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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:時制の使用に詳しい書籍をご紹介願います。)

時制に詳しい書籍をご紹介願います

fwkk8769の回答

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  • fwkk8769
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回答No.2

英文に接していると、確かに高校レベルの文法書が説明する現在時制では説明しきれないものが意外と多く出てきます。その点でzatousanさんのお気持ちはよくわかります。 確かに、細江逸記 (著)『動詞時制の研究』 (新訂版の初版は1948年) は手にとっと読む価値があるものと思います。ただ、今の私たちには言葉遣いがややなじみのないものとなっている部分がないわけではないので、より現代的記述で読みやすくコンパクトにまとまったものとしては安藤貞雄『現代英文法講義』(開拓社、2005年)の第5章が現在時制を扱っておりお勧めです。「時制についてだけ…語った書籍」ではありませんが、現代の英語研究成果の上に立って平易に、しかも総合的に解説して見せてくれます。記述は明らかに細江氏を意識していますが、さらに考察が深まっており、その分実例も多く、日ごろの疑問を一つ一つ解いてくれる良書です。 細江逸記 (著)『動詞時制の研究』について一言。 現在時制を日本語で説明したものとして確かに歴史的名著だと思います。第2章で現在時制を(a)~(f)の6つに分類して見せます。私は、そのうちの(a)”True Present”が真骨頂の解説だと大昔に痛く感動したのを覚えています。「話者が発言の際、その瞬間真の事柄」を表す用法と彼が説明するものです。また、第2章の最後第8節「”Present Tense”総覧、その真職能」で、図解をして見せて、”True Present”の語形を「断定的に」と断りながらも「『直感直叙』の語形と名づけ、次のように説明します。 「われわれが『こうだ』とか『こうでない』とか感ずる事柄を、その感ずるがままに言い表す用をなすもので、それは思想のいわゆる『直接表象』の道具である。ゆえんにその描出表現する事柄が時間のどのような区分内にあるものであろうとも、それは問題とならない。」 この本は昭和6年(1931年)の氏の講演を基にまとめたものと言うことです。我々日本人の大先輩の研究者がこんな時代にこのように考察していたことに感動すら覚えます。氏の生の言葉が真に迫ってくる気がする名著です。ちょっとした図書館ならあるのではないでしょうか?先ほど検索してみましたらamazonでも古本なら手に入るようです。安藤氏の本などを通していろいろ考察された後に読んでみるといいかもしれません。

zatousan
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 常日頃から、多数の辞書や書籍にお詳しい回答者さまのご回答、ご質問(難しすぎて僕には回答不可能)を拝見しています。 その、回答者様でも、やっぱり時制だけの本というのはご存知ありませんか。 ちょっと驚きでした。 本屋には英語学習本は山ほどありますが、意外と基礎的なものばかりですよね。 >より現代的記述で読みやすくコンパクトにまとまったものとしては安藤貞雄『現代英文法講義』(開拓社、2005年)の第5章が現在時制を扱っておりお勧めです。 「安藤貞雄」というと高校生用の参考書で昔になんどか見かけた著者名です。 基礎的な参考書以外でも、詳しい文法書の著作をしていたのですね!?  ちょっと意外でした。 ネットで、書評などを検索後、購入を検討してみます。 貴重な情報をありがとうございました。 >細江逸記 (著)『動詞時制の研究』について一言。 >現在時制を日本語で説明したものとして確かに歴史的名著だと思います。 ここも、やはり、やたらと書籍にお詳しい回答者様をもってして『歴史的名著』と言わしめるだけの名著なのですね!  >先ほど検索してみましたらamazonでも古本なら手に入るようです。 え? 僕が検索した時は、、、あ、 なるほど! 「時制の研究」じゃなくて、『動詞時制の研究』が書名だったのですね! 確かに正しい書名にして検索しなおしたらありました! これは大発見!!! ありがとうございます!  おそらく、同年代くらいの「英文法シリーズ」もけっこう古臭い言い回しで読みにくいのですが、全3千数百ページだけあって相当くわしいので重宝しています。 それでも、総合的文法書なので、時制に費やすページは限られており、『動詞時制の研究』の研究の方が絶対に詳しい筈ですから、是非読みたいです。 本当に、貴重な情報をありがとうございます。

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