• 締切済み

赤血球と浸透圧

赤血球と浸透圧の関係についてですが、 赤血球は低張液につけると、溶血を起こします。 逆に高張液につけると水分がなくなり、収縮します。 この理由がよくわかりません・。 逆のように考えてしまいます。

みんなの回答

  • wacky4
  • ベストアンサー率43% (17/39)
回答No.2

 細胞膜は,溶媒である水は通すけれども溶質は通さない半透膜です。浸透圧の異なる水溶液が半透膜で仕切られると,細胞膜に接する水分子は低張液側が多いので,低張液側から高張液側に移動する水分子の方が逆方向に移動する水分子よりも多いことになります。  分子は多い側から少ない側に拡散し,均一になろうとしますよね。同じ体積で比べると,高張液には水が少なく,低張液には水が多いのです。

  • BookerL
  • ベストアンサー率52% (599/1132)
回答No.1

 温度の高い物と低い物が接触していると、熱が高温側から低温側に移動して、最終的には同じ温度になります。このように、一般に何かの差がある時、物事の変化は差の少なくなる方向に変化します。  溶液の濃度に差があるところでも、変化は濃度の差を小さくする方向に変化します。容器の片側に濃い溶液があり、反対側に薄い溶液があり、その間に仕切りがなければ、溶質は濃度の高い方から低い方へ移動し、溶媒(水)は濃度の低い方から高い方へ移動し、時間がたてば容器全体の濃度は一様になります。  赤血球の内部と外部で濃度の差がある時、赤血球の膜は半透膜なので、溶質は移動できず、水の移動だけが起こります。  赤血球が低張液につかっている時、赤血球の内部は濃度が外部より高いので、その濃度差が小さくなる方向の変化として、水が外部から内部へ移動します。このため、赤血球内部の液体の量が増え、低張液の濃度が十分低ければ、赤血球が破裂するまで水が内部に浸透してきます。これが溶血です。  高張液につけた時の変化も、同じ理由で赤血球内部の水が外部へ移動し、赤血球は収縮します。

関連するQ&A

  •  細胞と浸透圧

     赤血球を極端な低張液に入れると細胞内に水が浸透し、溶血し、高張液に入れると、細胞内から水がでて、収縮する、といった理由がよくわかりません。

  • 赤血球の浸透圧

    スクロース溶液は赤血球を透過できず、グルコース溶液と水は透過できる。その上で、赤血球を最も膨張させる溶液は次のうちどれか、という問題です。 A.高張のグルコース液 B.高張のスクロース液 C.低張のグルコース液 D.低張のスクロース液 E.水 という選択肢なのですが、赤血球を膨張させるためには低張液である必要がある所まで分かります。問題はグルコース液かスクロース液かです。より低張にするということで赤血球を透過できるグルコース液を利用したCなのかと考えたりしてます。まだまだ知識が浅いので皆さんの解答と解説をお聞きしたいです。お願いします。

  • 浸透圧、吸水力、膨圧について

    浸透圧、吸水力、膨圧について 「外液の浸透圧=吸水力」について これがよくわかりません。 高張液に浸したときはわかります。 しかし低張液に浸した場合になぜ成り立つのかがわかりません。 細胞内の濃度を薄めようとして水が入っていきます。 しかし、膨圧が働いて水が入れなくなります。 水が入れなくなるということは、吸水力は0ですよね? でも、外液は浸透圧が働いていますよね? 0=浸透圧じゃないですよね? なぜでしょうか?

  • 赤血球浸透圧抵抗性

     赤血球浸透圧抵抗性の診断的意義とは何か?また遺伝性球状赤血球患者血では、溶血曲線はどのようになると考えられるか? どうしても分からず、投稿しました。

  • 細胞内液の浸透圧 - 膨圧 = 細胞外液の浸透圧(吸水力=細胞外液の浸

    細胞内液の浸透圧 - 膨圧 = 細胞外液の浸透圧(吸水力=細胞外液の浸透圧) が、低張液で成り立つ理由がわかりません。 低張液でも吸水力は0になるのではないのですか? それが外液の浸透圧と等しくなるって おかしくないですか?

  • 浸透圧について

    高校の生物1で浸透圧を習っているのですが、膨圧等も含めたグラフについて質問があります。 グラフの左側、細胞の体積が小さいとき、つまり高張液につけた時ですが、浸透圧(=吸水力)が他のどのグラフの位置よりも高くなっていますよね。これはどうしてなのでしょうか? 平衡状態では内液と外液の濃度は等しいので、わざわざ水が浸透する必要がないのでは? と思うのですが。。。 それに伴い、浸透圧はその溶液の濃度に比例すると教わりましたが、この濃度というのは、外液と内液の濃度を比べてのものですか?それとも同じ内液の濃度の変化でのことを言っているのでしょうか。

  • 浸透圧

    血液を水でうすめると、赤血球が破裂します。 このことは、浸透圧が関係あることはわかったのですが、なぜ浸透圧が関係するのかがわかりません 教えてください

  • 細胞と浸透について

    学校のテストで 植物の細胞を高張液、等張液、低張液に入れたときの様子を表す3パターンの図(a;原形質の体積は変わらない, b;緊張状態, c;原形質分離)が示され、 問:浸透圧と膨圧が等しくなるのはa、b、cのうちのどれか。 答:b という問題が出されました。 吸水力=浸透圧ー膨圧 を考えると、a,b,cすべて、変化し終わった後で、吸水力はゼロで、浸透圧と膨圧は等しくなっているのではないでしょうか? どう理解したらいいのでしょうか。 どなたか御教授いただけませんでしょうか。 よろしくおねがいします。

  • 植物細胞の浸透圧について pv=一定

    浸透圧に関する質問です。 浸透圧がpv=一定となることは理解しています。 浸透圧に関するある問題で、横軸に体積を縦軸に浸透圧・膨圧を示したグラフ(よくある浸透圧と膨圧の曲線)から、体積が1.0の時に細胞の浸透圧が9気圧、体積が1.1の時に浸透圧が8気圧になることが読み取れました。 この条件で、細胞の浸透圧が10気圧になるときの体積を求める問題がありました。 この場合pv=一定より、 10×V=9×1.0 または10×V=8×1.1 が考えられると思いますが、回答は10×V=9×1.0となっていました。 10×V=8×1.1ではいけない理由を教えてください。 植物細胞を低張液にいれた場合、細胞が水を吸水して、膨圧が発生すると思います。その膨圧が関係しているような気がしますが、よく理解できません。 よろしくお願いします。

  • 植物の浸透圧について

    実験で植物の浸透圧についてのものがありました。 食塩20ml(1%、5%、10%)、砂糖水20ml(10%、20%、30%) にタマネギの鱗茎表皮を浸して数分置き、 染色液(酢酸カーミン、中性赤)を用いて観察するといった実験です。 実験結果から考察を書かなければならないのですが 書いてほしい考察のポイントとして 1.溶液の濃度の設定理由 2.なぜ「塩→少量、砂糖→多量」なのか 3.食塩水、砂糖水の浸透圧の違い を先生に言われたのですが、 正直実験結果を見てもまったくわかりませんでした。 調べてもこの実験自体がでてこなかったので 今とても困っています; この1、2、3をふまえて浸透圧を わかりやすく説明してくださると助かります。 憶測推測でも構いません。 お願いします。