• ベストアンサー

橋梁点検 コンクリートの剥離と欠損について

最近、橋梁点検の仕事を始め、 国道交通省の「橋梁点検要領(案)」(平成16年3月発行) を参考にいろいろ勉強中です。 そこで質問なのですが、部材がコンクリートだった場合の 「剥離」と「欠損」の違いがよくわかりません。 コンクリートの一部が欠けて損なわれている場合、 損傷名はどちらを使うのが適当なのでしょうか? 詳しい方いらっしゃいましたら、何卒よろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • naocyan226
  • ベストアンサー率55% (564/1018)
回答No.3

No.1です。念のために付け加えると、 欠損は「欠けて損する」こと、つまりコンクリートの一部が無くなっている状態です。この原因はいろいろあるでしょう。損傷として補修が必要になるのは断面欠損です。特に鉄筋等が外気に晒される、あるいは所定のかぶり厚がなくなっている、これはいずれ鉄筋に悪影響をもたらします。また、断面欠損は強度が落ち危険ですね。 剥離は、内部からの作用でコンクリートの表面が剥がれている状態です。これも進んでいくと断面欠損になるのですから、早めの補修が必要です。 それによって、補修方法が違ってきますから、損傷の状態や程度によって、剥離か欠損か分別するのですね。それが診断で評価ですから、使い分けはその状況を基準にするのです。

ls4545
質問者

お礼

丁寧なご回答ありがとうございます。 なるほど!補修方法が違うからその事も考慮しつつ損傷名を 使い分けなければならない訳ですね。 あわせて損傷の原因も解説していただき、とても分かりやすかったです。 ありがとうございました。 また分からない事があった時に、助けていただけるとありがたいです。

その他の回答 (2)

  • saltmax
  • ベストアンサー率39% (2997/7598)
回答No.2

詳しくありませんが 損傷の種類は 剥離・鉄筋露出と変形・欠損ですよね。 剥離とは薄く剥がれるということで 原因は色々あると思いますが 中性化や塩害などで鉄筋が錆びて膨張することで コンクリートを中から押し出して剥がれたりすることで 欠損は欠けて損なわれるということから 外部からの衝突や接触によるものや局部応力の集中によるものではないでしょうか。 付録-1 損傷評価基準を見ると 原因に基く分類のようですが。

ls4545
質問者

お礼

回答と丁寧な説明ありがとうございます。 付録-1 損傷評価基準を改めて見直してみました。 確かに原因によって分けると、かなり理解しやすくなりますね。 ・・・という事は、損傷の種類を判定するには、 現場や写真の状況から損傷の原因を見極めなければいけない ケースもあるということですね。 とても参考になりました。 ご回答ありがとうございます。

  • naocyan226
  • ベストアンサー率55% (564/1018)
回答No.1

どちらを使うのが適当なのでしょうか、といっても文字通りでしょう。剥離は原因であり、欠損はその結果でしょう。普通は「断面欠損」といいますね。剥離した結果、断面が欠損します。 状況を観察し、鉄筋等が腐食・膨張してコンクリートの表面が剥離していれば「剥離」、それが進んだ結果、断面欠損に至るほどひどい場合は「断面欠損」、でいいのでは。

ls4545
質問者

お礼

さっそくのご回答ありがとうございます。 剥離が進んだ結果、欠損になる。ということですね。 --剥離は原因であり、欠損はその結果でしょう-- その通りだと思います。 ただ、今私が参考にしているマニュアル(国土交通省の発行したもの) では損傷の結果を「剥離」と「欠損」でわけているんですよね。 同じ事じゃないの??と少し混乱してしまいました。 ご回答、参考になりました。どうもありがとうございます。

関連するQ&A

  • 橋梁の点検について

    私は、土木学科の学生です。橋梁の点検について調べています。橋梁点検シートについて不満やわかりにくい場所等があれば、教えてください。土木に関わる人達のみならず多くの意見を求めます。

  • 橋梁点検車について

    橋梁点検車での、作業についてです。  カタログ値に基づいた、内容は把握しているつもりです。 定格荷重内の積載で作業します  と、説明したところ。    橋梁の点検以外で、断面修復や表面保護の塗装をするのに  点検以外の作業をしていい、説明できる文章もしくは、資料を要求されました。  相手方に、どのように対処したらいいでしょうか?    専門的な、内容ですがお願いいたします。

  • 子供手当てとかはなくなるんですか?

