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文語体聖書

今日、文語体聖書を読む意味はあるでしょうか? 以前から読みたかったのですが、文庫版の大きさででたので(新約)読んだところ「ありがたみ」、また、格の高さが今の訳よりはるかに上だと思いました。私の身の回りのお年寄りで、「聖書が『今の言葉』になってから、教会に行かなくなった」という人が複数います。遠藤周作氏のキリスト関連書も、基本的に聖書からの引用は文語体です。 一方、読みやすさ、という点では今の訳なのでしょうし、布教もそのほうがいいのでしょう(ただで配っていた聖書もそうでした)。大学の授業も当然です。 今日、文語体聖書の存在意義はあるのでしょうか? たんなるマニア向けの1バージョンにすぎないのでしょうか?

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  • yanhua
  • ベストアンサー率72% (508/701)
回答No.3

私はキリスト教信者ではありませんが、 幼い頃から学生時代まで身近にキリスト教の環境があり、 それなりの影響を受け親しんでもきました。 さて、以下は私の一方的意見です。 ご質問ですが、結論は何といっても聖書は文語訳に限ります。 優れた点、 1.言葉に無駄がなく簡潔でメリハリがある。 2.音読すると実感できますが、リズムが良い。 *メリハリとリズムは人の心に沁み込む重要な要素です、文章も音楽も同様です。 3.口語訳や新共同訳は日本語の文章としては子供向け読み物程度。   文語訳でないと大人の情と知に太刀打ちできません。 *口語はほとんど話し言葉で、話し言葉は対人関係を補う要素が働きます。  言葉の無駄が入り込むため、要点を端的に把握しにくい。  神の教理を述べるのに似合いません。句を覚えるのにも冗長性が強く不利です。 難点、 1.漢字が読めない→ルビ付きの版があります。 2.旧仮名遣いが解からない→すぐ慣れます。某学者が若者を対象にした実験調査により、             「書けないけれど読むのはすぐ慣れる」との結果があります。              文末の“~けり”“~き”等も一度教われば理解は簡単です。 3.いまさら手に入れ難い。費用もかかる。→とりあえずWebで入手できます・・・後述URL。 注:翻訳に際しての方針乃至技術面から口語訳や新共同訳にはいくつかの論争があり、   逐語訳か意訳か、翻訳委員会の立場と人選、などのいきさつを受けてその結果   現状に至っていますが、   昔は口語訳聖書で、子供も字の読めないお年寄りも、信者として存在できたのです。   牧師をはじめとした指導者の存在ゆえです。今、聖書を口語訳にしたから牧師の指導なしで   聖書の教えを理解できますか?一人で読むときはルビ付で全く問題ありません。   そもそもが、信者でない人たちにもわかる様にとの主旨で口語訳を作ったと聞きますが、   文体だけが問題ならばまことに無礼な話です。 先ずは体験を、ここから入りましょう! http://bible.50webs.org/ 明治元訳、大正改訳、口語訳が揃っています(新約・舊約聖書とも)。 対比して観察・鑑賞できます。 念のため、新共同訳と口語はこちら http://www.bible.or.jp/vers_search/vers_search.cgi **ルビ付であれば、明治元訳でも読めそうな気がしませんか? **文語訳を読むと、精神の高揚感も得て充実感が全く違います。

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  • katyan1234
  • ベストアンサー率18% (347/1849)
回答No.2

う~~んこのあたりが不思議なんだよね。牧師自体しっくり来ないといいながら使っているんだからね~ 大体翻訳者に文学博士をいれる野が間違い。共同と言いながらカトリックは使っているのかな~

  • bakansky
  • ベストアンサー率48% (3502/7245)
回答No.1

やっぱり「ありがた味」はあるんじゃないでしょうか。 そんなのは「信仰」とは次元の違う話だ、と言われかねないのですが、あまりに通俗的な感じよりも「厳粛な」感じの方が、心のよりどころとするに足ると感じる人もおられるのではないでしょうか。 今日の信者で、文語体でなきゃあだめだという人は少ないのではないでしょうか。 ただ、あの文体は、歴史的な価値は有しているでしょう。 中国語版聖書(つまり漢文の聖書)を底本にして、それを読み下した形の文体だと思いますが、何ともいえぬ漢文調のリズムがあって、音読するにふさわしい感じがします。 英語の聖書も古くは King James Version があり、古典的な文体の聖書です。 それから、もっと口語に近い聖書になり、今日では日常語に近い文体で書かれた(訳された)ものまであります。 というか、物語になってたり、絵本になってたり、ひょっとしたら漫画になってるのさえあるようです。 時代による変遷というのは、たしかにあるのでしょう。 でも、どうせ翻訳なんだから、分りやすい方がいいというのも一理あるかと思います。 原典主義に徹して、旧約聖書はへブル語で、新約聖書はギリシャ語(しかもコイネーと呼ばれる民衆の間に流布したギリシャ語)で読まなきゃならんとなると、どれほどの信者が聖書を読むでしょうか。 私は、今日の共同訳の以前の訳で読んだ世代です(すぐに共同訳も出たのですが、初め奇異な感じがしました)。 もっとも、クリスチャンではないので、分りやすい方が歓迎です。 でも、個人的には文語体の聖書はなくなってほしくないと思っています。

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