フルオロカーボンとは

このQ&Aのポイント
  • フルオロカーボンとは、炭素-フッ素結合を持つ有機化合物の総称です。
  • フルオロカーボンは、炭化水素の一部をフッ素で置き換えた化合物です。
  • フルオロカーボンにはCFC、HCFC、HFCなども含まれます。
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フルオロカーボンとは

「フルオロカーボン」という言葉の意味について教えてください。 「フルオロカーボン」について次の(a)~(d)のような説明があります。 Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%AA%E3%83%AD%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%B3 によると、次の(a)のようにされています。 (a)フルオロカーボンとは、炭素-フッ素結合を持つ有機化合物の総称。 日本フルオロカーボン協会 http://www.jfma.org/fluoro/about.html によると、次の(b)のようにされています。 (b)フルオロカーボンとは、炭化水素の水素を一部フッ素に置き換えた化合物です。 また、同協会 http://www.jfma.org/fluoro/shurui.html の表によると、 (c)フルオロカーボンにはCFC、HCFC、HFCなどがある。 ということのようです。 ダイキン工業株式会社 http://www.daikin.co.jp/chm/products/fluorocarbon/index.html によると、次の(d)のようにされています。 (d)フルオロカーボンは、メタン・エタン等のハイドロカーボンの水素を、一部または全部をフッ素で置換えた化合物ですが、一般的にさらに塩素が結合した化合物も含めて称されます。 質問(1) フルオロカーボンの正確かつ厳密な定義はどのように言えばいいのでしょうか。 ※(a)の「炭素-フッ素結合を持つ有機化合物の総称」だと、その一部にゲルマニウムを含んでいたり鉛を含んでいたりしても「フルオロカーボン」であることになるので、少なくとも(a)は正確でないように思えるのですが....。 質問(2) フルオロカーボンに、(c)のように「CFC、HCFC、HFC」を含めたり(d)のように「塩素が結合した化合物」を含めたりすることは、「フルオロカーボン」という言葉の正しい用い方でしょうか。 ※まずハイドロカーボンがあって、その一部をフッ素で置き換えたものがフルオロカーボンであるという先入観念があるのですが、そうだとするとフルオロカーボンには塩素は含まれないので、フルオロカーボンに「CFC、HCFC、HFC」や「塩素が結合した化合物」を含めることは「フルオロカーボン」という言葉の正しい用い方ではないように思えるのですが....。

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回答No.1

それぞれのリンク先をきちんと読んでいませんが、 私のフルオロカーボンの理解は、「炭化水素の水素を一部フッ素に置き換えた化合物」です。 言葉面は日本フルオロカーボン協会の定義と同じです。 そして、一部塩素を含むものは、クロロフルオロカーボンと呼んで区別していたように思います。 おそらく、shozi_nkさんと同じ認識だと思います。 ただ、日本フルオロカーボン協会(ダイキン工業株式会社も同じ)の定義は私たちの認識よりも広義に捉えているようですね。 私たちの(狭義の?)フルオロカーボンは、日本フルオロカーボン協会では「ハイドロフルオロカーボン(HFC)」と称しているようです。 広義の捉え方か、狭義の捉え方かの違いと理解するしかないのではないでしょうか? 言葉というものは時代とともに変化していく可能性のあるものですし。 Wikipediaの定義は、表現自体はいただけないですね。

shozi_nk
質問者

お礼

御返事が遅くなり申し訳ありません。 詳しい御説明を頂きよく分かりました。 ありがとうございました。

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