• 締切済み

チオ硫酸ナトリウムと硫酸の反応で発生するガスの濃度

よろしくお願いします。或る法例に定められた試験項目で、亜硫酸ガス中の耐環境試験があるのですが、そのガス濃度を予想したいと考えています。 ~5Lの試験器の中に濃度40g/Lのチオ硫酸ナトリウム水溶液を500mL入れ、硫酸を体積比で硫酸1対蒸留水35の割合に溶かした溶液156mLを1000mLの水に溶かした溶液を10mL加えて発生させる亜硫酸ガス中に、~ (L=リットル) この文面に混乱しております。一体、当該試験器の中は如何ほどの濃度の亜硫酸ガスになるのでしょう?

  • TTak
  • お礼率91% (41/45)
  • 化学
  • 回答数3
  • ありがとう数5

みんなの回答

  • HIMADESU
  • ベストアンサー率39% (17/43)
回答No.3

 今日、辞典(化学大辞典)を見たところ、下記のような記述がありました。  チオ硫酸ナトリウム:酸の作用で亜硫酸ガスと硫黄に分解する。  反応式は書いていなかったのですが、この記述によれば、TTakさんが書かれた反応式は、正しいようです。ただ酸の作用が、触媒的なのか、量論的なのかは判りません。たぶん前者ではないかと思います。

TTak
質問者

お礼

HIMADESUさん、度々ありがとうございました。 > チオ硫酸ナトリウム:酸の作用で亜硫酸ガスと硫黄に分解する。 これは重要な収穫でした。 あとは、下記の投稿を元に、あとはなんとか(近似的)にでもやっていけそうです。ありがとうございました。

  • HIMADESU
  • ベストアンサー率39% (17/43)
回答No.2

 与えられた反応式で見ると、硫酸が過剰でないと、チオ硫酸ナトリウムは分解しきらないことになります。与えられた数字から計算すると、チオ硫酸ナトリウムは、硫酸の180倍モル位あるため、どうも反応式は違うようです。多分、硫酸は触媒的に作用するものと思われます。会社に辞典をおいてあるので、明日調べておきます。  さて硫酸が触媒とし、チオ硫酸ナトリウム(分子量=158)が全量分解したとすると、生成ガス量は   40g/L*0.5L/158=126.6mol   126.6*22.4L/mol=2.84L  となります。濃度は?との事ですが、試験器の構造がわからないので、ちょっと戸惑っています。閉鎖系であるとすれば、その分圧力が上がるので、  2.84L/{(5L-0.51L)+2.84}*100=38.4%  になります。大分濃いですね。チオ硫酸ナトリウムは、20mg/Lの間違いではありませんか?この濃度の亜硫酸ガスは、相当危険です。  あと気になったのは、チオ硫酸ナトリウムが5水和物になっていることです。濃度40g/Lの中には、結晶水は入っていませんよね?通常、40g/Lと言えば、無水和物ベースです。

TTak
質問者

お礼

HIMADESUさんありがとうございます。 申し訳ありません、個々の化学式を拾って、数合わせで反応式を書いていました。一応、化学系の新入社員に見てもらったのですが、やはり反応式違っていましたか・・・。試験は試験器内温度45℃で行われるということが判りました。 > 硫酸は触媒的に作用するものと思われます。 なるほど、そう言う働きもあるのですね。 > あと気になったのは、チオ硫酸ナトリウムが5水和物になっていることです。 すみません、これも化学式を調べて拾ってきたものをそのまま載せていました。 > 閉鎖系であるとすれば、その分圧力が上がるので、 試験器は閉鎖系でなく小さな排気口があります。よって圧は上がらず、ガスの発生が止まるまで自然に容器内に拡散すると思われます。 > この濃度の亜硫酸ガスは、相当危険です。 この法例はかなり過酷な耐環境試験を課しているので、高い数値結果になることはあるかもしれません。 > 会社に辞典をおいてあるので、明日調べておきます。 恐縮です。ここまで丁寧にご教授頂けるとは思いませんでした。当方でも引き続き調査すると共に、お言葉に甘させて頂きます。

  • HIMADESU
  • ベストアンサー率39% (17/43)
回答No.1

 チオ硫酸ナトリウムと硫酸の反応式が判らないので、ガス量は計算できませんが、文面は以下のことを意味しています。多分、混乱している原因は、硫酸の方でしょう。この文面の硫酸の量は、 (1)硫酸1と蒸留水35を混ぜて、希硫酸を作る。  (蒸留水の中に硫酸を入れる。逆は突沸するので駄目) (2)この希硫酸156mLを更に水に溶かして、1Lとする。 (3)1Lにした希硫酸をチオ硫酸ナトリウムに10mL加える。  ということです。よろしいでしょうか?