    本日のニュースです。 政府・与党が目指す復興対策の平成23年度補正予算編成では、23年度予算案に計上された子ども手当(2・2兆円)や高速道路無料化(1千億円)、高校授業料無料化(4千億円)、農業戸別所得保障制度(6千億円)などに充てる予定だった財源を振り分け、残りを震災復興国債で賄う方針。道路や橋梁(きょうりょう)などについて建設国債発行も検討されている。 ↑       ↑      ↑      ↑ 子供手当てとかはなくなるんですか? 宜しくお願い致します。

  • 鉄筋コンクリート構造配筋標準図のスリーブについて

    こんにちは2点質問です。 1:鉄筋コンクリート構造配筋標準図の、梁貫通孔補強の項目にて、80φ以上の梁貫通から 鉄筋の補強要領が描いてあるのですが、外径80以上の塩ビ管を先行配管している場合も、当然80以上の梁の断面欠損と考えて、補強するものだと思っていたのですが、違いますでしょうか? 施工屋はボイド管の場合は必要だけど、塩ビ管の場合は必要ないと言っているのですが?! 2:スリーブの定義が一部わかりません、配管用に梁に穴が開いている状態をスリーブのみをスリーブというのでしょうか?先行配管で塩ビ管が梁貫通している場所はスリーブとは言いませんか?

  • 国道4号か6号か

    この夏自転車で北海道に行こうと思っているのですが、どの道を使うかで迷っています。 東京から青森県大間までで、今、次の3つのルートを考えています。 1.国道4号で行く。 2.国道6号で仙台まで行き、仙台から国道45号で行く。 3.国道6号で仙台まで行き、仙台から国道4号で行く。 交通量が少なそうなのは2だと思うんですが、道がうねうねしていて遠回りになりそう。一番早く着きそうなのは1だけど交通量が多そう。3は2の妥協?案。という感じです。 自転車が走る場合どのルートがベターでしょうか?また、これよりも、もっと良いルートはありますか?お願いします。

  • 橋梁点検車のCADデータが欲しいです

    お世話になります。仕事の資料で橋梁点検車のCAD図が欲しいのですが、どなた様かデータ頂ける所をお教え願えませんでしょうか 宜しくお願い致します。

  • 修繕工事の保証について

    マンションの大規模修繕工事をおこないました。 発注者は、請負者に対して下請施工を○○会社に発注することを条件にして本件工事契約を締結する。 との内容で、管理会社が元請けとなっています。 工事の中に、鉄部塗装があり、 保証内容及び期間は、 鉄部塗装面の著しい発錆、著しい塗膜剥離、著しい変色…1年となっています。 アフター1年点検を平成23年11月24日に行い、侵入防止柵・他に発錆があり、平成23年6月29日に保証による補修をおこなっています。 補修による鉄部塗装も前回同様雪解け前には塗装塗膜内部に発錆が見られ、春には直接錆が見られる状態でした。 今年も補修がおこなわれると思っていましたが、いっういおこなわれる様子がないので、 工事保証について、平成23年6月29日に行われた資料をみせてもらったところ… アフター1年点検報告書とトモニアフターサービス点検・補修作業完了報告書 というのがあり、下の方に… アフター1年点検報告書とトモニアフターサービス点検・補修作業 完了確認書  上記1年後アフター点検・補修作業の完了を確認し、平成22年10月30日発行の工事保証書による保証期間経過項目について保証満了について確認致します。 年月日 住所 ○○管理組合 【理事長署名】【印】 という文・【理事長署名 印】がありました。 (これって保証満了を認めさせる文?) またもや1年も持たない補修をおこなったのかと思うと腹立たしいかぎりですが… 適当なケレン等で補修をされたとしても、契約上の保証をおこなったのだから、 良心的でない業者に工事を請け負わせてしまったと… 泣き寝入りするしかないのでしょうか?

  • 阪急神戸線「武庫川新駅」橋りょう上に珍しい駅?

