.25 m3/min となる ケース(2) 崩壊熱を冷却するために必要な「最大」海水量 消防ポンプにより、海より吸引された「10℃の水」が 「100℃の水」として、海へ、放水される・・・とする 1時間当たり、「X ton」 の10℃の水が必要   とする 1.13 万kW・時 =「Xton」*1.16kW*時/t℃*(100-10)℃ =「Xton」* 104 kW*時 X = 109 (ton) 消防ポンプの送水量は 1.8 m3/min となる ・ ・ ・