TTak
質問者

補足

HIMADESUさんありがとうございます。 > (1)硫酸1と蒸留水35を混ぜて、希硫酸を作る。 > 蒸留水の中に硫酸を入れる。逆は突沸するので駄目 については、参考になりました。 また、当該反応式は以下のようになると思われます。 #間違っている場合はご指摘ください。 Na2S2O3・(5H2O) + H2SO4 → Na2SO4 + SO2↑ + S + 6H2O 引き続きよろしくお願いします。

関連するQ&A

  • チオ硫酸ナトリウム溶液のファクター

    実験を行う際、溶液の濃度のファクター(例えばチオ硫酸ナトリウム溶液)を求めてから計算しますが、このように試薬ボトルに表示された濃度と実際、滴定等からわかった濃度が異なってしまうのはなぜなのでしょうか? 題や例えばのところでチオ硫酸ナトリウムを出していますが、チオ硫酸ナトリウム溶液でこのようなことが起こる理由がよくわかりません。 知っている方がいたら、ぜひ教えて下さい。

  • チオ硫酸ナトリウム溶液のファクターの求め方

    この前、学校の実習でさらし粉溶液と0.1mol/lチオ硫酸ナトリウム標準液を利用したさらし粉の有効塩素の定量を行いました。 実習後、計算を行うのですが、0.1mol/lチオ硫酸ナトリウム溶液のファクターの求め方と有効塩素の量の求め方が分かりません。 数値はこちらです。 チオ硫酸ナトリウム式量:158.11 チオ硫酸ナトリウム採取量:3.9393g Cl式量:35.453 さらし粉採取量:1.04g 滴加量平均:19.92ml 有効塩素の量[%]=さらし粉溶液250ml中のClの量/さらし粉採取量×100と書いてありました。 さらし粉溶液250ml中のClの量は、 1.04×滴加量平均×(チオ硫酸ナトリウムf)×250/25 で求めるとも書いてありました。 個人的には、チオ硫酸ナトリウムのファクターの求め方が分からないので、有効塩素の量も求められないという状態に陥っています。。。 計算が苦手なので、できればめちゃめちゃわかりやすく書いてもらえると助かります。 よろしくお願いします。

  • 大至急!!できれば本日以内にお願いします。ヨウ素液とチオ硫酸ナトリウム

    大至急!!できれば本日以内にお願いします。ヨウ素液とチオ硫酸ナトリウム、および、ヨウ化カリウムを含むオキシドールとチオ硫酸ナトリウムの酸化還元滴定についてです。 1.1/60mol/l のヨウ素液30ml に対して濃度不明のチオ硫酸ナトリウムを酸化還元滴定した。 実験では10mlの滴下で滴定が終了した。このときのチオ硫酸ナトリウムの濃度を求めなさい。 2.ヨウ化カリウムを5.82gはかり取り、純水を70.0ml(35ml×2回)加えた。10.0mlのオキシドール(市販)を10倍希釈したものから正確に10.0ml取り、コニカルビーカーに移して100μlの濃硫酸を加えた。この二つの溶液をよく混合し上記1.で濃度を決定したチオ硫酸ナトリウムを用いて滴定した。 実験では15mlで滴定が終了した。このときの、オキシドールに含まれる過酸化水素の濃度をもとめなさい。 この二つです。かなり早めにお願いします。 計算過程は乗せてください。 滴下量は実際の実験の値とは違うので、(特に2は)濃度がおかしな値になることがあるかも知れません・・・ ですので値よりも計算過程を求めてます。どうか、よろしくお願いします。

  • チオ硫酸ナトリウムについて

    チオ硫酸ナトリウム水溶液に青銅を加えるとどうなりますか?おしえてください

  • チオ硫酸ナトリウムの規定度とモル濃度

    今、手元に「N/50チオ硫酸ナトリウム溶液」という試薬があるのですが、これは1/50規定つまり0.02Nですよね? チオ硫酸ナトリウムはNa2S2O3なので、この試薬のモル濃度は0.01mol/Lだと思うのですが、間違っていますか? なんか、すごく初歩的なことを質問して恥ずかしいのですが、よろしくお願いします。

