• ベストアンサー

四季

なぜ日本は毎年しっかり四季が現れるんですか?? たとえば冬になると何故西高東低の気圧配置になりシベリア高気圧が日本にやってくるんでしょうか?? 地球が回っているだけでは理解できません・・だれか教えてください!

  • BTK
  • お礼率2% (1/36)
  • 地学
  • 回答数5
  • ありがとう数7

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.4

日本に限定した場合、このようなことが挙げられます。 (日本は中緯度で、大陸の東にあること)陸地は海に比べて比熱が低いけれども熱容量は大きく、大きな冷熱のエネルギーを蓄えることができます。ですので、シベリアは冷えた空気が地表面付近に滞留しやすく、これが「シベリア高気圧」の成因となります。 高気圧は要するに周りに風を吹かせるポンプで、その風向きは、地球の自転の作用(コリオリの力)を受け、東側では北寄りの風、西側では南寄りの風になります。ヨーロッパが高緯度の割にそんなに寒冷でないのは、大陸の西岸で南風が吹きやすいことが理由となります(北大西洋暖流の影響もありますが)。大陸の東岸では北風が吹くので、冬の寒さはよりはっきり現れます。 (日本は、中国大陸の影響も受けること)春になるとシベリア高気圧が弱まり、オホーツク高気圧も太平洋高気圧もまだ弱いので、長江流域の高圧帯からちぎれて飛んでくる移動性高気圧が晴れをもたらし、その高気圧と次に日本にやって来る移動性高気圧の間の気圧の谷などが雨を降らせます。これは秋も同様です。 (日本は、太平洋の影響を受けやすいこと)大洋では、盛んに雲の発生する場所と、その逆に、下降気流が盛んに起こる場所が、比較的はっきり分かれる傾向があります。夏になると、本州南方に大きな下降気流が起こる場所が現れ、これがいわゆる「太平洋高気圧」という、夏の高気圧です。この高気圧が、夏の暑い湿った南風を吹かせます。ただ、初夏はまだこの高気圧もパワーがなく、オホーツク高気圧と拮抗して、これらの高気圧の境界面に前線が停滞し、梅雨になります。秋の長雨もこれが原因です。停滞前線は梅雨の終わりには活発になって、温帯低気圧を発達させ、激しい雨を降らせます。

その他の回答 (4)

  • kabo-cha
  • ベストアンサー率43% (403/928)
回答No.5

みなさん説明されている気団とか気流などに加えて、地形の影響もあります。 たとえば新潟、山形、秋田では背後に山岳地帯を抱えているため、水蒸気を含んだ空気が山地の前で雪を降らせるといったものです。 もっと巨視的に見た場合、ヒマラヤの地形が日本の降水に影響を与えているとの研究もあります。

