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屈折率について

noname#11476の回答

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noname#11476
noname#11476
回答No.5

まず共焦点光学系で距離を測定する場合は、 内部にあるピンホール位置からレンズまで(正確にはレンズ主点位置)の距離L1、 レンズから物体の位置までの距離L2 が、 1/L1+1/L2=1/f f:レンズの焦点距離 の関係になったときに信号が検出されることを利用しています。 ここで、レンズの焦点距離fは普通温度の関数になっています。(具体的な設計により温度係数は異なる) つまりレンズの温度が変化すれば測定誤差になると言うことです。 また、レンズとワークの距離L2を決めているものが、金属として、それが熱膨張しても本来のL2ではなくL2’となりまた誤差になります。 ピンホールとレンズの位置関係L1についても同様です。 共焦点光学系はμmオーダの位置精度を容易に出すことが出来ますが、温度が少し変わっただけでほとんどの物体、レンズの焦点距離はμmオーダ以上の変化があります。 位置を決めているような重要構造物には、インバーやゼロデュアを使うなどの工夫をする、レンズは温度係数がなるべく小さくなるような設計とし、必要であれば更に温度コントロールするなどの工夫をしなければなりません。 つまりかなりシビアな温度管理をする必要があるわけです。 具体的にはこれ以上現物を見ていないので何とも言えませんが、とにかく構造物であれば熱膨張の影響を調べる必要があります。 またレンズについては設計したところに温度による影響を確認する必要があります。(まともなソフトで設計していればシミュレーションできます) 大気の屈折率変化による影響もレンズの設計により異なりますので、同時に行う必要があるでしょう。 レンズが自分で組み合わせたのであれば、レンズに使っている材質から屈折率の温度係数を調べて焦点位置変動を計算します。

0333
質問者

お礼

詳しい説明ありがとうございました。 このレンズに使用している材質にしかりだと思いますが、最終結果である変位量は温度変化に対して、かなりリニアな変化をおこしますか?わかる範囲で結構ですので、回答をよろしくお願いします。

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