化学反応における「高温」と「加熱」の違い

このQ&Aのポイント
  • 化学反応における「高温」と「加熱」の違いについて教えてください。
  • 化学反応での「高温」と「加熱」の条件について解釈の違いを確認したいです。
  • 固体と固体の反応では「加熱」が、サリチル酸の製法では「高温・高圧下での反応」が必要なので、それぞれの場合での条件の違いを知りたいです。
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化学反応における「高温」と「加熱」の違い

化学反応における「高温」と「加熱」の違い  上記内容について教えてください。  化学反応での条件に「高温・高圧下で」「高温で」「加熱して」など あると思います。その中で「高温」と「加熱」という条件は、あまり違いを意識せず 今までに至っているのですが、例えば  1.固体と固体の反応→加熱  2.サリチル酸の製法の過程→ナトリウムフェノキシドを高温・高圧下で二酸化炭素と反応させる などです。  私が確認させていただきたいのは、  ○「高温」と「加熱」の化学反応の条件としての解釈の違い になります。  細かいことを聞いて、大変申し訳ございませんが、アドバイスいただけないでしょうか。  よろしくお願いします。

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  • kagakusuki
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回答No.4

 私も意識せずに使用して来たため、敢えて定義を確認した事はありませんが、個人的には以下の様に解釈しております。  「高温」とは温度が高い状態の事を表しています。  「加熱」とは熱を加える操作の事です  状態を表す言葉と操作を表す言葉ですから、異なる事を指しています。  それに、「高温」という言葉は、最初から温度が高いものを扱う場合にも当てはまりますから、必ずしも熱を加える事が伴うとは限りません。 【例】  溶鉱炉から取り出した銑鉄を転炉に入れ、高温下で酸素を吹き込み、余分な炭素分を酸化して除去する。(銑鉄は高温のまま転炉に入るので外部から加熱されている訳ではない)  そして、「加熱」という言葉は、低温の物体に熱を加える場合にも当てはまりますから、必ずしも高温と呼べる程、温度が高い状態になるとは限りません。 【例】  極低温で貯蔵された液化天然ガスを、海水の熱を利用した熱交換器を通して加熱し、気体の状態にしてから、都市ガスとして供給する。(都市ガスは海水で加熱しているため、海水よりも高い温度にはならない)

kunkunken
質問者

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kagakusukiさん ご回答いただきありがとうございました。 参考にさせていただきます。

その他の回答 (4)

  • NiPdPt
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回答No.5

いろいろと回答は出ていますが、#4の回答のとおりだと思います。 つまり、加熱は操作であり、高温は条件です。加熱するとは言いますけど、高温するとは言いませんよね。それが日本語として正しい解釈だと思いますし、現実にそのような意味で使います。 ただ、高温にしろ、加熱にしろ、その温度に関しては曖昧です。 加熱するのであれば何度に加熱するかわからなければ困りますし、高温と言われても事情は同じことです。 まあ、現実に高温にすることはわかっていても、100℃が良いのか200℃が良いのかわからない、あるいは知らない場合に高温とか加熱とか書いてごまかすことも多いでしょう。ご質問の例もそんな感じでしょう。 受験で出てくる、エタノールからエチレンができるかジエチルエーテルができるかという問題であれば、温度が重要なので、加熱とか高温とか言うあいまいな言い方はしませんよね。「○○℃に加熱する」とか「○○℃で」と述べるはずです。その○○℃は当然のことながら、いわゆる「高温」です。

kunkunken
質問者

お礼

NiPdPtさん ご回答いただきありがとうございました。 参考にさせていただきます。

noname#160321
noname#160321
回答No.3

程度の差もあります。 「高温で」と書かれたら、200度位の高温でなければ反応自体起こらないと考えて下さい。 「加熱する」といわれると範囲は80℃位から160℃くらいまで、湯浴、油浴、ヒーターなどで加熱する感じですね。反応の速度を上げる程度の意味でしょう。

kunkunken
質問者

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doc_sundayさん ご回答いただきありがとうございました。

  • kgu-2
  • ベストアンサー率49% (787/1592)
回答No.2

 高温というのは、反応の温度、だと考えています。 人体なら38℃で高温。40℃だと、命にかかわります。 生化学なら、酵素が失活する50℃。70℃でも生きる温泉菌があるとか。 有機化学なら、100℃でも高温と考えるかどうか。温度が違うと、別の反応をするようです。学生時代に覚えたのは、エチルアルコールから、170℃では●●、140℃だと○○、と習いました。  加熱というのは、温度を上げる方法・機器でしょう。●●を用いて加熱、と●●が必要です。  その分野では一般的な加熱法があるので衆知の事実、●●を省略するから、混乱がするのかも。たとえば、エーテルなら、電気的に加熱です。ガスで加熱しようとしていたら、私はその場からすぐに逃げます。  「AにBを加え、400℃を保つように、ガスバーナーで加熱し、反応させた」が詳細な表現の場合、400℃の値が正確でなくてよい、ガスバーナーでなくて電気コンロでもOKなら、「AにBを加え、高温下で反応させた」と私なら書きます。

kunkunken
質問者

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kgu-2さん 丁寧にご回答頂きありがとうございました。 参考にさせていただきます。

  • askaaska
  • ベストアンサー率35% (1455/4149)
回答No.1

加熱する:熱のない状態から熱を加えていくこと 高温で:最初からその状態に入れること 料理でたとえれば 加熱は水の状態から煮込むってとこね。 高温は沸騰した水に入れるってとこね。

kunkunken
質問者

お礼

askaaskaさん ご回答いただきありがとうございました。 参考にさせていただきます。

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