回答No.3

ウィキペディアで四季を見ると 『四季が起こる要因』の項に次のように書いてあります。 四季は地球の公転面に対して地軸が傾いているために起こる気象現象である。地球は公転面に対し常に一定の角度で傾きながら自転しており、さらに傾きながら太陽の周りを公転している。 言い代えれば太陽の自転軸と地球の自転軸が平行ではない。地球は球体であるから地球上での位置と公転軌道上の位置によって日照角度と日照時間に違いが出てくる。 日照角度とは太陽光が地表に照射する角度のことである。同一の光量の場合、照射角が90°に近いほど面積あたりの受光量は大きくなる。つまり太陽が高く昇るときほど地表は強く暖められる。 また、地軸の傾きは日照時間も変化させる。夏至には昼間の時間が最大に、冬至には最小になる。その差は緯度によって異なる。 この両方の効果により季節が生まれる。 『いろいろな地域の四季』の項に次のように書いてあります。 四季が顕著ではっきりと区別できるのは、中緯度にあって、かつ気団の勢力変化が大きい地域(おもに内陸や大陸辺縁部)である。例えば、日本は概ね北緯25度から45度に位置し、小笠原気団(夏)、シベリア気団(冬)、オホーツク海気団(梅雨)、揚子江気団(春、秋)という複数の気団の影響を受ける。 中緯度で気団勢力の変化が顕著な地域はどこでしょうか。 温帯はどんなところでしょう  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A9%E5%B8%AF 温暖湿潤気候・温帯湿潤気候という気候区分のところは、四季の変化が特に明瞭なところです。  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A9%E6%9A%96%E6%B9%BF%E6%BD%A4%E6%B0%97%E5%80%99   ここに日本の東京、名古屋、大阪、中国の華中 - 華南の北部、イタリア北東部、オーストラリア東部、アメリカ東部などが入ります。 温帯夏雨気候/温暖冬季少雨気候という区分で地域を分けているところもあります。  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A9%E5%B8%AF%E5%A4%8F%E9%9B%A8%E6%B0%97%E5%80%99  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A9%E5%B8%AF%E5%A4%8F%E9%9B%A8%E6%B0%97%E5%80%99#.E5.88.86.E5.B8.83     ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 色々な言語に季節を表す言葉があります。実感として季節があったから、言葉があります。 四季 日本語では 四季 はる/なつ/あき/ふゆ      中国語では 四季 春/夏/秋/冬    英語では  Four Seasons spring/summer/fall/winter    スペイン語 Four Seasons Primavera/Verano/Otoño/Invierno    フランス語 Four Seasons Printemps/Été/Fall/D'hiver 季節を強く感じるから、季節を主題にした音楽もできます。 イタリアのビバルディが四季というヴァイオリン協奏曲を作っています。 オーストリアのハイドンが四季というオラトリオを作っています。 日本にも、童謡で 春、夏、秋、冬をそれぞれ主題にしたのがありますね。

  • manno1966
  • ベストアンサー率37% (1085/2875)
回答No.2

> 地球が回っているだけでは理解できません・・ 日本が中緯度帯にあり、地球の自転軸である地軸が傾いているから。 低緯度帯にあれば、熱帯の気候で夏のような時期ばかり。高緯度帯、極端に言うなら極地域なら逆です。 地軸が公転面に対して垂直なら、中緯度帯でも四季は無く一定の気候が続きます。 > シベリア高気圧が日本にやってくるんでしょうか 地勢の影響ですね。 大陸ではなく、西に広く海洋が広がっていれば、全く別の気候になります。

noname#160321
noname#160321
回答No.1

四季は温帯なら必ず存在します。 その原因はご存知の通り地軸が公転面に対し23.5度倒れていることにあります。 日本に限って言えば、シベリアという北部の最大の大陸と太平洋という最大の海洋に挟まれ、さらにシベリアとの間に充分広い日本海が存在すること、さらにそこへ南からの暖流が流れ込んでいることで、冬の高気圧が水蒸気を充分吸収することが出来るために同緯度の他の地域に比して非常に降雪が多いです。 これを、マダガスカルやニュージーランドと比較すると非常に面白いのでお勉強されることを薦めます。

関連するQ&A

  • 西高東低の気圧配置はシベリア高気圧とアリューシャン

    西高東低の気圧配置はシベリア高気圧とアリューシャン低気圧がセットで、寒い時期のyahooニュースではシベリア高気圧が書かれたニュースが多く出てくるのに、なぜアリューシャン低気圧が書かれたニュースは少ないのですか。

  • 西高東低の気圧配置はシベリア高気圧とアリューシャン

    西高東低の気圧配置はシベリア高気圧とアリューシャン低気圧がセットで、寒い時期のyahooニュースではシベリア高気圧が書かれたニュースが多く出てくるのに、なぜアリューシャン低気圧が書かれたニュースは少ないのですか

  • 西高東低

    小学生レベルで恥ずかしいのですが、 「西高東低の冬型の気圧配置」というのがよく分かりません。 教えてください。 ーーーーー 「西高」ならば「日本海側に高気圧があり、晴れる」のではないのですか? 同じように「東低」ならば「太平洋側に低気圧がり、雨模様」では? ーーーーー ですが、実際には、「西高東低の冬型の気圧配置」の場合は 「日本海側が雨や雪」等で 「太平洋側が晴れ」 ていますよね? ーーーーー この辺りが「私には逆のように感じ」るので理解できません。 レベルが低くて申し訳ありませんが宜しくお願いします。

