• ベストアンサー

カラマーゾフ、ファウストのあとにオススメの本は?

わたしは読解力がなくて、読書に時間が凄くかかり、かなり苦手なのですが 『カラマーゾフの兄弟』を読み、“イワンの右肩が下がっている”のはなぜ?と思いゲーテの『ファウスト』を読み終わりました。 想像力の乏しい私には『ファウスト』第2部を読んでかなり難しく感じましたが、ここに登場するギリシア神話にもちょっと興味を持ちました。 つぎに何を読むといいのでしょう?皆さんがオススメする本を教えていただきたいです。 *古典文学はカラマーゾフが初めてで、読みきるのに1年以上かかりました。  ファウストは3ヶ月くらいです。  かなり読解力がないので、読みやすい本を教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • spring135
  • ベストアンサー率44% (1487/3332)
回答No.1

カラマーゾフやファウストをとにかく読み切るということは大変執着力のある、立派なことだと思います。 ロシア、ドイツとくれば次はイギリス、フランス、アメリカに目を向けるのが一つの方向だと思います。 ロシア、ドイツをさらに深めたいというのも十分意味のあることだと思います。 イギリスではエミリーブロンテの「嵐が丘」はいかがですか。私の友人に言わせると小説中の小説!ということで、大変強い印象を残し舞うs。 フランスはスタンダールの「赤と黒」、フローベルの「ボバリー夫人」、バルザックの「谷間のユリ」などが古典です。 アメリカはメルビルの「白鯨」がダイナミックで楽しめます。ヘミングウェイはどれも2流でがっかりします。スリラーでトマス・ハリスの「羊たちの沈黙」は名作です。 ドイツではトーマス・マンの「ブッデンブローク」、「魔の山」、ヘルマン・ヘッセの「ガラス玉演技」などが良いと思います。2人ともノーベル文学賞をもらっています。 ロシアではトルストイの「戦争と平和」を勧めます。ある意味でカラマーゾフとついになる、文学史上屈指の名作です。 まだまだたくさん、よい本がありますので、ぜひ読んでみてください。岩波文庫がよいでしょう。

garororo
質問者

お礼

返事が大変遅くなり申し訳ありません。 フランス文学は全然知りませんでした。 「嵐ヶ丘」はぜひ読んでみたいです。「戦争と平和」も読んでおいたほうが良さそうですね。 ハンニバルシリーズは映画が好きなので原作も興味があります。 たくさん教えていただき、今後の読書がたのしみです。ありがとうございました。 先に答えて下さったのベストアンサーにさせていただきます。

その他の回答 (1)

noname#125540
noname#125540
回答No.2

カラ兄を読了できればたいしたものですよ。私はファウストをまだ読んだことがありません。 ドストエフスキーの『白夜』(角川文庫)を試してみては? カラ兄の後ならとっても楽なはず。 でもドスト先生らしさがあります。 岩波文庫だったら『スペードの女王』とか『オネーギン』とか短い話です。でも古典的名作。 新潮文庫だったか?トルストイの『クロイツェルソナタ/悪魔』とか(短編集) メリメの『カルメン』なんかも短いです。 『椿姫』なんかもそんなに長くないかな。 『マロン・レスコー』も短いんですが、私はあまり読めなかったような。 ラディゲの『肉体の悪魔』早熟な観察眼。 なんだか短いものばかりお勧めしているようですが・・・・・ もし長編が良ければドストエフスキーでもトルストイでもあります。 『嵐が丘』読めなかったんですが、その姉妹が書いた『ジェイン・エア』は読みました。 孤児院つながりで、ぐっと気楽(だけど風刺がある)で『あしながおじさん』とか。 名作路線の海外文学なら、岩波文庫、新潮文庫、角川文庫が良いかも。 ギリシャ神話の良い本は知らないんですが、星座の話なんかもいいかもしれません、ギリシャ神話とつながってますので。ペルセウス、アンドロメダ、くじら、ペガサス、ゴルゴン・・・・。

garororo
質問者

お礼

返事が大変遅くなり申し訳ありません。 オネーギン、椿姫、ジェイン・エア、興味深いです。短編をたくさん教えていただきありがとうございます。短編をたくさん読んでみて好きな作家を見つけたいと思います。 どうもありがとうございました!!

関連するQ&A

  • カラマーゾフの兄弟、イワン大審問官。ファウスト?8世紀?

