• 締切済み

アルミとカーボンフレームどちらに?

noname#155689の回答

noname#155689
noname#155689
回答No.7

No.2&3です。 昨日も今日も、出社すると 急ぎで対処していた筈の仕事を一旦ペンディングにすると伝えられて ・・・また暇です>ウチの会社、大丈夫なんでしょうか? と言うことで?雑談交じりに少し長めの回答をします。 以下、基本的には他人の受売りです。 アルミもカーボンも破損してしまうと 修復が困難な素材であることはNo.1さんの仰る通りです。 クロモリというのはクロームモリブデン鋼、即ち 鉄にクロームとモリブデンを添加した合金鋼です。 鉄は金属の中では弾性が高い素材です。 弾性が高いというのは 力を掛けて変形させても元に戻りやすいということです。 だからバネ材などに使われます。 クロモリは「しなりある」「バネ感のある」乗り心地だと言われるますが 何となく想像できるのではないでしょうか? 鉄は弾性が高いので 例えば凹んだりしても裏から叩き出して元に戻しやすいです。 アルミだったら、凹んだ部分を裏から叩き出そうとしたらまず割れちゃいます。 (アルミ缶を想像してもらえば何となく分かるのではないでしょうか。) 鉄は溶接も簡単なので 傷ついたパイプだけを新しいモノに交換することもしやすいわけです。 ということで、修理のしやすい素材=長く使いやすい素材です。 欠点は重いことと錆びやすいことです。 アルミは・・・アルミそのものは実は柔らかいのです。 再びアルミ缶を想像してみてください。 平坦な部分はベコベコでしょう? 柔らかいので形状加工が容易です。 素材としては柔らかくでも曲げを入れたり角をつくったりすることで 固い部分をつくることが容易に出来ます。。 また軽いので、パイプ径を太くして鉄のパイプより強度を出しても それでもまだ鉄のパイプより軽いのです。 でも、弾性は低いのです。 つまり、力を加えて変形させると元に戻らないのです。 だから、乗り心地としてはバネ感が出せないため キンキンと硬い乗り心地になりますし (その分、漕いだ力が逃げないフレームになります) 落車して凹ませたりすると元に戻らないのです。 また、形状加工で強度を出しているので 鉄のように溶接して修復しようにも、強度が保てません。 鉄よりは錆びにくいですが、一旦錆びると錆が落ちにくいです。 カーボンは元は炭素繊維、即ち「糸」です。 この糸は非常に「軽い」「切れない」「引っ張っても伸びない」のです。 この糸を編んで生地状にしてフレーム型の中に敷き詰めていきます。 生地なので形状が非常に自由につくれます。 これを樹脂で固めて焼き上げるのです。 繊維の密度や敷き重ね方を変えることで 部分的にしならせたり、アルミよりも硬くしたりと 強度が自由につくれます。 カーボンが問題視されるのは樹脂(接着剤みたいなものですね)の耐久性です。 樹脂が崩れてしまうと、残りは布なのでフニャフニャと折れ曲がってしまいます。 これが、鉄やアルミの破断しか見たことがなかった人には 非常にショッキングに映ったので「カーボンは壊れる」と騒がれました。 確かに樹脂はまだ発展途上にあり、初期は紫外線に弱いとか 点接触に弱いといった指摘がありました。 ただ、自転車におけるカーボンはまだ歴史が浅いので 耐久性に関しては「弱いかも知れないので気をつけろ」としか 言えないというのが妥当なところではないでしょうか? カーボンは弱いかも知れない、とは言っても 鉄もアルミも、それぞれに弱い部分はあります。 また、樹脂の性能は日進月歩で上がっているようです。 昨今のプロレースは100%フルカーボンバイクですが フレーム破断の事故はほどんど見られなくなりました。 最近は何といってもチェーン切れ事故が多いですよね。 http://www.cyclingtime.com/modules/myalbum/photo.php?lid=115001 スラムとシマノがリンク式のチェーンを導入しましたが これがまだレース強度に耐えられないときがあるようです。 さて、カーボンバイクが嫌いな人というのもいます。例えば > 「間違いだらけの自転車選び」って本 この本の著者もカーボンがお嫌いなようです。 カーボンは先に説明したように金型や焼釜などが必要なので 工場設備が大掛かりになります。 鉄の時代は職人が手でパイプを溶接していましたが カーボンは思いっきり「工業製品」です。 なのでどうしてもビジネスとして大掛かりになります。 生産設備が大掛かりになる分のコストを下げるため のきなみ工場は台湾、中国に集中します。 ヨーロッパやアメリカのメーカーは設計と塗装だけ、というパターンが増えています。 カーボンが嫌いな人というのは、こういった生産背景がどうも気に喰わないらしいのです。 まあ、その気持ちは分からなくもないですが。 長くなりすぎるのでそろそろやめますが カーボンフレームの成型が出来る(焼釜設備のある)工場のほとんどは 台湾、中国にあります。 その中で自社ブランドも生産しているのは・・・有名なのは「ジャイアント」です。 ジャイアントは自社ブランド以外に、現在はコルナゴの生産を請け負っています。 (他社も請け負っている筈ですが公表していません。) カーボンフレームの生産を全て自社工場で賄っているのは ジャイアント、ルック、タイムの3社が有名です。 他にもあるようですが、実態が掴みにくい。 (例えばオルベアは中国に自社工場につくったのか?それも委託か?とか。) さらにカーボン糸を編み上げるところから自社で賄っているのは ジャイアントとタイムの2社だけと聞きます。 > いまどきジャイアントを馬鹿にする人がいるんですか? というのは、そういう意味で書きました。 出来れば素材ごとの振動伝達特性の違いなども書きたかったのですが 長くなるので、ご興味おありならご自身で調べてみて下さい。 単純に「カーボンは振動吸収がいい」なんて言うのは乱暴です。 最後に > 私のフルカーボンバイクも5年目に突入し すいません、4年目でした。 どうでもイイことですが・・・

