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論理学の問題

ある数学の本を読んでいたら、論理学の分野で、どうしても解らない問題に遭遇しました。 どなたか詳しい方、素人の私に解り易い回答お願いします。 【質問】 なぜ、 A:すべての生徒は優等生である B: すべての生徒は優等生でない はA,B共に「偽」であっても成り立つ事があり、 C:すべての生徒は優等生である D:ある生徒は優等生ではない はC,D共に「偽」では成り立たないのでしょうか? 回答よろしくお願いします!

  • fpie
  • お礼率91% (31/34)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.3

fpieさん、こんにちは。 言葉というのは、とても難しいですね! >A:すべての生徒は優等生である これは、全員、優等生だ、という文章ですから、 これの否定¬Aとは、「全員、優等生である、ということはない」 つまり「誰か、優等生でない人がいる」 「ある生徒は優等生ではない」という意味ですね。 >B: すべての生徒は優等生でない これは、全員優等生じゃないんだ、という意味ですから これの否定¬Bとは「全員優等生じゃない、ということはない」 つまり「ある生徒は、優等生だ」という意味です。 ですから、 ¬A「ある生徒は優等生ではない」 ¬B[ある生徒は優等生である」 これは、色々な生徒がごちゃまぜになっている現状では、ありうることですね。 優等生でも、そうでない生徒もいますから、真といえるでしょう。 一方、 >C:すべての生徒は優等生である これは、「全員優等生だ」と言っていますから、この逆は ¬C「全員優等生、ということはない」つまり 「ある生徒は、優等生ではない」これは、¬Aと一緒です。 >D:ある生徒は優等生ではない この逆は ¬D「ある生徒は優等生ではない、ではない」ですから 「優等生ではないある生徒がいない」ということ つまり「全員優等生」ということになっちゃいますね。 ¬Cと¬Dは同時には成り立たないということになります。 (これは、¬CそのものがDになっていますから、 同時に成り立たない、ということは直感的に分かると思います) 論理的に考えるのは難しいですが、これをクリアすると どんな口論にも負けない気がしますね(笑) 頑張ってください。

fpie
質問者

お礼

回答有難うございます。 バッチシ解りました! 日本語ってむずかしいですねー

その他の回答 (4)

回答No.5

説明を簡単にするために優等生でない生徒を劣等生とします。普通の生徒も優等生でないということで劣等生と考えて下さい。 ここで劣等生という言葉を使ってCをいいかえると C:劣等生がいない またDをいいかえると D:ある生徒は劣等生つまり劣等生がいるとなる それぞれの偽は Cの偽 劣等生がいる Dの偽 劣等生がいない となる CとDはお互いに矛盾しているのはあきらか。

fpie
質問者

お礼

回答有難うございました。 A:劣等性がいない→(偽)劣等性がいる B:優等生がいない→(偽)優等生がいる 劣等性も優等生も一緒にいる状況だから(真)なのですね。

  • i536
  • ベストアンサー率32% (75/231)
回答No.4

すでに回答がありますので、本文は蛇足と思って下さい。 >ポイントは >「すべての」の偽が「ある」で、 >「ある」の偽が「すべての」というところでしょうか? そうです。 それと排中律、矛盾律が常に真であることを 知っておくことでしょうか。 ことばは同じ内容に関して複数の表現方法があり混乱し 推論に向かないので、下記方法(記号論理)をお薦めします。 まず、文を全称記号∀、存在記号∃等を用いた論理式に変換します。 それから、変換した論理式でそのまま推論して結論を出し、 最後にその結論を言葉に翻訳するという方法です。 これだとことばに惑わされないで混乱なく正確に推論できます。 ∀xP(x)---1 1の否定は、∃x( non P(x))---2 ∃xP(x)---3 3の否定は、∀x( non P(x))---4 上記論理式中の∀・∃・nonを日本語に翻訳すると、 1は、"すべてのxがPである"、"任意のxについてPである"、"どのxについてもPである"、 2は、"すくなくとも1つPでないものが存在する"、"あるxが存在してPでない"、 3は、"すくなくとも1つPであるものが存在する"、"あるxがPである"、 4は、"すべてのxがPでない"、"任意のxについてPでない"、"どのxについてもPでない" などとなります。 記号を用いた論理式のままでの推論は、 慣れると、加減乗除の計算と同様に簡単です。

fpie
質問者

お礼

なるほど、論理記号を用いた演算の方が、確かに混乱なくできますね! もう少し勉強してみます。 回答有難うございました。

noname#24477
noname#24477
回答No.2

CとDの関係は Cの否定がDです。 だからどちらかが偽でどちらかが真です。 (「すべての」を否定すると「ある~は~でない」と形式的に覚えておくと便利です) AとBは Bは  すべての生徒は「優等生でない」 ですよね。Aの否定では有りません。(日本語は難しい) だから優等生もいれば優等生でない生徒もいるという状況なら AもBも偽であるということになります。

fpie
質問者

お礼

再質問になってしまうのですが、宜しかったら回答の方宜しくお願いします。 数学の専門家であるojamanboさんからみて、数学の初心者(微分積分の入門勉強中レベル)が勉強するうえで、何かアドバイスやコツみたいなのはあるんでしょうか?

  • taormina
  • ベストアンサー率22% (8/35)
回答No.1

「Aでない」は「ある生徒は優等生でない」 「Bでない」は「ある生徒は優等生である」だから, 「Aでない」&「Bでない」は「ある生徒は優等生で,ある生徒は優等生でない」なので同時に成り立ちます。 「Cでない」は「ある生徒は優等生でない」 「Dでない」は「すべての生徒は優等生である」なので,同時に成り立ちません。 うーーん,わかりにくいかな?

fpie
質問者

お礼

追加で質問させていただきます。 宜しかったら今一度回答のほう宜しくお願いします。 >「Aでない」&「Bでない」は「ある生徒は優等生 で,ある生徒は優等生でない」なので同時に成り立ちます。 「Aでない」は「ある生徒は優等生でない」なので、「その他の生徒は優秀である」これは「Bでない」の「ある生徒は優等生である」と同じだからAとBが偽でも成り立つと理解してもいいのでしょうか? ポイントは 「すべての」の偽が「ある」で、 「ある」の偽が「すべての」というところでしょうか? これは、「特称命題」の偽が「全称命題」という事ですか?

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