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ダーリントン接続でモーター駆動

モーターを駆動するために2SC1815をダーリントン接続した使用例です。 ここで、R2の3kΩの挿入目的は何でしょうか? 無いと動作しないのでしょうか? 乗数の計算式なんかはあるのでしょうか? また、C1のパスコンの容量は実際にオシロで波形を見ながら決定するものでしょうか? 机上の計算で求められるものなのでしょうか? よろしく御願いいたします。

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  • kuro804
  • ベストアンサー率29% (523/1762)
回答No.2

概略は R2は前段のエミッターから流れ込む漏れ電流(温度上昇と共に増加する)で後段のトランジスターが導通してしまう弊害をなくするためのものです。 つまり前段がオフの状態でも漏れ電流は幾らか流れます。これが後段のトランジスタをオン状態、あるいはそれに近い状態にしてしまう弊害を防止します。実際に計算されるとその効果がはきりします。 正確な計算は私は出来ませんのでこれは他の方に任せるとして、 効果の概要が分かる方策として次の前提で考えます。 後段のトランジスタには電流は流れ込まず、とにかくベースエミッター間の電圧が0.6Vになればオンすると考える。 前段のエミッターから流れ出す漏れ電流を25度で0.001mA、60度で0.01mAとする(これらの値は個々のトランジスタの特性に合わせれば現実的) あとはオームの法則のみで、漏れ電流による3Kの抵抗の両端電圧は25度で0.003V、60度で0.03V もしこの抵抗がないかあるいは100Kくらいとすれば、100Kの場合は25度で0.3V、60度で3Vになってしまいます。 つまり明らかに抵抗がないか100K程度なら60度の場合は後段のベースに電流は流れ込むことが理解出来ます。しかもその差、効果は極めて大きいことが分かります。 C1と呼ばれるコンデンサはどうも0.1uの表記にも見えます。 もし容量が0.1マイクロファラドであれば直流モータの発生する雑音の比較的高い周波数の低減目的でしょう。実装時にオシロスコープで電源ラインの重乗されるノイズを観測して影響を判断します。 オシロでの観測か机上での計算かは、極めて重要な事ですが基本は理論計算と実装の結果が一致すれば、それが本来の”設計”でしょう。 まぁー ざっくばらんに言えば机上計算の出来る人は少ないでしょう 代わりにシミュレーションソフトの活用が多いでしょうが、モーターは電気と機械の双方のパラメータを必要とする難しさを持っています。 理論的推察と実測と概算で方向性を把握しての実測重視でお茶を濁すのが多いのではないでしょうか。

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質問者

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丁寧な説明、大変ありがとうございます。 目的・用途がはっきりとわかりました。 コンデンサの容量や抵抗値はやはり実際に測定しながらになるようですね。 勉強になりました。

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その他の回答 (5)

回答No.6

> 電源ON後に正常起動するまでの不定状態の対策にもなっているのかな? ごく短時間だから、アマチュア的には気にすることは無いでしょう。 高信頼性設計なら、初段のB-E間にもR2の10倍(図の定数なら30kΩ)の抵抗入れます。

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質問者

お礼

初段にも入れると効果があるのですね! 10倍を目処に設定すればよいのですね。 ありがとうございます。

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回答No.5

僕は、アナログエンジニアさんのようなセンサ屋ではありませんが、読んでいて思い出しました。 トランジスタの耐圧には、VCEO、VCEX、VCES、VCBOがありますが、大きさは VCEO≦VCEX≦VCES=VCBO となっています。 BE間に抵抗を入れたときのCE間の耐圧は「VCEX」です。 BE間オープンの時に比べて耐圧が向上する場合が多いです。

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質問者

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御回答ありがとうございます。 お恥ずかしながら、まずはそれぞれのパラメータの意味から勉強させていただきます。 ご説明の意味が理解できるレベルを目指してがんばります!

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  • inara1
  • ベストアンサー率78% (652/834)
回答No.4

ダーリントン接続でベース-エミッタ間に抵抗を入れる理由は、ANo.3さんの回答の通りですが、同様の理由が書かれたサイトがあるのでご参考まで・・・( ANo.3さん=アナログエンジニアさん ではないようですが)。 Yahoo知恵袋 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1112923891?fr=rcmd_chie_detail hFEの電流依存性と抵抗 http://analog-engineer.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/hfe_bc5f.html

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質問者

お礼

参考URL、大変ありがとうございます。 勉強になりました。

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回答No.3

ANo.1で紹介された質問に回答した者ですが、纏めると; 1.ダーリントン接続で大きくなりすぎたhFEにより、漏れ電流での誤動作を防止する。 2.2段目のTrのベースに蓄積した電荷を引き抜き高速にOFFにする。 の2つの目的でR2は入っています。 1の目的だけだとR2はもっと大きくてもOKですが、2の目的のためにはできるだけ小さいことが望まれます。 常温だったら多分誤動作しないと思いますから、R2を無しから数100Ω程度まで変えてみて、スイッチングさせスピードを見たら堂でしょう。

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質問者

お礼

御回答ありがとうございます! 2つの目的があるのですね。 ふと思ったのですが、入力がマイコン等から来ている場合、 電源ON後に正常起動するまでの不定状態の対策にもなっているのかな? と思ったのですが、このR2はそういう目的(ハード的な初期値設定?)は無いのでしょうか?

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  • inara1
  • ベストアンサー率78% (652/834)
回答No.1

過去の質問(http://sanwa.okwave.jp/qa3323529.html)の回答が参考になると思います。

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質問者

お礼

参考のリンク、ありがとうございます。 似たような質問があったのですね。 参考にさせていただきます!

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このQ&Aのポイント
  • 本体のスイッチを入れても電源が入らない。プラグを抜いて、改めて入れると、スイッチを入れなくても自然に電源が入る。
  • 電源のスイッチでオフはできるが、次回使用時に同じように本体のスイッチからは電源が入らない。一旦プラグを20分抜きっぱなしにして、改めてプラグを入れても改善せず、同じ状態。
  • 質問者は試したこととして、本体のスイッチを入れる、プラグを抜く、20分プラグを抜く、プラグを入れる、という手順を行っている。しかし、この手順でも本体のスイッチから電源が入らず困っている。
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