    いまカラマーゾフの兄弟光文社の2巻を読んでるところですが、 よくわからない疑問が、二つあります。 1●16世紀のスペインを舞台にした大審問官で、 キリスト再臨?に直面した、大審問官が、 キリスト?に 「我々はおまえ(キリスト)とでなく、あれ とともにいる」 「あれ(悪魔)からちょうど受取って8世紀になる」告白 これは悪魔との取引を示しているようですが、 つまり8世紀の何かの歴史事件を示唆してるんでしょうか? また、この16世紀スペインの救世主再臨も、どこかで ノストラダムスの漫画、MMRかなんかで 聞いた事あるようなネタですが、確かなルーツあるのでしょうか。 800年、歴史年表をチラ見したら、カール大帝くらいしか出てきませんでした。 2●『ファウスト』の暗示とは? イワンの大審問官の後、兄弟が別れるシーンで。 イワンの後姿が、 「右肩の下がり、体の揺れ…」が妙だと、弟アリョーシャが気づく。 これは、『ファウスト』のある場面を暗示していると解説にあったのですが。 解説は示唆するだけで、種明かししてくれませんでした。 ただでさえ、1000ページ以上、カラ兄で大変なのに、 いまさら、『ファウスト』まで読む時間が確保できません。 誰か、古典・歴史などに詳しい方、教えてください。気になって仕方がないです。

  • ゲーテ『ファウスト』のおすすめ

    ゲーテの『ファウスト』を読みたいのですが、 おすすめ、という出版社・翻訳者がありましたら教えてください。 シドニィ・シェルダン、推理物や、映画化した作品はよく読みますが、 古典文学ははじめてのジャンルなので悩んでいます。 どうぞ、よろしくお願いいたします。

  • ドストエフスキイ、「カラマーゾフの兄弟」について

    先日、ドストエフスキイの「カラマーゾフの兄弟」をやっと読み終えました。 いろいろなところでおすすめされていたので読んでみましたが、上巻が進まず、下まで終えるのに三ヶ月位かかってしまい、しかも実は全然内容も覚えていません。登場人物が多くてごっちゃになり、言いたいこともよくわからずじまいでした。 ラストの感じが「新世紀エバンゲリオン」というアニメの人類補完に似ているな、と思っただけです。罪を犯しても神に償い、またみんなで歩めばいいというような。 ・この本のすばらしさ・面白さはどこにあるのでしょうか。どういう話で、何がいいたいのでしょうか。 ・ドスト~は「未来の予言者」と言われていますが破滅的な人類の未来を予言している、ということですか? ・現在21歳、月に最低3冊は主に純文学の小説(桐野夏生・三島由紀夫・遠藤周作など)を読書するようにしていますが、私は基礎読解力が身についていないのでしょうか?カラマーゾフのように、読後に内容を忘れることはまれですが、上下巻のものだと曖昧になったりします。四巻以上の作品は読んだことがありません。 めげずに、他のドストエフスキイの「賭博者」「地下室の手記」「死の家の記録」を読んでみましたが、どれも読みやすかったです。ロシア人的性格を浮き彫りにした、興味深い作品でした。 「罪と罰」などを読む前に、先輩たちの意見を参考にさせてください。 読書力がつくような、読み応えのある作品もありましたら教えて頂けますか。(海外・日本どちらでもいいです)

  • オススメの本を教えてください

    今までの自分の読書は興味のある分野や実用書などがほとんどでした。 学生時代も古典や日本文学をあまり読んできませんでした。 人生でこれだけは読んでおいた方がよい!という本を教えてください。 また、専門分野ではなく、幅広くオススメ本が紹介されているサイトなど ありましたらおしえてください。 よろしくお願いいたします!

  • ギリシャ神話 ナルキッソスの本

    ギリシャ神話で出てくる「ナルキッソス」という人物を調べています。 この人に関する本を知っている方は是非教えていただけないでしょうか? 資料本よりも小説のようになっている本だと嬉しいです。 (読書感想画で使う予定なので)

  • オススメの海外文学は?

