官房機密費とは?使途不明の問題とは

このQ&Aのポイント
  • 先日の報道で、鳩山内閣退陣前に官房機密費が急きょ3億円も持ち出されたことが明らかになりました。なぜこの国では使途が公表されずに使われるのでしょうか?
  • 政治資金規正法では使途不明金は重大な問題とされますが、官房機密費はなぜ許されているのでしょうか?中小零細企業から抽出した税金を自由に使える政治運営のあり方に疑問が投げかけられています。
  • この国の政治屋達の政治姿勢を垣間見ることができる官房機密費問題。皆さんはどう思われますか?
回答を見る
  • ベストアンサー

官房機密費という名の使途不明金

官房機密費という名の使途不明金 http://www.asahi.com/special/minshu/TKY201006110440.html 先日の報道で鳩山内閣退陣の前に、平野官房長官のもと、官房機密費が2ヶ月で3億円も急きょ、持ち出されていたとのこと。氏は就任直後から、官房機密費について記者から尋ねられて全く知らないとうそぶいた人である。その後も一貫して、使途について公表しない姿勢を貫いている。公表しない方が楽に決まっている。 一方、政治資金規正法では各議員の収支報告(背景に政党助成金あり)の使途不明金はまさに政治生命に直結する問題となる。どちらも原資は国民の税金であてがわれているものである。 一般に知られている国会内処理(?)で流用される、"人に知られたくない"機密費という大義名分は、なぜ、この国では許されているのだろうか? 少なくとも、政党間のなれ合いや、国会対策費としての後始末のように使われるのは、言語道断である。赤坂の料亭に支払う経費であっても当然、分からない。例えば、外国に対するスパイ活動や情報戦での費用(正否は別として)なら、明確に適正な省庁で計上すべき問題と思う。 中小零細企業からも巻き上げた尊い税金で、月何億円も金庫から自由に持ち出せる政治運営とはいったい何なのだろうか?「都合の悪い」お金を、使途不明金として扱える、この国のシステムとして、何かがおかしいのではないだろうか。システムを考え出した政治屋達のうさんくさい政治姿勢が垣間見える。 皆さんはどうお考えだろうか?

  • vp88
  • お礼率40% (52/128)
  • 政治
  • 回答数4
  • ありがとう数25

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • miche11e
  • ベストアンサー率100% (1/1)
回答No.4

私もvp88さんのご意見に賛同します。 中でも、官房機密費をマスコミや評論家にばら撒くのは、もっともタチの悪い使い方です。テレビや新聞の持つ世論形成力を逆手にとって、金で操ろうとする訳ですから、国民を騙していると言っても過言ではありません(それを受け取っているマスコミも同罪です)。 このような不当な金の流れを断つには、どうすれば良いのでしょうか? 例えば米国のように、一定の年数を経たら情報公開を義務付ける、というのも一つの手ではありますが、何十年も経ってからでは、もう手遅れです。 もっと抜本的な手段は、行政の「参勤交代」です。 機密費を集めるのは、政治家だけでなく、省庁や地方自治体においても同じ。つまり、政治家にしろ役人にしろ、国家権力を握る集団内部の入れ替えがほとんど起きないからこそ、自集団の利益を第一に考え、そのために資金を集め、不正な使い道を考えます。 そこにメスを入れる=人材を定期的に入れ替えることが、“自集団のため”から“(真に)国民のため”へと、お金の使い方を改めさせる大きな力になります。 野中氏の暴露発言も、見方を変えれば、政権「交代」があったからこそ可能だったのだと思います。もっともこの場合は、新政権の民主党に同じ手口を使わせないため釘を刺すことが、目的の1つだったのかもしれませんが。

参考URL:
http://www.asahi.com/politics/update/0430/TKY201004300449.html
vp88
質問者

お礼

これはまさに、政治家達が、自らの必要性で、生み出したシステムです。 この奇異なシステムを、国民はしっかりと問題提起していく必要があると思っています。

その他の回答 (3)

