2直線の交点を通る直線の式について

このQ&Aのポイント
  • 2直線の交点を通る直線の式について
  • 2直線の交点を通る直線の式を求める方法と、式の意味について解説します。
  • 2直線の交点を通る直線の式は、2直線の傾きと交点の座標を利用して求めることができます。
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2直線の交点を通る直線の式について

2直線の交点を通る直線の式について 2直線をax+by+c=0,a'x+b'y+c'=0の交点を通る直線の式は ax+by+c+k(a'x+b'y+c')=0 …(*) であらわすことができますよね。 (*)が、2直線をax+by+c=0,a'x+b'y+c'=0の交点を通る直線の式となっていることは理解できます。 しかし、(*)の式を用いなくても、2直線の交点を通る直線の式を求めることはできますよね。連立方程式を解いたりして… わざわざ、(*)のような式を立てる意味は何ですか?? また、なぜk倍しているのでしょうか?? そもそも、なぜ異なる2式を(*)のように足すことができるのでしょうか?? 回答よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • R_Earl
  • ベストアンサー率55% (473/849)
回答No.2

> また、なぜk倍しているのでしょうか?? 「2直線の式を足すと、両者の交点の座標を通る直線の式が求まる理由」が分からないと、 恐らく理解できないと思います。 直線の式にある点の座標を代入したときに等式が成り立つなら、 その直線はその点を通る事になります。 例えばy = 3x + 2に適当な座標(x, y) = (1, 3)を代入すると、等号が成り立ちません。 この時「直線y = 3x + 2は点(1, 3)を通らない」という事が分かります。 y = 3x + 2に座標(x, y) = (2, 8)を代入すると、今度は等号が成り立ちます。 この時「直線y = 3x + 2は点(2, 8)を通る」と判断できます。 直線ax + by + c = 0と直線a'x + b'y + c' = 0の交点を(X, Y)とする時、 aX + bY + c = 0かつa'X + b'Y + c' = 0が同時に満たされます。 ここで、2直線の式を足した (ax + by + c) + (a'x + b'y + c') = 0 (整理すると(a + a')x + (b + b')y + (c + c') = 0) という直線の式を作ってみます。 この直線に(x, y) = (X, Y)を代入してみてください。 すると(aX + bY + c) = 0, (a'X + b'Y + c') = 0なので、 (aX + bY + c) + (a'X + b'Y + c') = 0 という等号が成立します。 よって(ax + by + c) + (a'x + b'y + c') = 0は 2直線の交点(x, y) = (X, Y)を通るという事が言えます。 ここで例えばこんな等式を作ってみます。 2(ax + by + c) + 3(a'x + b'y + c') = 0 (整理すると(2a + 3a')x + (2b + 3b')y + (2c + 3c') = 0) この等式にも同じように(x, y) = (X, Y)を代入してみて下さい。 すると先ほどと同様の理由で、やはり等式が成り立ちます。 つまり「直線2(ax + by + c) + 3(a'x + b'y + c') = 0も点(X, Y)(2直線の交点)を通る」 という事が言えます。 これは9(ax + by + c) + 2(a'x + b'y + c') = 0や (1/3)(ax + by + c) - 0.5(a'x + b'y + c') = 0や -π(ax + by + c) - 1423(a'x + b'y + c') = 0にも言えることです。 つまりこれらの直線も「2直線の交点を通る直線」であるということになります。 一般化すると、 「m(ax + by + c) + n(a'x + b'y + c') = 0という形の直線は、 必ず2直線の交点(X, Y)を通る」という事になります。 なので正しくは、 「2直線の交点を通る直線の式は、m(ax + by + c) + n(a'x + b'y + c') = 0で表わされる」 です。 ただ直線の式は両辺を定数倍しても同じ直線を表します (例えば2x - 3y + 3 = 0と4x - 6y + 6 = 0は同じ直線を表します)。 そこで先ほどのm(ax + by + c) + n(a'x + b'y + c') = 0の両辺をmで割って(1/m倍して)、 ax + by + c + (n/m)(a'x + b'y + c') = 0 とし、(n/m) = kとおいて ax + by + c + k(a'x + b'y + c') = 0 と変形してみます。 こうすることで2つの文字式n, mを1つの文字式kで代用させることができます。 文字式が少ない方が式がすっきりしますよね。 高校数学の教科書、参考書ではこのすっきりした形が好まれているようです。 ただ、これだとm = 0の場合の直線が作れないという欠点があるんですけどね。 > そもそも、なぜ異なる2式を(*)のように足すことができるのでしょうか?? 等式であれば左辺同士、右辺同士を足す事に問題は無い気がします。 連立方程式の加減法による解法も、異なる等式2つを足していますよね。

gsb57529
質問者

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回答ありがとうございました。 とてもわかりやすかったです! 助かりました!!

その他の回答 (2)

  • hugen
  • ベストアンサー率23% (56/237)
回答No.3

2x+3y+1=0 ----- (1) 4x-y-19=0 ----- (2) の交点は (1)+3(2) より (2x+3y+1)+3(4x-y-19)=0 14x-56=0 x=4 --------(3) 交点のx座標が 4 だから、方程式(3)の表わす直線は,(1) (2)の交点を通る。 つまり、(1)+3(2)=0 は (1) (2)の交点を通る。 ----------------------------------------- もし (1)+2(2)  をつくると 10x+y-37=0 ---------- (3) 方程式 10X+Y-37=0 は直線を表わし,(3) から交点(x,y) をとおっている。

gsb57529
質問者

お礼

回答ありがとうございました。

  • banakona
  • ベストアンサー率45% (222/489)
回答No.1

>わざわざ、(*)のような式を立てる意味は何ですか?? こっちの方が簡単だから。「わざわざ」というけど、交点を求める方が面倒です。 >また、なぜk倍しているのでしょうか?? 1.どっちかを何倍かしないと、ax+by+c+a'x+b'y+c'=0 ・・・(1) という特定の直線を表すことになってしまう。たまたま(1)が求める方程式だったなんてウマイ話はないでしょう。 2.この式では、唯一、a'x+b'y+c'=0  ・・・(2) は表せないけど、(2)にはならないという確証がどこかにあるのでしょう。 >そもそも、なぜ異なる2式を(*)のように足すことができるのでしょうか?? 特に条件がなければ、足そうが掛けようが何をしてもかまいません。本件では「交点を通る直線」という条件があるので掛けるわけには行きませんが。

gsb57529
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 もっともな指摘で、わかりやすかったです。

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