asakodepon
質問者

お礼

ホントいろいろと参考になりました、ありがとうございます。 フレーム素材による違いをとても判り易く解説いただきまして感謝しております。 いろんな人のアドバイスを聞きまして今のOCRをグレードアップしてもうしばらく乗ってみようか、という気持ちとカーボンフレームに乗ってみたいという気持ちでグラついてます。 いずれにしろ皆様のアドバイスはとても参考になり、今までの勝手な思い込みが的を外していたことがよく解りました。 正直なところ「間違いだらけの自転車選び」を読んだ後にはロード乗りってこういう人ばっかりなのかなぁ~、ぼくはとてもそっちの世界には入れないし、幸せな自転車乗りにはなれそうもない・・っていうか、なりたくもないなって感じでしたが、このサイトで皆さんの親切なアドバイスを聞いて救われたような気がします。 ホント僕のようなトンチンカンな素人相手に親切なアドバイスをいただきましてありがとうございました。 再度自分なりにじっくり考えてみます。

関連するQ&A

  • アルミとカーボンのフレームの差

    アルミフレーム(フロントフォークはカーボン)とカーボンフレームの違いは、100km以上乗ったときの疲れ具合の差とは、よく言われますが、2年間フルカーボンフレームに乗って、久しぶりに以前乗っていたアルミフレームに乗ってみて、それほどの差を感じません。実際、それほどの差があるものでしょうか?。 ちなみにアルミフレームは完成車で8万円のフラットバー。それをドロップハンドルに変え、半年くらい乗ってフルカーボンに乗り換えました。ホイールは3万円程度、タイヤは、3千円程度の耐久性重視のものを履いてます。 カーボンフレームは、完成車で30万円。これに10万クラスの軽量ホイールを入れてます。タイヤは、4千円くらいのレースでも使えるものです。 両車とも、ポジションは合わせてありますが、若干、アルミのほうがコンフォート寄りというか、ハンドルが高くて近く、上体が窮屈な感じです。 もちろん、スペックとしては重量ひとつとっても1kg以上違いますし、乗り心地も、アルミはガツガツゴツゴツして、カーボンは、しなやか?と、差はあるのですが、降りたあとの疲労感は、それほど差はありません。 20kmほどの山道を登っても、タイムは変わらないし(1~2分変わりますが、体調等の条件で変わる範囲と思いますので)、何十万も出したカーボンフレームは、はたして自分には必要だったのか?と考えてしまいます。 2年乗って、それが解ったんだから、十分元?は取れたとも言えるのですが、よろしければ、両者の違いを、実際乗った方からお聞かせ願えればと思います。 よろしくお願いします。

