テレビに出ている医師についてどう思いますか？

質問

テレビに出ている医師についてどう思いますか？
最近テレビで姫野友美さんという方が…

給食は良くないので廃止すべきだ（太田総理の番組？）。
なぜなら給食は糖質の割合が高いからだ。
糖質の多い食事は、血糖値が下がりやすく、キレやすい子供が増える原因だ。

とおっしゃっていました。

まぁ、テレビなので番組を盛り上げる為に少しの嘘おおげさならアリだとは思いますが、これはさすがに誤解する視聴者は多いんじゃないかと思い、気になって質問することにしました。
こういった番組をみて医師や一般の方はどう思うのでしょう？

また姫野さんのクリニックには「高濃度ビタミンC療法」なる１万円を超える治療法があるようなんですが、これについてはどうなのでしょうか？

また、どうしてテレビに出れるのでしょう？
他にも立派な先生がいっぱいいらっしゃると思うのですが。

回答No.2

osujiji · ベストアンサー

こんにちは。

テレビに出ている先生たちは、宣伝目的がほとんどでしょう。
出演して宣伝するためには、番組の趣旨に沿った意見を言わないと、出演させてくれないでしょうから、多少の誤解を招く表現や、大げさすぎる内容はあると思います。
ただ、その程度は出演する先生たちの良心によりますので…。

本当に腕のよい先生たちは、テレビに出ている暇があれば、もっとたくさんの患者さんの治療をします。

誰とはいいませんが、少し前に特別腕が良いわけではない普通の先生がテレビに出てました。しっかりと番組中に自分の宣伝していましたが…。

＞姫野さんのクリニックには「高濃度ビタミンC療法」なる１万円を超える治療法があるようなんですが、これについてはどうなのでしょうか？

ビタミンCなどの水溶性ビタミンは摂取しすぎると、必要のない分はすべて、尿から排出されてしまいます。
「高濃度ビタミンC療法」がどんなものなのかは分かりませんが、通常に考えるとほとんど排出されるので、無駄なような気がします（ビタミンC欠乏症の方には多少の効果はあるかもしれません）。

お礼

そうですよね。腕の良い先生や熱心な先生なら、売れそうな本を執筆したりテレビに出るようなことに時間を使わないですよね。

テレビ局の人が依頼するんでしょうが、どういう基準なんですかね。
一見とても知的でしっかりしていそうな先生に見えるのですが…。
そこが依頼のくるポイントなんですかね～。
せめて普通以上の先生を呼んでほしいと思います。

あと、やはり「高濃度ビタミンC療法」は、無駄っぽいですよね。
ちなみに、ビタミンC　50g 16,682円 だそうです。
これは詐欺にはならないんですかね。
グラムなのに高濃度って？とも思ってしまいます。
中心静脈から高濃度にいれるんでしょうか。まさかそんな面倒なことしないですよね。効果があるのならまだしも。
ガンとかうつ病とかC型慢性肝炎のように万病に効くように謳っている時点で怪しいと考えていいですよね。あと、腎臓を悪くしそうな気がしますよね。
先生の方ですよね。ご回答ありがとうございました！

回答No.3

higegie2

新しい科学の事実が発表されると、受け入れられる迄に３つの段階を経る、とドイツのショーペンハウエルは言った。
第一段階　　人々はせせら笑う。
第二段階　　猛烈な反論と反撃をする。
第三段階　　当然の如く受け入れる。

・・・医療の世界では、第三段階に至るまでに、30年～40年掛かると言われている。長い航海に出て何万人もの水兵達が謎の病で亡くなったが、Dr.リンドは「レモンライムを食べればその病は治る」と説いた。それはビタミンC欠乏の壊血病であった。しかし、レモンライムが食料に加えられるまでに50年も掛かった。その間、更に数万人の命が奪われた。しかし、程度の差こそあれ多くの病の予防と治療は似たような扱いを受けている。

Dr.姫野はもともと心療内科の医師で、カウンセリングと投薬で治療を進めてきたが、鬱病や統合失調症の治療に「栄養(食事)療法」と云う新しい分野の治療法を取り入れている。そして、好成績をあげ始めた。反応性低血糖症の食事的治療が、欝や統合失調症を治している、と云うことです。
テレビで示していたおやつのような給食が、家庭の食生活にも蔓延し、今の子たちを肥満させ、小児生活習慣病を増やし、キレ易く、そして、イジメや不登校、欝などに発展するのを危惧してもう黙っていられない、と云うのがホンネだったと思います。
科学的根拠で裏打ちされた、分子整合栄養医学を理解しているものにとっては、もう既に、第三段階の反応に入り込んでいます。

高濃度ビタミンC点滴療法。怪しげな治療ではありません。
姫野医師は、これを鬱病治療にも応用している。
1980年代にホッファー博士とライナス・ポーリング博士が、高容量ビタミンCは欝や統合失調症に効果があるだけではなく、癌にも有効であることを理論的に体系化したが、科学者らから第一～二段階の攻撃を受けた。
21世紀に入って、H.D.リオルダン博士が高濃度ビタミンC点滴療法で、多くの癌患者に高治療効果を出して効果を証明した。
2005年米国・公的機関／国立衛生研究所（NIH）の科学者が『高濃度アスコルビン酸（ビタミンC）点滴は、ガン細胞に対してだけ選択的に毒性として働く』と衝撃的発表をし、以来アメリカでは高濃度ビタミンC点滴は　体に害のない「第三の抗癌剤」として認められた。