    僕は大学3年生の♂です。 大学1年生の時にドストエフスキーの作品を読んで以来海外文学にはまっています。 そこで皆さんにお聞きしたいのですが、皆さんは何かオススメの海外文学はありますか(英米文学以外で)? 最近の小説等ではなく、古典的な作品などで教えて頂けたら嬉しいです。因みに僕はロシア文学とフランス文学が好きです。 以下に僕が今まで読んだ海外文学の本を挙げます。 ドストエフスキー「罪と罰」「カラマーゾフの兄弟」「白痴」「悪霊」「地下室の手記」「死の家の記録」「賭博者」「貧しき人々」 トルストイ「アンナ・カレーニナ」「戦争と平和」「復活」「光あるうち光の中を歩め」 ツルゲーネフ「はつ恋」「父と子」 プーシキン「スペードの女王」「ペールギン物語」 ゴーゴリ「外套」「鼻」 ユゴー「レ・ミゼラブル」 アレクサンドル・デュマ「モンテ・クリスト伯」 デュマ・フィス「椿姫」 バルザック「ゴリオ爺さん」 スタンダール「赤と黒」 フローベール「ボヴァリー夫人」 ジッド「狭き門」 カミュ「ペスト」「異邦人」 トーマス・マン「魔の山」 ゲーテ「ファウスト」「若きウェルテルの悩み」 ヘッセ「車輪の下」 カフカ「城」「審判」「変身」「カフカ短編集」 ニーチェ「ツァラトゥストラはかく語りき」 セルバンテス「ドン・キホーテ」 フィッツジェラルド「グレート・ギャツビー」

  • 西洋文学

    西洋文学に興味があって、なにか読もうと思っているんですが、おススメの本を教えてください。 自分は、ゲーテ「ファウスト」、ドストエフスキー「罪と罰」、あとシェイクスピアらへんを読もうと思ってます。 別に西洋に限らず、日本文学でもこれは読んだ方がいい!!ていうのがあれば教えてほしいです。

  • カラマーゾフの兄弟の「信仰と無神論」についてです

    カラマーゾフの兄弟では、「信仰と無神論」が話の根幹をなしていますが、この部分を、日本人の大半は、本質的に理解(味わう)できないのではないか? と考えるのですが、皆さまのご意見をお聞かせください。 現在、日本において、本気で神様の存在を、確信している人は多くないと考えます。 それでも「神様がいるかは、わかんねぇけどよ、悪いことをしてたら、いつかバチがあたらぁ」という考えを、多くの人はお持ちなのでは?と思います。(私の想像に過ぎませんが・・・) 海外に比べて、日本の治安が良いのは、そんな「道徳、倫理の水準」が高いからだと思います。 神様の存在を確信しなくても、明確な信仰を持たなくても、高い水準の道徳観を維持できる日本人にとって、ドストエフスキーの投げかける「信仰と無神論のはざまで起きるせめぎ合い」は、理解できないと思うのです。 「神がいなければ、全ては許される」とは、イワンの談ですが、私もその通りだと思います。 だからと言って、悪事を働くのは、違うだろうと考えて、慎ましく生活を送ることが、一般的だと思うのです。 宗教の力を借りなくても、倫理感を保つことができる日本人に、イワンの苦悩は理解できない。と考えます。 皆さまのご意見をお聞かせください。

  • 西洋文学とキリスト教、ギリシャ神話

    ここ半年前から、西洋文学を読み始めています。 『西洋文学名作ベスト50』みたいなサイトで紹介されてる有名な作品を適当に選んで、 片っ端から読んでいるんですが、ほぼ全作品にキリスト教についての言及があったり、 ギリシャ神話に触れている箇所があったりします。 ふと、西洋文学をさらに深く作品を理解して楽しむために、キリスト教やギリシャ神話 についての本を読んだ方がいいのだろうか?と思い始めました。 キリスト教やギリシャ神話について、分かりやすく解説している様な本があれば 読んでみたいのですが、お奨めはありますか? よろしくお願いします!

  • 本を紹介してください

    もともと読書は大好きなのですが、ほとんど純文学とか古典が中心で、最近のベストセラーとかあまり読んできませんでした。 最近になって「ノルウェイの森」「博士の愛した数式」「夜のピクニック」といったものを中心に読み始めました。次になにを読もうか色々と探しているのですが、なかなかこれというものが見つかりません。ですので、みなさんのおすすめする純文学・古典以外の本をご紹介してください。 ちなみに、石田衣良さんは個人的に好きで、彼の作品はほとんど読んでしまったので彼以外でお願いします。よろしくお願いします。