  • カーボンとアルミ

    カーボンのバイクとアルミのバイクならどちらがいいですか? 最初の一台はカーボンがいいと以前アドバイスを受け、カーボンを買いましたが、通勤には使いにくいし、壊れやすいとか聞くし、いろいろ気を使います。 普段乗りにもう一台欲しく、安いアルミのバイクを考えています。 アルミの方が使い勝手がいいのではと勝手に想像しています。 乗り比べてみたいです。 1. アルミとカーボンなら総合的に見てどちらがいいですか?(使い方と目的にもよるでしょうが。) 私は普段乗り、街乗り、休日の気晴らしの50~60kmの走り。近々一泊二日くらいのツーリングをくらい考えています。レースなどは予定ありません。 2. お勧めのアルミのロードを教えて下さい。 ちなみに私はOrbeaのAqua SORAとGiantのTCR2を候補にあげています。 OrbeaのAqua SORAが第一候補ですが、ショップに、今年は納期が遅くなるから、年明けになるかもと言われ、それまで待つのも面倒なので、TCR2にしようかとも思っています。(スローピングのフレームが好みじゃないですが。) 本当はANCHORのRA6が好きですが、何でANCHORはこんなに高いんですか? RA6は2013年モデルは105しか無くなったんですか?RA6はRCS6やRFA5よりいいと思います。 RA6がもっと安かったら買うんですがね。(せめてTiagraとかSoraのモデルがあったら。)

  • アルミフレームかクロモリフレームで悩んでいます

    現在、クロスバイクを買おうと思ってます。 予算は10万円以下で買えるクロスバイクをいろいろ調べていたら、デザイン的にはビアンキでほぼ決まっていますが、アルミフレームかクロモリフレームで悩んでいます。 アルミフレームなら、カメレオンテ3か4、クロモリフレームならLUPOというところまで、絞り込みましたが、乗り心地とある程度の軽快な走りを求める場合、どちらの選択がベストでしょうか。 8年程前、競技用のロードレーサーを乗ったことがあり、それは、アルミフレームでカーボンフォークだったのですが、軽快でしたが、乗り心地は腕とおしりにストレートな振動を受けるので良くありませんでした。タイヤが23Cとうことも影響したかも知れません。 カメレオンテ3も同じくアルミフレームとカーボンフォークで、タイヤは少し太いようです。 カメレオンテは人気車種らしいので、それなりに期待を裏切らない商品だと思うので、乗り心地が悪くなければ、カメレオンテ3にしようと思っています。 お持ちの方や試乗された方に乗った感想をお聞きかせ下さい。

  • カーボンバイクとアルミバイク

    15-20万円前後までのロードバイクを探しています。  最近新しくロードバイクも新モデルが出てきましたが、勝手な考えかもしれませんが、20万前後だと  1)アルミフレームカーボンフォークのの105使用の比較的上級モデル  2)カーボンフレームの入門モデル  ここで質問ですが、使用していてカーボンはロードの凹凸を吸収してくれて疲れないとか。重さも軽くしやすいのは解りますが、日常的なメンテナンスも含めまでも含めてどちらの材質が良いか良い回答をお待ちしています。  また、自転車にの世界にのめり込んで入る方は、最初は、ちょっと奮発して良い自転車にめぐり合ったのか、だんだんステップアップしていったのか参考にしたいと思います。 ちなみに今気になってる自転車としましては、  GIANT   TCR 1   TCR COMPOSITE SE  FELT   F75   F5  TREK   MADONE 3.1 などです。  私自身の使用方法としましては、週末のロングライドや、将来的にレースやヒルクライムをしてみたいと思っていいます。

  • アルミロードの購入を検討しています。

    セカンドバイクの購入を検討しています。 現在、クロモリのロードに乗っており、カーボンは取り扱いが大変そうなのでアルミ(フォークやステーがカーボンはOK)にしようと思います。 以下に候補を絞っているのですが、乗り味などはいかがなものでしょうか? ・Cervelo S1 ・Orbea Aqua ・PINARELLO FP1 使用用途は通勤がメインですが、現在乗っているものはBianchiのVigorelliでコンフォート寄りですので、それよりよりレース向けな感じが良いかと思ってます。 以上、よろしくお願いします。

  • 初心者のフレーム素材について(カーボンとアルミ)

    初心者のフレーム素材について(カーボンとアルミ) はじめまして。このたび初めてロードバイクの購入を考えております。 使用目的は、職場まで片道約20kmの通勤と休日のサイクリングを考えています。 高校時代片道10kmをママチャリで通学し、20代はBMX(フラットランド)を趣味でしていましたが、ロードバイクの経験はまったく無い30代前半の男です。体力はごく一般的なの運動不足のサラリーマンってところです。 初めてなので予算は10万円くらいと思い、7万円以下のアルミフレームの入門用ロードを検討していました。 ・GT GTRシリーズ4 http://www.riteway-jp.com/bicycle/gt/2010/9200431.html ・SCOTT スピードスター S55  http://www.chari-u.com/scott/scottroad/13s55cd09.html 先日自転車屋さんにいったところ、2009モデルのフルカーボンモデル(FELT Z45)が15万円弱で販売されており、迷いが生じてしまいました。 質問させていただきたい点は、私の使用環境で、アルミとカーボンどちらがよいかという点です。 というのは、私はアパートにすんでいるのですが、自転車中心の生活をしているわけではないので、室内に自転車を保管するのは、スペースの関係で難しく、ベランダにシートをかぶせて保管という形になると思います。 また、職場には屋根のある駐輪場がなく、歩道から柵もない屋根なし駐輪スペースがあるだけです。 カーボンは紫外線に弱く扱いに注意が必要と聞いた事があります。私のような使用環境では、気兼ねなく使用できる7万円前後のアルミバイクの方がよいのでしょうか。 カーボンに惹かれた理由は、TIAGRAと振動吸収性による疲労軽減ができるんじゃないかという点です。 それほど自転車にお金をつぎ込めるわけではないので、5年くらいは同じモデルに乗りたいとおもっております。 とりとめの無い質問で恐縮ですが、ご教授の程よろしくお願いいたします。