と云う背景があります。
テレビの中でよく言った、と私は思います。

お礼

新しい科学の事実が発表されると…の話おもしろいですね。
たしかにその通りだと思います。
壊血病の話は有名ですが、浸透するのに50年かかったとは知らなかったです。
ただ、リンド先生は根拠に基づいた医療の創始者のような方の様ですね。
そういった意味では、この話とはマッチしないような気がします。

医療の論文や新しい説（意見）や姫野さんの書くような本などは、日々たくさん生まれていることと思います。ですがその中で根拠に基づいたものや正しいものはどれだけあるでしょうか。

どうも、この「分子整合栄養医学」という分野は、根拠より「権威」を全面に押し出しているような印象を受けます（大学でも行わない分野ですし）。

ホッファー博士、ライナス・ポーリング博士、H.D.リオルダン博士、公的機関／国立衛生研究所（NIH）

なぜ日本ではないのでしょう？
なぜ日本では開業医ばかりが率先してこれを取り入れようとしているのでしょうか？
体に害のない「第三の抗癌剤」として優れた効果があるなら世紀の大発見のはずです。
なぜニュースにならないのでしょう。
国立がんセンターはなぜ注目しないのでしょう。
また、それが本当なら企業や大学がもっと力をいれているはずではないでしょうか。

ライナス・ポーリング博士はすごい方で２度ノーベル賞をとっている様ですが、これはいづれもビタミンCとは関係ないことでの受賞です。
また「公的機関／国立衛生研究所（NIH）の科学者の衝撃的発表」とはなんでしょう？
「発表」は実験結果ではないはずです。つまり正しい根拠にはならないはずです。
http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail771.html#q4
本当にそんな「発表」というものが大々的に行われたのでしょうか？
多くの謎があるので、それすら疑問に思えます。ソースはあるのでしょうか？

また、応用されるといわれる鬱病は、プラセボ効果がかなり幅を利かせる分野であると思います。
その点ではその「権威」がプラセボ効果をより引き出すことができるかもしれません。
もしそれを安価でやるならすばらしい代替医療だと思いますが、あまりにも高すぎるように思います。
ビタミンＣにその値段はないと思います。

車イスの有名な物理学者のホーキング博士は
「基本的に宗教と科学の違いは、宗教は権力を基本としており、科学は観察と理由を基本としている」という話を最近したそうです。なんだかこれと似ているように思います。

気を悪くされたかもしれませんが、これが私の思うところです。
色々新たに質問を投げかけましたが、今回の質問とはずれるのでまた後日改めて質問しようと思います。
他の方と違う貴重なご意見をありがとうございました。

回答No.1

Anti-Giants

＞＞こういった番組をみて医師や一般の方はどう思うのでしょう？
　一般の人は、「あるある事件」を思い出します。
　そして、「どの程度検証されてるの？」とか疑います。
　また、「どのくらい編集されているのかな？」とも疑います。

＞＞また、どうしてテレビに出れるのでしょう？
　視聴率をとるために、「不安を煽ってその対策を放送する」という好ましくない方法が常態化しているからだと思います。不安を煽るにはそれなりの権威が必要ですから、医者や教授といった肩書が求められます。ただ、それで十分なので、テキトーなことをいう医者や教授でもＴＶに出れるのです。

＞＞他にも立派な先生がいっぱいいらっしゃると思うのですが。
　立派な先生は自分の仕事に誇りを持っていますから、ＴＶなどに出るよりも仕事に精を出すのです。まぁ、ＴＶに出てる立派（そう）な人もいますが。また、宣伝を兼ねて仕方なくＴＶに出てる人もいるでしょう。

お礼

＞「あるある事件」を思い出します
参考になります。しかし、みんながみんなAnti-Giants様のように頭のいい方ではないようにも思います。「あるある」はまさにその通りで、出演したかはわかりませんが、クリニックのホームページにはちょいちょい「あるある大辞典で紹介された…」などの文言が書かれています。

＞どのくらい編集されているのかな？」とも疑います
たしかに、テレビに都合のいい部分だけに編集されることもあるみたいですね。それに対して怒っている先生の講演を聞いたことがあります。とても参考になります。

＞不安を煽るにはそれなりの権威が必要
なるほど！番組の構成が先で、あとからテーマにあった医師をを連れてくるってことですよね。そういうパターンもありますよね！

＞宣伝を兼ねて仕方なくＴＶに出てる人もいるでしょう
そうですよね！
医療行為をするのにテレビに出てまで宣伝する必要はないと思うので（ちゃんとやってれば患者は来るだろうし、必要以上儲けを出す必要はないはず）、目立ちたがり屋かダメな方かのどちらかってことのような気がしました。ご回答ありがとうございました！