ダブルクリックの認識時間の変更、または無効の仕方

質問

Visual C++で、マウス左のダブルクリックの認識時間の変更の仕方がわかりません。

GetDoubleClickTime()関数でダブルクリックの認識時間の取得はできるということはわかり、あるHPにSetDoubleClickTime(int time)で間隔を設定可能と書いてありましたが、それをプログラムに書いても

「'SetDoubleClickTime': 識別子が見つかりませんでした」とエラーになってしまいます。

ダブルクリックの認識時間の変更方法、またはダブルクリックを認識させないようにする方法がわかる方がいましたがご教授ください。

ようするに私がやりたいことは、ダブルクリックを認識させない、または認識時間を最短にしたいのです。

よろしくお願いします。

回答No.4

noname#144013 · ベストアンサー

こんにちは。

作成するアプリケーションで単に、
　　『マウスのダブルクリック動作を無効化したい』
というのであれば、#3の方が言われているように、
ウィンドウのメッセージ処理内で、
　　『マウスのダブルクリック時のメッセージに対して何もしない』
というようにされては如何でしょうか？

WindowsCEに関しては判りませんが、Windowsの標準的なアプリ
ケーションでは、ＯＳからアプリケーションに対して、
　　「マウスボタンがクリックされた」とか、
　　「キーボードのキーが押された」とか
などの様々なメッセージが送られています。

アプリケーションでは、それらのメッセージに対して各種処理を
行っていますが、どんな処理を行うかは、アプリケーション側で
決めることが出来ます。

ですので今回の処理も、
　　マウスの左ボタンのダブルクリック時のメッセージ
を捕らえて、その処理を、
　　デフォルト（標準）処理
から、
　　何もしない処理
に変更することで可能だと思われます。

VC++の環境ですと、
　　『マウスの左ボタンのダブルクリック時のメッセージ』
というのは、以下のように定義されていると思います。
　　WM_LBUTTONDBLCLK　　　…　クライアント領域でのクリック時
　　WM_NCLBUTTONDBLCLK　…　非クライアント領域でのクリック時
注）WindowsCEでも同様かどうかは判りません。

以下は、メッセージ処理を変更する場合の一例です。
※ウィンドウプロシージャ内で、上記のメッセージに対して何も処理
　しないようにしています。
※MFCの場合でも同様な処理は可能だと思います。

■ウィンドウプロシージャの記述例
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
LRESULT CALLBACK WndProc(HWND hWnd, UINT uMsg,
　　　　WPARAM wParam, LPARAM lParam)
{
　　//ウィンドウメッセージ処理
　　switch( uMsg )
　　{
　　//クライアント領域でのマウスの左ボタンダブルクリック時
　　case WM_LBUTTONDBLCLK:
　　　　//----------------------------------------------
　　　　//WM_LBUTTONDBLCLK
　　　　//fwKeys = wParam;　　//キーフラグ
　　　　//xPos = LOWORD(lParam);　//カーソルのX座標
　　　　//yPos = HIWORD(lParam);　//カーソルのY座標
　　　　//----------------------------------------------
　　　　//※【ここに何も書かないと何も行わない】
　　　　break;

　　//非クライアント領域でのマウスの左ボタンダブルクリック時
　　case WM_NCLBUTTONDBLCLK:
　　　　//----------------------------------------------
　　　　//WM_NCLBUTTONDBLCLK
　　　　//nHittest = (INT)wParam;　　//クリック領域
　　　　//pts = MAKEPOINTS(lParam);　//カーソル位置
　　　　//----------------------------------------------
　　　　{
　　　　　　//クリック場所のチェック
　　　　　　INT nHittest = (INT)wParam;
　　　　　　if(nHittest == HTCAPTION){
　　　　　　　　//タイトルバーでのダブルクリック時
　　　　　　　　//※【ここに何も書かないと何も行わない】
　　　　　　}
　　　　　　else{
　　　　　　　　//タイトルバー以外(メニューバー等)でのダブルクリック時
　　　　　　　　//※【ここに何も書かないと何も行わない】
　　　　　　}
　　　　}
　　　　break;
　　　　：
　　　　：～その他のメッセージ処理～
　　　　：
　　//ウィンドウ破棄のメッセージ処理
　　case WM_DESTROY:
　　　　PostQuitMessage(0);
　　　　break;

　　//デフォルトのメッセージ処理
　　default:
　　　　return (DefWindowProc(hWnd, uMsg, wParam, lParam));
　　}

　　return 0;
}
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

以上です。

お礼

解決しました！

WM_LBUTTONDBLCLKが渡ってきた場合に、それをWM_LBUTTONDOWNに置き換えることで実現できました!!

みなさんの意見全て参考になりましたが、一番参考になったFarEyesさんをベストアンサーにさせていただきます。

回答No.3

m-take0220

Web上でWindowsCEでのサポートがわかる資料が見つけられなかったので、MSDN Library 2001年10月リリースで調べてみました。

GetDoubleClickTimeはWindowsCEでサポートされていますが、SetDoubleClickTimeはないようです。
考えられる方法としては、レジストリを変更してシステムに変更通知を行う、とかですが、CEの開発環境がないので、具体的なアドバイスは難しいです。

そのアプリだけでいいのであれば、各ウィンドウでダブルクリックのメッセージを無視してしまえばいいように思いますが。

回答No.2

m-take0220

Visual Studio 2005 SP1をWindows7 x64で動かして、MFCアプリケーションのプロジェクトで試してみましたが、SetDoubleClickTimeはコンパイル・動作ともにOKでした。

補足

私のPCの下記ファイルに、GetDoubleClickTimeは宣言してありましたが、SetDoubleClickTimeは宣言されていませんでした。
それが原因なのでしょうか。。。
ちなみにこのアプリは、WindowsCEで動作するようなアプリです。

c:\program files\windows ce tools\wce600\imx233_mix_sdk\include\armv4i\winuser.h

回答No.1

m-take0220

APIとしては存在するようですが。

SetDoubleClickTime
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/cc411070.aspx

ただ、システム全体の設定を変更してしまうようですが。

補足

APIとしては存在してるようですね。。。
私のPC等の環境の問題なのでしょうか。

ちなみに環境は
Windows XP Professional SP 3
Visual Studio 2005 SP1 (C++)

なんですが。