  • momomimi
  • ベストアンサー率0% (0/11)
回答No.3

官房機密費。 庶民と「中小零細企業からも巻き上げた尊い税金」を、 国民の目から覆い隠してバラ撒く。 こんなシステムは民主主義とは無縁のものですね。 まったく、怒り心頭です。 自民党政権の長年にわたるマスコミ・政界工作や 「会合」と称する怪しげな談合の手法は、腐っています。 民主党政府は、これを調査・公開して 正していくべきですが、なんと!! 共産党の追及に「現内閣として答える立場にない」と拒否 しています。 使途の公開を拒否するにとどまらず、昨年度中、 当時の平野博文官房長官名で毎月6千万円を支出。 今年4月2、28日、5月25日の 3回にわたり各1億円、計3億円を支出しています。 買収された政治評論子をオピニオンリーダーのように 持ち上げ、時の政権に有利な世論を誘導するマスコミには、 このアンフェアーな政治を堂々と批判する倫理も 気概も期待できそうにありません。 心ある多くの中小企業家や庶民の 普通の常識に寄り添って、まじめな報道をする 赤旗に期待したいと思います。

参考URL:
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-06-12/2010061202_04_1.html
vp88
質問者

お礼

この問題、多分、多くの国民が問題を共有する部分があると思っています。 政治家達だけの言い分で、生み出されたこの奇異なシステム。 まず、多くの国民が関心を持っていくことが必要だと思っています。

回答No.2

野中さんがメディア工作に使ったと暴露してましたね。 「政治とカネ」ならぬ「報道とカネ」問題なわけですが、メディアは報じるつもりないでしょう。 彼らが報じず、検察も捜査しなければ、犯罪であったとしてもその事実は存在しなかったことになるんです。 怖い世の中ですね

vp88
質問者

お礼

何に使っても、一切、外部に知られない莫大な現金の山。 政治家達が、自ら生み出したシステムです。 この「奇異」な問題、国民みんなが考えていく必要があると思います。

回答No.1

>外国に対するスパイ活動や情報戦での費用(正否は別として)なら、明確に適正な省庁で計上すべき問題と思う このような費用に使われる可能性があるからこそ使途不明金として成り立つのでは? 国民に分かり難いことを利用して私的に流用したら大問題ですが・・・ 例えば外交を有利に進める為、高級コンパニオンと高級料亭を3000万で用意しました。 としたら一般市民からしたら「我々の血税を無駄につかいおって!!」となりますが、それにより国益が1億の価値があるとしたら、私はやるべきだと思います。 全部がオープンになり、すべての税金を国民が認めるように顔色を伺い使っていくのは、逆に外交等で国益を損ねる自体も考えられると思います。  もちろん愛国心をもって国益に繋げる為という大前提ですよ^^:

vp88
質問者

お礼

ご意見、ありがとうございます。 一切、反論はしません。いろいろと意見はあるでしょう。 この問題、多くの人で考えてもらえたらうれしいです。

関連するQ&A

  • 官房機密費 使途公表せず

    11月5日(木)朝日新聞夕刊n記事から 「官房機密費 使途公表せず」 民主党は野党時代の01年、官房機密費流用防止法案を国会に提出、 03年統一地方選政策集にも機密費改革を盛り込むなど、使途の透明性確保を主張していた。 という記事がありました。 理由があるのかと思います。何故だと思いますか? 他にも、野党時代に言ってきたことと、変わっていることもあるかとは思いますが。 公表できない理由はなんなのでしょうか。 注意)民主党を含め、政党の悪口を求めているのではありません。

  • 使途不明金・・は合法?条件は有る?

