• ベストアンサー

決算終了後の仕入計上ミス発覚

製造業の経理をしています。 決算が1月に終わり、今になって前期の材料仕入に計上ミスが 発覚しました。 内容は、  (1)材料仕入の二重計上  (2)材料仕入単価違い これにより、4500万円分を多く仕入及び買掛金を計上していました。 これを今の時点で修正したいのですが、どうすればいいのでしょうか? 買掛金/仕入 で処理するのは簡単なのですが、材料は価格が一定でなく変動しており、今まで管理してきた材料評価額はどうすればいいのでしょう?(総平均法を使用) それにより、製品・仕掛評価はもちろん利益にまで影響してきます。 もう8月に入ってしまい担当税理士は、わからないとの回答です。 どなたか良きアドバイスを下さい。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ok2007
  • ベストアンサー率57% (1219/2120)
回答No.6

決算確定後であれば、No.4のご回答にあるとおり、当期において、前期で過大計上をしていた仕入・買掛金を「買掛金/前期損益修正益」で取り消すとともに、期首商品棚卸高を適正な額に修正する必要があります。 また、材料の単価は、期首に遡ってあるべき単価に修正し、以降現在までの仕入高を再計算する必要があります。(修正後の単価に期首在庫量を掛けたものが、修正後の期首商品棚卸高に一致することになります。) これは、現在の会計基準が、前期以前の虚偽表示につき当期に一括修正することを原則としていること(企業会計原則 第二 6 参照)、および、損益につき期首から期末までの期間損益を適正に表示するよう要求していること(同 第二 1 参照)(したがって、前期決算確定後は、前期以前の修正事項については当期損益に影響しないような処理をすべきであること)によります。 他方、税務上は、更正の請求をすることになります(国税通則法23条1項)。また、当期の決算書を適正なものにすべく、上記仕訳をする必要もあります(法人税法22条4項)。 事務手続きが非常に煩雑となり大変だと思いますが、適正・適法な決算書にするための作業となります。微力ながらお力添えになれば幸いです。頑張ってください。

seaser911
質問者

お礼

ありがとうございます。 契約している税理士がいい加減なため誰にも聞けないでいました。 早速、社長と税理士の件も踏まえて話をしてみます!

その他の回答 (5)

  • hinode11
  • ベストアンサー率55% (2062/3741)
回答No.5

#3です。 >材料単価が65円/kgが正しいと判断した場合、今月の棚卸しに ついては、この単価に引き直して行えばいいのでしょうか? >また、今期の期首から前月までの月次の棚卸しも評価し直すべき なのでしょうか? これらは、いずれも財務会計の問題なので、「単価の引き直し」も「月次棚卸評価のし直しもしなくて構いません。前回の回答で書いたように、棚卸は自然に修正されて行くものだからです。

seaser911
質問者

お礼

ありがとうございました。 修正申告の方向で考えないといけないと思い、 税理士に相談したら「面倒だからする必要ない」と 言われました・・・ 社長と相談し、今後のことをよく考えてみます。

  • ctaka88
  • ベストアンサー率69% (308/442)
回答No.4

前期末の棚卸資産が過大に計上されていることになるので、その修正もすべきです。前期末でどの程度の在庫(仕掛品、製品になっているものも含めて)があったのでしょうか。 1kgあたり15円過大で、その結果として在庫金額の過大計上額が例えば、600万円あったというのならば、  買掛金    4500 / 前期損益修正 4500  前期損益修正 600 / 期首棚卸高   400 となり、修正申告すべき金額は、4100万円になります。 当然、管理会計上は当期の各月の棚卸高も訂正することになります。

seaser911
質問者

お礼

ありがとうございました。 大変ですけどきちんとやるべきですね。 社長と話してやってみます!

  • hinode11
  • ベストアンサー率55% (2062/3741)
回答No.3

#2です。 財務会計と管理会計と区別して考えて下さい。決算と申告は、財務会計です。計上ミスの修正は財務会計の問題です。修正申告も財務会計の問題です。 それに対して「販売価格設定」は管理会計の問題です。材料単価65円/kgが正しいのであれば、これに基づいて販売価格を設定し直すべきです。財務会計で計上ミスを修正しようがしまいが、修正申告をしようがしまいが、販売価格は、営業戦略の観点から随時、機動的に見直すべきです。

seaser911
質問者

補足

♯2さん ありがとうございます。 最後にもう一度だけ質問させてください。 材料単価が65円/kgが正しいと判断した場合、今月の棚卸しに ついては、この単価に引き直して行えばいいのでしょうか? また、今期の期首から前月までの月次の棚卸しも評価し直すべき なのでしょうか?

