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不眠症対策について

sirousa119の回答

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回答No.1

 まずなぜ朝日(日光)を浴びると不眠にいいのかという点からご説明します。 人間の睡眠は、体内時計に深く関わっていますが、逆に言えば体内時計は、睡眠に深く関わっています。 実は、この人の体内時計は、1日25時間サイクルになっています。 太陽の光の入らない、外部から遮断された部屋で人が生活すると、人の生活サイクルが25時間になることが、実験で証明されています。 地球の1日のサイクルは24時間ですので、1時間長いことになりますね。 人は、みなこの1時間のズレを毎日調整、リセットしながら生活しているのです。 この1時間の調整に、一役買っているのが太陽です。 人の眠気を促すホルモンに、メラトニンというものがあります。 この睡眠ホルモンであるメラトニンは、太陽の光を浴びて約14~15時間後に分泌が開始されます。 しつこいようですが、睡眠を促すホルモンが、太陽の光を浴びて14~15時間後に分泌が開始されるということを理解することが非常に重要です。  そして、太陽光を浴びることによって、睡眠を促すホルモンであるメラトニンの分泌がストップされます。 また、脳の覚醒を促すホルモンであるセロトニンの分泌が活発になります。メラトニンは外が明るい間はほとんど分泌されず、夕方になり暗くなってくると分泌量が増えてきます。 夜、完全に太陽が沈むと、分泌量がさらに増えて、午前2時頃に分泌量がピークに達するという性質を持っています。 ですので、朝7時に起床して太陽を浴びると、その14~15時間後、夜9時~10時頃にはメラトニンの分泌が活発になり、だんだん眠くなってくるということです。 また、太陽の光を浴びるとうつ病にも効果があります。太陽の光を浴びると、脳内物質のセロトニンが分泌されます。 セロトニンは、人に穏やかな感情を与える作用があり、このセロトニンの量の不足がうつ病の原因のひとつであると考えられています。 目を覚まし、心穏やかに過ごすためにも、太陽の光は必要なのです。 体内時計をリセットして、規則正しく生活をしたい方は、できるだけ朝の決まった時間に、太陽の光を浴びることをおすすめします。 そして、日中も可能な限り、外出して太陽の光を浴びることで、メラトニンの生成が正常に行われます。 ご質問の(1)に関しては、朝起きたらまずは部屋中のカーテンを開け、朝の光を部屋の中に取り込むだけでもかなり違いますし、カフェオレでも窓辺で優雅に一服されてはいかがですか。飲み終わったらちょっと体をほぐしついでに、外に出てストレッチや散歩をしたり・・・。無理に太陽光を浴びようと努力するというよりは、朝の日課に自分にとって気分のいいことを取り入れるつもりでなさったほうが、長続きしますよね。 (2)に関してですが、だいたい20分から30分程度ということですが、わざわざ20~30分外でウォーキングしろということではありません。朝窓辺で10分くつろいだら少しぼ~としてても残り10分程度すぐですし、前記(1)のとおりなにか日課で外に出ても10~20分程度すぐです。あまり力まず自然でいいとおもいます。 (3)についてですが、前述のとおりメラトニンの分泌時間に関係しておりますので、朝日をあびることは体内時計を整える意味があります。もちろん昼の明るい時間帯に外に出たり、太陽光を浴びることも無意味どころか、非常に体にとって自然でホルモンの分泌にとってもよいことみたいです。 (4)に関してですが、紫外線を浴びることが重要ではありませんし、日焼け止めクリームによる効果の減少などはありません。ある一定以上の明るさがあればホルモンは分泌されるという実験データもあるくらいですから、極論をいえば太陽じゃなくても明るければいいという話なんですが、それでは人間らしくないですよね。 以上ですが、あまり太陽光を浴びなければという意識でいるよりは、自然体でいいとおもいます。明るくて外が気持ちよさそうだから外出する。夜になったらあまり部屋の中を明るくしすぎない。そんなあたりまえのことが体にとってはいいことなんです。 不眠が治り、気持ちも明るくなった。そんな日が一日でも早く訪れるといいですね。

POKEKE
質問者

お礼

回答どうもありがとうございます! 丁寧で非常にわかりやすかったです。 朝日に関する疑問が全て解決しました。 ベストアンサーにさせて頂きます。 詳しく解説して頂き、本当にどうもありがとうございました。

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