    よく企業の決算経理で使途不明金という項目が出てきて、名立たる企業が物凄い金額を公に公表していますが・・ これは当然合法・・なんですよね? 何か金額とかそのほか条件とか有るのでしょうか? 無ければ訳分からなくなった費用や交際費など何でもかんでもこの中に入れてしまって申告してしまえばいいような気がするのですが。 税金が通常の法人税より高い%なんでしたっけ・・? ご教示お願い致します。

  • 官房機密費の使途について

    官房機密費の使途について 官房機密費に関してどうも納得がいかない点があります。 朝日新聞が、4月30日付けで、野中広務元幹事長のリークを報道しています。 http://www.asahi.com/politics/update/0430/TKY201004300449.html 私は、民主党員でもありませんし、民主党応援者でもありません。むしろ、 ばらまき政策や、普天間問題での民主党内閣のあり方に関して深い憂慮を有しています。 しかし、一方で、上記の官房機密費報道に関して、朝日以外が何ら報道しないことに 対して、日本のマスコミに対し、一種の怖さを感じることがあります。 もしかすると、報道しない新聞、テレビ局の一部に、機密費が流れていたのではないか。 おねだりをしていた場合もあるのではないかという疑問を持つことがあります。 鳩山内閣のあり方は確かに首を傾げることが多々あり、国民として納得いかないものがあり ます。 ただ、民主党は完全にダメだという「誘導」がマスコミでなされているような気がして なりません。少し偏り過ぎなのではないかなぁと思う新聞報道もあります。 結局のところ、日本のマスコミは金で何とでもなるような脆弱な体質を持っている のでしょうか? みなさん、どのようにお考えですか?

  • 官房機密費の使途

    官房機密費の使途 官房機密費の使途など一個人がとやかく心配することではありませんが、 野党対策とか聞くと、金で政策が左右されてるかに受け取れます。 小渕元総理時に、「家を新築したから官房機密費から5千万くれ。」と言ってきた元総理とは誰ですか。 官房機密費の使途について、内閣の良識を信頼してますか。

  • 共謀罪、除外されたものについて

    共謀罪で国会は紛糾していますが、その中で公職選挙法や政治資金規正法、政党助成法違反などは除外されたということを耳にしました。 これらは本来入れる必要性がないものなんでしょうか? なぜ除外したのか明確な理由とか明らかにされているのでしょうか? 詳しい方よろしくお願いします。 ※マジメな質問なのでフザケた回答とかはやめてください。

  • 税金の使途を納税者が選ぶのはどうでしょう?

    税金の使途を納税者が選ぶのはどうでしょう? よろしくお願いします。 カテをどこにしようか悩んだのですが、ここが一番客観的な意見を得られるかなと思い、質問いたします。 将来、各個人が納税に際して、その納税の一部の使われ方を指定するのは、どうでしょうか? 福祉や教育や国防や公務員の給料分など基礎部分は固定しておいて、例えば納税のうち1割くらいを浮動にしてそれを、自分の信条に合わせて好みの部門に納税するというものです。例えば、国防も福祉も基礎部分で最低限は納税されますが、自分は国防よりも福祉を国に強化してもらいたいと思っているなら、浮動部分で更に福祉に納税するという具合です。   また、それと関連して、使途を選んで税金を寄付の形でボランティア的に上乗せ納税する制度も作ったらどうでしょうか? (昨今、一部のコメンテーターが子供手当ての総額が防衛費をこえるなら、それはぞっとするような異常事態だ、という主旨のことを言っています。しかし、防衛費などは、生命保険みたいなもので、いいだしたらきりがないし、将来の状況次第では支出が全くの無駄になる可能性もある、問題だと思います。それに、福祉よりも国防を強化せよとしきりに主張している人は、おそらく、収入や資産があって、自分の生活は安定している人達だと考えられます。ですから、そういう人達は、税金を国防用途に心持ち上乗せ納税すればいいとおもうのです。それで意見が政治に反映されるのではないでしょうか。もし同志が多ければ、塵もつもれば山となり、生命保険的な国防にも十分予算がつくことになり、皆まんぞくではないでしょうか。) このように考えたのですが、思うに、税や政治の世界で、この手の案は思考されたことがあるのではと思うのです。 善し悪しが指摘されているのではと思っています。 ご指摘等ありましたら、ご教授おねがいします。

  • 政治団体とは何なのですか?

