社債償還差益の会計処理とは?正しい方法は?

このQ&Aのポイント
  • 社債の償還に関する会計処理について質問です。社債の取得価額や簿価、償還額などの数値を元に、2つの方法について考えます。
  • 償還分を簿価にそのまま充当する方法と、簿価券面額に充当し差益として計上する方法があります。保守的な見積もりをする場合、前者が適切と言えます。
  • どちらの方法を採用するかは、企業の方針や財務状況によって異なりますが、保守的な見積もりをするならば(1)の方法が良いでしょう。
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社債償還差益の会計処理

社債の償還に係る会計処理について質問です。 社債取得価額:30,000,000円 取得社債券面額:2,500,000円 社債簿価:21,000,000円(30%減損処理) 簿価社債券面額:1,750,000円 今回この社債について5,000,000円(券面2枚)償還を受けます。 この場合、 (1)償還分5,000,000円(2枚)を簿価にそのまま充当し、  簿価残高は16,000,000円 (2)償還分5,000,000円のうち、簿価券面額2枚分にあたる  3,500,000円を充当し、1,500,000円については償還  差益として計上する。 の2パターンが考えられると思いますが、どちらを採用するのが良いでしょうか? 保守的に考えるのであれば、(1)の方法で固く見積もるほうが良いと思うのですが・・・

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • minosennin
  • ベストアンサー率71% (1366/1910)
回答No.1

(2)の償還差益を計上する方法が妥当ではないでしょうか。償還によって、少なくとも償還部分については減損の根拠が消滅した訳ですから、償還差益として計上するのが妥当だと思います。 (1)の場合は、額面残高25,000,000円に対して簿価残高は16,000,000円となり、減損割合が36%に増加することになります。一部償還に伴い減損割合が増加するのは合理性があるとは思えません。 もし、減損の見直しが必要なら、別途その合理的な根拠に基づいて処理されるべきだと思います。

wtond3
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 おっしゃるとおり、減損割合が増加するということに合理性を見出すのは不可能ですね。 社内で議論しても同様の結論に至りました。

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