助けてください、坐骨神経痛で苦しんでいます。

質問

• 坐骨神経痛で苦しんでいる22歳女性が、武蔵野市周辺もしくは都内の評判の整形外科を紹介してほしいという質問です。
• 発端は3月末頃で、病院での診察では骨盤の骨のずれと診断されたが、痛みは2週間経っても引かず、整形外科での診断では坐骨神経痛と判断されました。
• 現在はリハビリや飲み薬、注射などの治療を受けていますが、痛みが鎮まらず、他の病院や治療法を探しているとのことです。

回答No.5

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関西で鍼灸マッサージ師をしています。
　文章だけでははっきりしたことはいえませんが、典型的な坐骨神経痛…つまり「お尻から足の後ろ側を通って、足先の方向へ痛みが走る」…ということでお話ししますね（ちなみに臀部だけが痛い、腰だけが痛い、と言うときには坐骨神経が関係していない可能性が高いです）。

　坐骨神経痛の原因には、主に三つが考えられます。
　一つは、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など、腰部での神経圧迫です。ヘルニアは脊椎の椎間板が飛び出して、神経を圧迫している状態です。脊柱管狭窄は脊柱の通り道が何らかの原因で狭くなり神経を圧迫する状態です。
　二つ目は、梨状筋症候群。お尻の深い部分にある筋肉、梨状筋が坐骨神経を圧迫して障害をもたらしている場合です。私も何件か見ていますが、梨状筋を狙って鍼をすることで比較的早く回復します。なお、脊柱管狭窄症と病院で診断されながら、梨状筋の治療で回復したケースも一件ありました。
　三つ目、坐骨神経痛の類似症状を出すものとして、トリガーポイントによる痛みがあります。これは過緊張、疲労によって筋肉の一部が硬化した状態で、周辺に強い痛み（放散痛といいます）を出します。鍼、注射などが有効です。

　まずは整形外科の病院で、ＭＲＩを受けてみることをおすすめします。骨しか写らないレントゲンと比べ、神経や椎間板が写るＭＲＩでは、ヘルニアなどを見つけやすいのです。また病院で「骨盤がずれている」「椎間板の間が狭くなっている」といわれたようですが、それも再確認できるでしょう。ヘルニア・狭窄症は病院で治療を受けます。
　あとは、上記のような可能性を一つずつつぶしてゆくことになるでしょう。梨状筋症候群、トリガーポイントは、病院の他に鍼灸院で治療することもできます。インターネットで「トリガーポイント」を扱う病院・治療院を調べてみてください。

　あと、試してみていただきたい治療法が一つあります。

　ストレスが、腰痛など背部痛の原因になることがあるのを、ご存知でしょうか。
　ストレスの緊張が背部・腰部の筋肉に循環不全を起こさせ、痛みを起こすというのです。このストレス性の痛みの場合、ストレスと痛みの関係を理解することで緊張の作用が変わり、痛みが減少することがあるのです。
　治療方法は本を読むことと、自分のストレスを理解することが中心です。参考書としては「椅子がこわい―私の腰痛放浪記」（夏樹 静子）、「サーノ博士のヒーリング・バックペイン」（ジョン・サーノ）などがあります。全くノーリスクですので、試してみる価値はあると思います。
　それでは、ご回復をお祈りいたします。

お礼

土曜日に大学病院でレントゲンをとり、椎間板ヘルニアだろうと言われました。
MRIも５月10日にとる予約を入れてきました。

トリガーポイント、知らなかったです。ちょっとだけ調べました。
私、肩こりと首こりもひどくて、痛くてたまらないですが、これもトリガーポイントが関係してくるんでしょうか…

ストレスと痛みの関係性もこれから調べてみようと思います。お勧めされた本も買って読んでみようと思っています。

詳しい説明ありがとうございました。すごく参考になります。
またなにかあったとき、ご縁がありましたら、回答よろしくお願いします。