    政治団体についていくつかわからないことがあります。 1、政党と政治団体のちがいはなんですか? 2、政治団体について調べていて疑問に思ったのですが、「その他の政治団体」というものは、主になにをしているところなのですか? 3、政治団体と呼ばれる組織の収入源は、国会議員と同じように国から支給されているのですか? 調べれば調べるほど、混乱してしまいました。 おそらく、政党と政治団体が頭の中で混乱しているのだと思います。 面倒な質問ですいません。 ご教授、よろしくお願いいたします。

  • 政治資金規正法で与党側の言う「「敵対的な請求」などは非公開」はどういう意味ですか。

    いつもお世話になっています。 政治資金規正法で与党側の言う「「敵対的な請求」などは非公開」はどういう意味ですか。 政治資金規正法が大筋与野党で合意したようです。今後細部をつめて法案化していくのでしょう。与党側の言う「「いたずらに政治団体を混乱させるための請求や、敵対的な請求」などは非公開とする」の意味が分かりません。 政治資金には国民の財産である多額の税金が入っています。使途を全て納税者である国民に明らかにするなんて当然と思います。自分の金ではなく税金という他人の金です。 今まで全てを公開されているわけでは無かったのが不思議な位です。この期に及んで政権与党は公開に関して渋っています。 そこで上記質問です。公開することはそれ程混乱を引き起こすのでしょうか?

  • 政党の必要性

    自分の父親はどの政党といわず政党全般が嫌いです。 いわく、政党で政治が動いているから、国会の多数派の法案が何でも通ってしまう。 議員個人個人にどんな信念があっても党議拘束で、党の決めた賛否に従わざるを得ない。 政党そのものが組織であり、なおかつその政党のバックにそれぞれ支持団体があるため、 そこに癒着や利権が発生して国民のための政治が行われない。 組織になど属さず個人の良心で誠実にやってる議員の方が信用できる。 そういう意見です。 主にこれは与党への批判になるのでしょうが、今の野党が政権を取っても国会のシステムが同じである以上 起きてくる現象もまた同じでしょうから、要はやはり政党全般が気に入らないということだと思います。 実際、ごもっともだと思いますし、同じように感じてる人はほかにも多いと思います。 無党派層が多いのも、現有の政党に支持するに足る党がないというより、どんな政党であれ 政党というシステム自体への不信感が実はあるのではないかと思います。 しかし一方で、議会制民主主義を取っている国はどこでも、多党乱立であったり二大政党制であったりはしても、 一様に政党政治が採用されている事を考えれば、民主主義のいろいろな実験の中で政党というシステムがベストでは 無いにしてもベターな選択であるというのが現時点での共通認識ではないのかとも思います。 そもそも、いい悪いを論ずる以前に、人間は3人いれば派閥やグループが生じる生き物である以上、 たとえ政党を廃止して全ての政治家を個人単位にしたところで、いつかはいろいろな理由でまたグループが形成されるのではないでしょうか? 政党が一概に是か非かではなく、メリットとデメリットの両面が存在すると思いますが、 その両面を考え合わせた総合判断で、政党はあった方がいいと思いますか? それとも無い方がいいと思いますか?

  • 現在の政党政治システムの在り様について。

    問責決議、内閣不信任案、衆議院解散、ねじれ国会や国会の空転など、現在の日本政治はこれまでにないほど混沌たる有様であります。(マスコミはやたら政局争いを誇張報道しますが…) もちろん、政治家や政党の中には身勝手な思惑、党利党略を抱いているものも少なくないとは思います。 しかし、多くの政治家が自分の使命、政治生命を懸けてでも通したい法案、樹立したいシステムのイメージを持っているはずです。 現在の政党政治下では政局争い、まずは法案を有利に通せる立場に行くことが優先となってしまって官民両方がもどかしい気持ちになっているように思えます。 もう政党政治自体が行き詰ってしまっている感がしてなりません。 そんなことも鑑みずにマスコミに踊らされて中身のない政治家批判をする人々は論外として、 みなさんは現在の政党政治をどう思われますか? もっとスマートな代替案などありましたらご教授いただきたいです。