  • カーボンロード購入を考えているのですが。

    カーボンロードの購入を考えています。 今はアルミのMTB(HT)にスリックを履かせてのんびり遊んでいるのですが、やはり長距離を楽しく走ろうと考えるとロードが欲しくなります。 ただ、長距離と言っても旅をする程のことはなく、遠くても日帰り程度で考えています。 また今のところレースは考えていませんが、それなりにスピードを出すのが楽しいバイクをと思っています。 長距離でも疲れにくく、軽くて走りやすいと考えるとカーボンフレームがいいのかと思っていて、値段的な候補として ・TREK 5000 ・FELT F5 ・ORBEA ONIX 辺りを考えています。(ヘルメットやレーパン、工具類は持っています) 皆さんのお薦めはどれになるでしょうか? また、他に「こんなのどう?」と言う候補がありましたら教えて頂けると幸いです。

  • カーボンバイクのへたりについて

    いつも楽しく拝見しています。現在アルミのロードバイクで通勤や週末のサイクリングを楽しんでおります。次はフレームもカーボンのロードを購入したいなあと考えていますが、先日ある雑誌で「カーボンバイクはへたりが早い。アルミバイクのほうが耐久性がある」といった旨の意見があり、迷っている次第です。やはり振動吸収性等はカーボンに分があると思うのですが…そんなに早くへたってしまうものなのでしょうか?ご回答をお待ちしています。

  • ロードバイク選びとフレームについて

    表題のとおりロードバイクの購入を検討しているスポーツバイク初心者です。購入車種はOCR2でほぼ決まっていたのですが、先週、OCR2を試乗しまして、走っている時に腕に振動がかなり伝わってきましたので、再検討しております。当方の状況は、  候補   :RNC3、RNC7、RCS5 それぞれ各種  使用用途:7~80kmのサイクリング。1年後には100km超が目標。  <質問事項>    ◇クロモリフレームは重いといわれているがアルミと比べ巡航速度や加速感など大きく劣るのか。(個人的な意見でも大歓迎です)    ◇カーボンフレームは傷が入るとフレームが破断してしまうと聞いたことがあるが、大丈夫なのか。(飛行機で預けることがあります)    ◇クロモリとアルミ+カーボンとではどちらのほうが乗り心地がいいのか。    ◇製造メーカーについて      ・アンカーの製品は地味ではあるがしっかりしている。      ・ジャイアントの製品は一部の部品がSHIMANOでなくあまり性能のよくない部品を用いて、コストパフォーマンスを上げている。      というのは本当か。    ◇サドルは柔らかいものも販売されているのか。また、付け替えることはできるのか。    ◇タイヤを替えると乗り心地が大きく変わるというが、どのタイヤがおすすめか。また、上記自転車に装着する場合どの太さまで装着可能でおすす      めか。 以上6点、お一つだけでも構いませんので、御回答お待ち申し上げております。

  • フレームの差。違い。

    フレームは、材質も価格も様々ですが、キチンと自分の体に合わせて、ホイールもそこそこ(10万円程度のアルミクリンチャ―)にしたら、それほど高額なフレームも要らないように思いますが、やはりフレームで違いは出ますか?。というか、自分でも判りますか?。 そういう自分のスペック?は、レースには出てもヒルクライムレースくらい、リザルトも中盤より下だし、そもそも、それほど本気になってやる気もないですし、乗る距離はせいぜい200km。ブルべなどをやる気もない、平凡な?ホビーライダーです。 ここで言う高額とは、フレームのみで30万円以上のものです。 自分で使っているロードは、10年近く前のカーボンフレーム完成車で30万円。ホイール等を好みに交換してトータル40万円チョイといったところです。 入門用アルミフレームから乗り換えた直後は、「カーボンて凄い!」と思ったし、同時に乗り比べれば確かに違いはありますが、少しすると慣れて?「こんなもんか」となります。