  • 西高東低の気圧配置と北風

    こんにちは。 冬型の西高東低で等圧線が縦じまの気圧配置ってありますよね? また、冬に吹く冷たい風のことを北風って言いますよね? 僕の記憶が正しければ風は気圧の高いところから低いところへ向かって吹くはず。 つまり西高東低の気圧配置なら西から東に向かって風が吹くはず。 なのに何故、冬の冷たい風は北から吹いてくるのでしょうか。 地球の自転と関係していますか? 僕は高校は文系だったので地理の知識は中学校の地理の授業どまりです。 回答よろしくお願いします。

  • もう9月だというのに

    「西高東低」の冬型気圧配置を天気図に見かけます。 冬型の気圧配置発生期間は来年の最長で5月まで それに比べ夏型は「太平洋高気圧」の夏型はたかだか最長で2.5月 これだと日本は四季があるとはいえ、やはり冬の国だと思います。 海水浴よりスキーが圧倒的にシーズン長いし。 だから貴重な夏が重宝されるのでしょうか? 又、日本に関してはもっと温暖化してもいいし、台風は本土には2個 今後の(雪害の)爆弾低気圧は70個くらいあるのに温帯ではなく 亜寒帯だと認知してもいいのではないかと思いますがどうでしょう?

  • 西高東低の気圧配置について

    お世話になります。 さて、西高東低の冬型の気圧配置について質問があります。 「西高」についてはシベリア気団の影響だということはスッキリ理解できるのですが、「東低」の部分、つまり、なぜ太平洋側に低気圧が発達するのかが今ひとつスッキリしません。「大陸側からの低気圧が日本列島を通過し、太平洋上で発達する」という説明、「偏西風波動の関係で寒気が太平洋上で南下しそこに低気圧が発生する」という説明、「海の方が陸に比べて比熱が大きいので相対的に陸に比べて冷たくなりにくく低気圧が発生する」という説明等々、色々と聞いたことがあります。 なぜ太平洋側に低気圧が存在するのか、その理屈をご教授願えればありがたいです。よろしくお願いします。

  • 西高東低の太平洋側の里雪形の場合はどう説明すれば

    仙台でも西高東低の気圧配置でも強い雪が降ることがありますが、 仙台など太平洋側で強い雪が降りやすいのはどのような西高東低の気圧配置ですか。 平地で雪が降る里雪形の説明は日本海側のですが、太平洋側の里雪形の場合はどう説明すればいいのでしょうか。

  • 仙台など太平洋側で西高東低の気圧配置で雪が降る仕組

    西高東低の気圧配置で仙台など太平洋側で雪が降る仕組みを教えてください。 西高東低の気圧配置の説明は奥羽山脈で雪が落とされるから太平洋側には乾燥した風が吹くという説明ばかりです。 日本の南側に低気圧がある南岸低気圧の話ではありません。 11月下旬ごろの初雪、12月以降の初積雪、太平洋側の仙台などで雪が降るのは西高東低の気圧配置がほとんどです。 太平洋側の仙台など積雪が観測された1月24日の西高東低の気圧配置です。 https://www.data.jma.go.jp/yoho/data/wxchart/quick/202401/SPAS_COLOR_202401241200.pdf 南から湿った空気が流れ込むからという人がいますが、本来、北からの寒気を引き込む西高東低でなぜ太平洋側で雪が降るのですか。

  • 「気圧配置」について

    「気圧配置」について  「日本の冬は西高東低の気圧配置で、日本海側は雨や雪が多く、太平洋側は乾燥する」と言うのは良く聞く話です。  一方、夏はその逆の「東高西低」の気圧配置になることが多いらしいのですが、それで今度は日本海側の方が乾燥し、太平洋側に雨が多い・・・と思いきや、実際はそうならないのは何故でしょうか?

  • 冬型気圧配置以外の、西高東低・・・

    冬型の気圧配置以外で、「西高東低」だと思うものは何ですか?