  • hinode11
  • ベストアンサー率55% (2062/3741)
回答No.2

>これにより、4500万円分を多く仕入及び買掛金を計上していました。 これを今の時点で修正したいのですが、どうすればいいのでしょうか? 〔借方〕買掛金4500万円/〔貸方〕前期損益修正益4500万円 >材料は価格が一定でなく変動しており、今まで管理してきた材料評価額はどうすればいいのでしょう?(総平均法を使用) それにより、製品・仕掛評価はもちろん利益にまで影響してきます。 何もしなくて良いです。 確かに総平均法ならば、前期に計上した材料の仕入数量と一部の材料の仕入価格が違っていれば、前期末に在庫していた製品、仕掛品、材料の評価額が違っていたことになり、売上原価に影響します。売上原価に影響すれば、利益にも影響することになります。 しかしながら、今期、材料の仕入数量と仕入価格を正しく計上し、今期末に在庫している製品、仕掛品、材料の評価額を総平均法に基づいて正しく計算するならば、前期の売上原価と利益の誤りは、自然に今期の売上原価と利益に吸収されてしまうのです。 ただ、会計ではなく税務に大きな問題があります。 前期の確定申告では4500万円の所得を過少申告したわけですから、直ちに修正申告を行なって、法人税等の不足分を納付するのが良いでしょう。 >担当税理士は、わからないとの回答です。 いい加減な税理士がいるものですね。だから4500万円の所得の過少申告という事故が起きたのではありませんか?即日、「わからない」税理士をクビにして別の税理士と契約しましょう。(税理士にもピンからキリまで・・)

seaser911
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 材料の棚卸評価単価について聞きたいのですが、今回の計上ミスを 前期にさかのぼり修正しますと、現在の材料単価が80円/kgである のに対し、65円/kgにまで下がります。材料単価がここまで変わると 販売価格設定にも影響するのではないでしょうか? 100円で売るものに対し、材料費が80円と65円では大違いですよね。 ましてや他社との価格競争もありますし・・・。やはり修正申告を 考えて、すべてやり直したほうがいいのでしょうか?

  • putidenny
  • ベストアンサー率43% (160/369)
回答No.1

支払うことのない買掛金を4500万円分計上しているので、 今期の特別利益(前期損益修正益)として処理します。  買掛金/特別利益 ※今期の仕入には影響させません。  評価の問題も生じません。

関連するQ&A

  • 総平均法:決算終了後の仕入計上ミスの扱い方について

    製造業のシステム部門でプログラマをしております。 現在総平均法を使用したシステムの開発を手がけており、 前期以前の修正事項については当期損益に影響しないよう、決算確定後に 入力した前期の仕入計上分は原価単価の算出に使用しない、という仕様が あるのですが、この仕様の正誤が理解できずにおります。 下記リンクにたどり着いたのですが、結局、前期訂正分の仕入を総平均の 算出基礎に含むのが正しいのかそうでないのか、判断がつきかねております。 http://okwave.jp/qa/q5199468.html そこで質問なのですが、以下状況の場合には、総平均法においてはどのように 考えるのが正しいのか、ご教授いただきたく。 1~3のパターンを考え、3が正しいように思うのですが、法律的にみて正しいものか どうか判断できません。 質問 3月に600円で仕入れた商品の単価が300円であったことが決算確定後の4月に判明し、 この訂正を入力しました。そしてこの商品は4月に売れ、4月末在庫は0個となりました。 1.前期仕入訂正分は含まず4月の原価単価を算出するようにする      @600=前期期末在庫金額¥600÷前期期末在庫数量1          仕入        売上        在庫          数量 仕入原価 数量 売上原価 数量 金額   3月(期末)  1  600     0      0   1  600   4月(期首) -1 -600     1    600   0 -300            1  300   ⇒在庫は0個、¥-300とおかしくなるので、その分の調整仕訳が必要。   4月に会計計上する仕訳          商品    -300 仕入品高   仕入原価  -300 買掛金      売掛金    600 売上高   売上原価   600 商品      雑費    -300 商品   ⇒当期損益に影響してしまう。    また数量0、金額¥-300の在庫の耳きりのため、本来不要と思われる    仕訳を計上する必要がある。 2.前期仕入訂正を含んで4月の原価単価を算出するようにする      @300=(前期期末在庫金額¥600+4月仕入原価-¥300)÷        (前期期末在庫数量1+4月仕入数量0)          仕入        売上        在庫          数量 仕入原価 数量 売上原価 数量 金額   3月(期末)  1    600  0       0   1 600   4月(期首) -1   -600  1     300   0   0            1    300      ⇒在庫は0個、¥0で正しい。      4月に会計計上する仕訳          商品    -300 仕入品高   仕入原価  -300 買掛金      売掛金    300 売上高   売上原価   300 商品   ⇒当期損益に影響してしまう。    3.前期仕入訂正を含まず4月の単価を算出し、かつ在庫金額にも反映させないようにする   @600=(前期期末在庫金額¥600+4月仕入原価0)÷        (前期期末在庫数量1+4月仕入数量0)          仕入        売上        在庫          数量 仕入原価 数量 売上原価 数量 金額   3月(期末)  1    600   0      0  1  600   4月(期首)  0      0   1    600  0    0      ⇒在庫は0個、¥0で正しい。   4月に会計計上する仕訳      計上仕訳   買掛金    300 前期損益修正      売掛金    600 売上高   売上原価   600 商品      ⇒当期損益に影響はなし。 長文申し訳ありません。 よろしくお願いいたします。