    兵庫県と尼崎市、西宮市、阪急電鉄は9月3日、阪急神戸本線武庫之荘~西宮北口間に駅を設置する構想の具体化で合意した。場所は尼崎市と西宮市の市境となる武庫川の上。南へ約3.5kmの位置にある阪神本線武庫川駅のような橋りょう上の駅になる。駅予定地周辺が便利になるだけでなく、周辺駅の問題も解決するという。 「武庫川新駅」地図で確認すると、新駅設置予定地では神戸本線の複線の間隔が広がっている。あらかじめ新駅の島式ホームを作るために準備していたかのようにも見えるが、この配置は兵庫県の武庫川河川整備事業がきっかけとなっている。堤防の嵩上げに合わせ、老朽化した橋りょうを架け替える際、元の複線の両側に新しい橋りょうを作った。 橋梁幅は約13mあり、島式ホームの幅としては広すぎた。古くから新駅設置の要望があり、先を見越してこの形にしたともいえそうだが、それを表明してしまうと、鉄橋を架け替える理由が武庫川河川整備事業と離れてしまい、阪急電鉄の負担が増える。もしかしたら、当事者間に「暗黙の了解」があったかもしれない。 新駅設置予定地は島式ホームを作れそうな線路配置になっているが、 ホームの幅については、国土交通省の「鉄道に関する技術上の基準を定める省令の解釈基準」にて、「普通鉄道(新幹線を除く。)及び特殊鉄道(新幹線を除く。)のプラットホームの幅は、両側を使用するものにあっては中央部を3m以上、端部を2m以上、片側を使用するものにあっては中央部を2m以上、端部を1.5m以上」と定めている。新幹線においても、両側を使用する島式ホームの幅は9m以上とされており、幅13mの島式ホームは過剰な設備となる。ホームは広いほうが良いもと尼崎市、西宮市、阪急電鉄が参加する「武庫川周辺阪急新駅に関する検討会」の報告書を見ると、ホームは線路間に設置されるが、島式ではなく、単式を背中合わせに「背反式」のホームを配置するようだ。既存線路の橋脚の間に梁を渡し、その上にホームを載せる。駅は武庫川の両岸にかかる位置となる。地図上で護岸間を計測すると約160m、報告書の図をもとにすると約300mがホームと駅施設を示している。20m級電車の10両編成に対応可能と思われる。 「阪急『武庫川新駅』実現へ 80年来の悲願、4者合意 西宮、尼崎両市で具体化へ検討」によると、新駅に停車する列車の種別について「未定」とのこと。明確な開業時期も決まっていない。「当面は普通(各駅停車)のみ停車」と予想する。神戸三宮方面の隣駅である西宮北口駅に特急が停車するし、大阪梅田方面も2駅隣の塚口駅に通勤特急が停まるから、普通だけでも途中で優等列車に乗り換えられる。 現行ダイヤで普通を新駅に停めても、特急の運行に大きな影響はなさそうだ。 神戸本線がもっと過密なダイヤだったら、新駅は単式ホームを線路の外側に配置して対向式とし、上下線の間に旧鉄橋時代の線路を復活させて通過線にしたかもしれない。そうすれば新駅で追い越しが可能になる。しかし阪急電鉄にとって、そこまでの必要はなかった。駅の設置以上に路線の価値が上がれば、阪急電鉄に追加のコスト負担を求められるだろう。全国的にも例が少ない「背反式」ともいえるホーム配置は、このような経緯ではないかと予想される。 ■尼崎市、西宮市、阪急電鉄の利点が一致 「武庫川新駅」は武庫川の西岸地域(西宮市側)が要望していた。「武庫川周辺阪急新駅に関する検討会」の報告書では、「検討の経緯」に「昭和17年5月 西宮市と旧瓦木村との合併条件の覚書(阪急武庫川西堤防への停留所設置の実現に努力すること)を交換」と「80年来の悲願」の根拠となっている。 昭和17年といえば1942年、いまから79年前だ。瓦木村は現在の西宮北口駅付近から武庫川西岸あたりの村だった。神戸本線の開通は1920(大正9)年だから、当時から駅を要望する声があっただろう。対岸が見えれば渡りたくなる。それが人情である。西宮市への編入は、大きな自治体になったほうが要望を叶えやすいと思ったからではないか。 一方、武庫川東岸の尼崎市側の意欲は低かった。