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カルボキシル基とヒドロキシル基

おそらく初歩的な質問だと思うんですが、分からないので一緒に考えていただけるとうれしいです。 4-hydroxybenzoic acidのヒドロキシル基のほうだけに長鎖((Br)-C6H13)をつける実験を行っています。 現在はDMF、KOH、KI(少量)を加え、オイルバスで80度で回してるのですが、収率があまりよくありません。また、他の論文を見ていると、何故カルボキシル基と反応しないのか、多少するとしても何故反応がヒドロキシル基のみに偏るのかと不思議に思いました。 カルボキシル基のみ、ヒドロキシル基のみ、そして両方に、アルキル基をつけるには、熱や溶媒など、何か工夫したほうがいいことはあるのでしょうか?

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noname#160321
noname#160321
回答No.1

>カルボキシル基のみ、ヒドロキシル基のみ、そして両方に、アルキル基をつける 1.カルボキシル基のみにアルキル基を導入する場合、ヒドロキシル基は「保護」します。 カルボキシル基がアルキル化された、つまりはエステルができた後で保護基をはずします。 フェノールOHの保護については詳しくないので教科書を読んで下さい。 2.ヒドロキシル基のみにアルキル基を入れる場合もカルボキシル基を塩酸/メタノールなどで保護し(この場合メチルエステルになる)、次いできつい条件でヒドロキシル基をアルキル化してエーテルを作ったのち、酸で処理してメタノールを外しカルボキシル基を再生します。 3.両方に入れるときは強力な塩基でジカチオンを作ってからビスアルキル化するのが常道だと思います。

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