  • 仕入れの計上について

    会社の仕入れ計上についての質問です。 6月に仕入れ計上をしましたが、売上計上は期をまたいでの10月以降になってしまいます。 会社の決算は、9月になります。 仕入れ計上と売上計上が期をまたいで異なる場合の経理上の処理を教えて下さい。

  • 連結決算・開始仕訳とその後

    連結決算について教えてください。 前提条件としては ・100%子会社を有している(当社は親会社) ・決算期が異なっており(親会社3月/子会社12月)、それぞれの決算書を元に連結を行っている →3ヶ月のズレが生じている とします。 この場合において、子会社が当社から仕入を3月に行っていた場合、 親会社の決算書には 売掛金 10,000/売上 10,000 が計上されているとします。 ※入金は翌期に行われ、仕入原価については8,000とします。 子会社は12月決算なので、当然この分の仕入は加味されていないことから連結精算上で 仕入 10,000/買掛金 10,000 及び 材料 8,000/期末材料 8,000 を計上します。 相殺消去として 売上 10,000/仕入 10,000 及び 買掛金 10,000/売掛金 10,000 を計上します。 翌期になり、開始仕訳として 利益剰余金期首残高 10,000/買掛金 10,000 及び 材料 8,000/利益剰余金期首残高 8,000 を行うとして、 その後、実際に子会社が仕入を立てた月及び決済を行った月の相殺仕訳がよくわかりません。 子会社が仕入を立てた月は当然、子会社において 仕入 10,000/買掛金 10,000 が立っているわけですが、 これは既に前期の連結上取り込んでいることから相殺消去が必要なのはわかります。 ただ、具体的な仕訳がわからないというか、考えてもすっきりしないというか・・・。 質問の内容に不明な点等あれば、書いて頂ければ幸いです。 お分かりになられる方がいらっしゃいましたら、お教えください。 よろしくお願いします。

  • 決算書の誤りが発覚した場合、誰が責任をとるのでしょ

    決算書の誤りが発覚した場合、誰が責任をとるのでしょうか? 初めまして。経理担当の新人です。 今日の日付は、2015年1月9日です。 入社10ヶ月にして重大な事実が判明しました。それは決算書数値の誤りです。 事の発端は担当税理士からの電話でした。 弊社は8月が決算月であり、新しく会社を立ち上げたばかり。 税務当局から、本来なら前期の内容に関し、初回の税務指導に伺うところ、会計事務所を信頼して、一部の資料提出により、免除するとの内容でした。 それは、輸出に計上してある売上が本当に取引があったかを証明するため、紐ずく仕入れに関する請求書を提出せよというものです。 これによって、納める税金の金額が変わってくるはずです。 そこで、弥生会計データを元に、前期資料を探していると、税理士が作成した決算書の売上額が6月までしか無いことに気付いたのです。 ちなみに期末は8月です。 年間を通しての仕入金額の方が、決算書に記載されている売上金額よりも大きくなるといったありえない事象が発生してしまいました。 税理士に電話でこの件に確認を取ったところ、 決算書には年間を通しての売上高を表示する必要はなく、また、それに伴い請求書も6月までを提出したらよいとのことでした。 税理士は、手元にある弥生会計データの年間売上金額が、私の主張するとおりであることを認めたうえで、そのプリントアウトした売上高の資料に、マーカーで、区切りを記入し、自分の指定した期間のみの請求書だけ提出すればよいというメールを送ってきたのです。 こんなことがあるでしょうか。むしろ、残り7、8月の売上や請求書が存在しないほうが不自然でしょう?決算書はすべて税理士が作成しますが、自分の誤りを認めようとはしませんでした。 計上されていない7月、8月分の輸出売上に紐づく国内仕入れ分の消費税はもはや戻ってこないのでしょうか? さて、私は未熟者ですから、今後起こり得る事象を読むことが出来ません。またどう行動するべきかも分かりません。今後の数字の辻褄はどう合わされていくのでしょうか。 経験の豊富な皆様、どうかお知恵をお貸し下さいm(_ _)m

