• 締切済み

所内変圧器はどうなった

福島原子力発電所がここまで制御不能となったのは 所内用の電力がすべて喪失したことだと思います。 そもそも、他の系統(受電系)から所内変圧器を経て所要電力をまかなうことが なぜできなかったのでしょうか。 原発は本来、先の電力により原子炉の起動を行い、一定出力時に 自己の電力を所内変圧器に供給する仕組みになっているはずです。 それとも所内の開閉器も機能しなくなり、この事態になったのでしょうか。 送受電系統がわからないのでよろしくお願いいたします。

みんなの回答

  • ytrewq
  • ベストアンサー率28% (103/357)
回答No.4

通常、送電線が問題なければ、発電機停止中の所内電源は送電線からもらいます。 発電時と逆の流れです。 これは火力でも水力でも同じです。 火力発電所の場合は運転中に送電線がトリップし、系統から分離されたら、所内負荷をもって単独運転して電源を確保します。 原子力発電所の場合は、詳しくは承知していませんが、送電線トリップで、原子炉の制御棒を入れて緊急停止しても、すぐに蒸気発生が止まるわけではないので、ある程度の時間は系統から切り離された形で発電機が単独運転できるとおもいます。

  • ytrewq
  • ベストアンサー率28% (103/357)
回答No.3

地震で送電線に被害があり、受電できなくなったようです。 一部の原子力発電所では、超高圧の送電用送電線のほかに所内電源バックアップ用送電線を引き込んでいるところもありますが、福島第一は他社の供給区域内にあるため、そのような送電線がなかったようです。 事故後に東北電力の送電線から引き込んで所内電源を確保しています。

shibamint
質問者

補足

No1~No3の回答者様ありがとうございます。 言葉を選んで質問していますがもう少し詳しく表現します。 発電所ですから送電線があります。 通常運転では自前の発電機で発電した電力の1部を所内電力として使用します。 およそ4~5%だったと思います。 起動時もしくはトリップした場合は自前の電力は喪失しますから 外部電源として(どこからからか引き込んだ系統で)受電するはずです。 この受電は所内変圧器からパワーセンター、コントロールセンターを 経て各機器に供給します。 もちろん、この系統も喪失の場合はDGで所要電力を供給すると認識しています。 今日、Googleで確認したらどうも送電系しかないような気がします。 受電系の鉄塔が確認できませんでした。 勝手な解釈ですが送電線を受電系として兼用していたのかと思いました。 東電管轄外地域での発電所うんぬんですが関電の高浜や大飯、美浜は 福井県で本来は北陸電力ですがその地域の電力は関電がまかなっています。 質問の補足としては この受電が行われなかった(喪失した)のはなぜかです。 ytrewqさんのいうことが事実ならば今回の事故の本質原因は 原発そのものはなく送配電システムの欠陥といえると思えるのです。 もちろん、今回の事故を教訓に原発システムは改善すべき 事項は多くあると思います。 同一場所に複数の発電所を作ると共通設備になることがあるのですが 自己完結型にしないといけませんね。

  • kamonao
  • ベストアンサー率0% (0/2)
回答No.2

肝心の災害時稼働するバックUP、ジェネレーターが動かなかっただけで、もし稼働してたら、ポンプも動きこの様な騒ぎにならなかったんだと思いますが!!

  • RTO
  • ベストアンサー率21% (1650/7788)
回答No.1

震度が大きすぎたので制御棒が挿入されて自動停止しましたので発電できません 残った蒸気で発電すればなんて考えたのがチェルノブイリ事故の発端です。 被害が大きすぎたので 制御棒を抜いて再起動するどころではありません 外部電源の送電鉄塔が倒れ、ディーゼル発電機が水没して燃料庫も流されては 非常用の発電もしようがありません

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