  • ある濃度の要素溶液の10mlが0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム(Na

    ある濃度の要素溶液の10mlが0.1mol/Lチオ硫酸ナトリウム(Na2S2O3)溶液の20mlと当量であって、かつ、ある濃度の亜ヒ酸ナトリウム(NaAsO2)溶液の80mlと当量である。この亜ヒ酸ナトリウム溶液のモル濃度(mol/L)を求めよ。という問題に関して質問です。 解説には、I2(1mol)=Na2S2O3(2mol)というところはわかるのですが、 亜ヒ酸ナトリウムのモル濃度をx(mol/L)とすると、 x*80=0.1*10の意味がわかりません。 これって単位が合わないので計算がかわるのではないのですか? これは何を意味しているのでしょう?

  • チオ硫酸ナトリウムの標定について

    チオ硫酸ナトリウムの標定をヨウ素還元反応を用いて行ったのですが いくつかの疑問ができたので、教えて頂きたいです。 (1)まずヨウ素酸カリウムにヨウ化カリウムと希硫酸を加えたのですが、この時酸化還元反応が起こり、ヨウ素が発生したと考えています。 そのため溶液は褐色になりました。ですがヨウ化カリウムを加えた時点で 溶液は淡黄色を示しました。これもヨウ素によるものだと考えたのですが、 この酸化還元反応は硫酸酸性化でしか起こらないのではないんでしょうか? (2)その後発生したヨウ素をデンプンを指示液としてチオ硫酸ナトリウムで滴定を行ったのですが、 そもそも最初から直接ヨウ素とチオ硫酸ナトリウムの二つを用いて滴定することは不可能なのでしょうか? (3)同様の操作を最初のヨウ素酸カリウムを用いず(代わりに蒸留水)に空試験を行った のですが、この時もデンプンを加えると淡青色を示しました。 ヨウ素酸カリウム無しでヨウ素が発生する事などありえるのでしょうか? 疑問が多く申し訳ないのですが、調べても見つからなかったので回答が頂ければ幸いです。

  • 過炭酸ナトリウム 有効酸素濃度の測定

    酸素系漂白剤を用いた洗濯の染色堅牢度試験をする前段階として、使用する過炭酸ナトリウムの有効酸素濃度が12%あるかを測定する実験をしました。 本試験では過炭酸ナトリウム、ヨウ化カリウム、硫酸、水を混ぜたものにチオ硫酸ナトリウム溶液を滴下し、チオ硫酸ナトリウムの使用量を測りました。 空試験では、ヨウ化カリウム、硫酸、水を混ぜたものにチオ硫酸ナトリウム溶液を滴下し、チオ硫酸ナトリウムの使用量を測りました。 なんでチオ硫酸ナトリウムを加えていくんですか? また、チオ硫酸ナトリウムを加えていくと溶液が黄色くなったのですが、そのあとにデンプンを加えると青色に変化しました。そこからまたチオ硫酸ナトリウムを加えると、最後に透明に変わりました。何が起きてこうなったんですか? 本試験で使用したチオ硫酸ナトリウムが多いほど、有効酸素濃度が高くなったんですが、なぜですか? 正直やりながら何の実験がわからなかったです。回答よろしくお願いします。

  • チオ硫酸ナトリウムの保存

    大学の実験で、チオ硫酸ナトリウム13gを純粋250mlで融解しN/5-チオ硫酸ナトリウム標準液を作りヨウ素滴定をしました。この時作ったチオ硫酸ナトリウム標準液を常温で長期保存したとき、何か変化は起きるのでしょうか?教えてくれませんか?

  • チオ硫酸ナトリウム標準液の調整法について

    チオ硫酸ナトリウム標準液の調整と標定を行いました。 チオ硫酸Na五水和物25gおよび無炭酸Na0.2gに、新たに沸騰して冷却した水(蒸留水?)を加えて溶かし、1000mLとし、24時間放置して、チオ硫酸ナトリウム標準液を調整したのですが、ここでなぜわざわざ沸騰して冷却した水を使うのでしょうか? 自分が考えたのは水道水のままだとカルキがチオ硫酸Naと反応するためなのではないかと思ったのですがよくわかりません、どなたか教えてくれませんか?