  • 決算での計上について

    決算についてご解答お願いします。 家賃は前払いなのですが、3月支払い分の4月分も計上するのでしょうか? また、仕入は10~3月利用分を計上するのですか?それとも支払った月の分でしょうか。 水道高熱費、通信費に関しては日割りで利用した金額を計上? 何から何までわからず、大丈夫なのかッと感じると思いますが、宜しくお願いします。

  • 未成現場の決算

    私の会社は月次決算をやることになりました。 4月に仕入がたっているが4月末では未完成の現場なので仕掛に計上するとのことでした。 さて、どのように計上するのかわかりません。 相手科目は何になるのでしょうか。 現在の仕入が 仕入 1,000,000  預金 1,000,000 として、教えてください。 よろしくお願いします

  • 粉飾決算について

    非上場企業、同族会社の経理責任者を担当しております。前期(19年度3月期)決算から経理に携わるようになりました。前々期の決算内容が思わしくなかったのか、私の前任者が期末在庫を調整し、粉飾を行っていたようです。そのおかげ(?)もあって、前々期は黒字決算、借入等もスムーズに行えたのですが…当然、過剰計上は前期に重くのしかかり、結局前期決算時も前々期と同様の計算根拠で過剰計上を行ってしまいました。当期は経費を徹底的に削減し、利益を出して在庫を適正に直していきたいと思っています。ただし、今心配なのは税務調査がいつか入るんじゃないかということです。一応、計算根拠はあるものの、現地調査の棚卸し量とは大きくかけ離れております。決算書の経理担当者の印を押してしまっっている以上、やはり何かの罪に問われるのでしょうか?ちなみに決算書は担当税理士が作ったものです。

  • 仕入れの計上時期

    弊社は、通常仕入先から請求書が届いたときに仕入れの計上をしています。今月決算の為、上司からいろいろ要求をされております。20日締めの仕入先から2/21~2/29に仕入れた分について、今期の仕入れに計上しなければならないのでしょうか?2/21~2/29に仕入れた商品は2月中に売上になる見込みなのです。(当然に売上高も計上します)通常請求書ベースで仕入れ計上している場合、決算期だけ納品書ベースにしてもいいのでしょうか?教えて下さい

  • 決算について詳しい方教えてください

    3月決算の会社です。前期の年度末に、1か月分の買掛金が残っていたのですが、うっかり (借方)仕入  (貸方)買掛金 の仕訳をするのを忘れていました。 4月にその買掛金を支払ったのですが、この場合、どのように訂正すればよいでしょうか。弥生会計を使っています。

  • 仕入の計上時期について

     何時も拝見させて頂いてます。  零細企業の経理について教えて下さい。  期末(3/31)付で買掛金にて仕入れを計上しました。商品は既に入庫、売却済(売上計上済み)ですが、代金後払いの為先方からの請求書ベースで処理を行いました。  そこで、質問なんですが、期末に計上しました仕入を翌期に計上することは如何なものなのでしょうか??翌期に計上すれば当然当期利益が大きくなり、納税負担は増えるのですが、資金繰りの関係上利益を少しでも計上したいと言うのが現状なんです。 私個人は当期における収益と費用の対応が取れていない為、また翌期のバランスが崩れる為どうも解せません。ただ、零細企業ゆえそんなナーバスにならなくても・・・と言う先輩の意見もありました。 実務上、どのような処理が適切なのか教えて頂ければ有り難いです。宜しくお願い致します。 

専門家に質問してみよう