鉄道空白地帯の新駅は歓迎だが、予算面で難色を示していたようだ。西宮市側では、2000(平成12)年に旧瓦木村管内の自治会、町内会、農会など12団体が「阪急武庫川駅誘致推進協議会」を設立。活動が実り、2012(平成24)年に「武庫川周辺阪急新駅に関する検討会」が設置され、兵庫県、西宮市、阪急電鉄が参加した。しかし尼崎市は応じていない。 尼崎市は駅に反対という立場ではなかった。むしろ歓迎したいところだが、新駅よりも優先すべき課題があった。尼崎市地域交通計画を見ると、バスによる南北交通網の整備拡充と、既存の駅の自転車駐輪場確保、放置自転車問題に注力している。 西宮市は市街地の南北鉄道路線として阪急今津線がある。一方、尼崎市における南北方向の鉄道路線は、東部のJR宝塚線(福知山線)のみ。武庫川東岸地域にも南北交通アクセスが欲しい。東西方向を走る阪急神戸本線の駅を整備するよりも、南北方向に投資したいはず。できることなら阪神本線尼崎センタープール駅からJR神戸線立花駅、阪急神戸本線武庫之荘駅を経て、さらに北へ向かう軌道系アクセスが欲しいところだろう。 西宮市と尼崎市の温度差は、人口の動向からも見て取れる。「武庫川周辺阪急新駅に関する検討会」が2016(平成28)年に作成した報告書によると、西宮市は新駅の有無にかかわらず人口は増加傾向だが、尼崎市の人口は減少傾向にあるという。南北交通の有無だけではないと思われるが、武庫川を挟んで住みやすさに差が現れている。尼崎市の人口は新駅ができても減少すると予測されているものの、新駅なしよりも減少は緩やかだった。 2013(平成25)年、尼崎市は「駅設置を前提としないゼロベースからの勉強会」という認識の下、「武庫川周辺阪急新駅に関する検討会」に参加する。共同で調査の上、南北方向整備と新駅のどちらを優先すべきか見極めようとしたと思われる。 調査の結果、尼崎市にとっても利点が大きかった。立花駅や甲子園口駅へ向かう東西方向の交通需要が新駅に集約されるだけでなく、立花駅や武庫之荘駅へ自転車で向かっていた人も新駅へ転じるため、両駅の駐輪場不足と放置自転車問題が緩和される。また、人口が減少しているとはいえ、地価の上昇によって固定資産税収入は増加する見込み。そうなると、相続などで土地の再編が緩やかに進み、マンションに建て変わることで生産人口の転入が増える。尼崎市側から見ても、「武庫川新駅」は「悪い話ではない」どころか良い話だった。 新駅関連の費用負担について、鉄道施設(ホーム・駅舎)が約50億円、駐輪場が約5億円、合計55億円となっており、国の社会資本整備総合交付金が得られた場合、国が3分の1、西宮市と尼崎市が合わせて3分の1、阪急電鉄が3分の1を負担する。阪急電鉄の負担があるという点も重要だ。自治体が建設する請願駅ではなく、阪急電鉄側も利点を評価している。JR神戸線の甲子園口駅、立花駅を利用していた人の一部が阪急神戸本線を利用すると見込んでいる。 尼崎市、西宮市、阪急電鉄の利点が一致した。鉄道ファンとしても、橋りょう上に「背反式」のホームは見てみたいものである。 ★上記記事の駅の設備ですが? 新駅は通過線無し橋梁の中央背反式単式ホーム派?それとも、旧橋梁跡に優等列車用の通過線、現本線を退避停車線で外側に単式の対抗式ホーム? 今後の利便性はあなたなら? どちらが良いと思いますか?

  • コンクリート床剥離

    コンクリート床の剥離を簡単になおす方法を教えて下さい。 ベーカリー作業場のシンク下です。 水は流さないようにしていますが、どうしても水がかかり湿気ます。 塗るだけで良いペンキなどあれば教えて下さい。範囲は1メートル×50センチくらいです。

  • コンクリート 塗装 剥離

    コンクリートに塗られた塗装を剥がして再度塗装したいのですが塗装を剥がすのに手こずっています。今はケレンなど手作業です。サンダーなどホコリが出るので使ってません。剥離剤を使ったら楽に剥がせるけど再度塗装する場合に剥離剤が影響しないか心配です。楽に剥がせる方法あれば教えてください。

専門家に質問してみよう