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一歩前進!これで、やっと救われる命が増える!

eroero1919の回答

  • eroero1919
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回答No.4

日本における移植の問題の全ては、我が国最初の心臓移植手術である和田移植事件で既に集約されています。 和田移植事件における問題点は以下の通りです 1.心臓を提供した患者は、死んでいなかった 2.心臓手術を受けた患者は、移植が必要なほど深刻な病状ではなかった 3.そういった指摘をした医師を現場から排除した 4.カルテや証拠を隠滅、改ざんした つまり、移植手術において起こりえる問題点の全てが、最初の手術に現れてしまったということです。このミソは日本の医療界に一大汚点として残り、次の移植手術が行われるまで実に33年という歳月を要したのです。 では現在においてはそういった問題は払拭されているかというと、薬害エイズ問題を挙げるまでもなく払拭されていません。 最近、ある地方の病院で病気の臓器を移植したとしてある医師が問題になりました。その医師いわく、「病気の臓器であっても、移植した後の機能には問題はない。移植しなかったらその臓器は単なるゴミとなって捨てられてしまう。移植を待つ人たちがいるのに捨てることはできなかった」と確信犯であると明らかにしました。ここだけ聞くとある種の美談です。 しかし、この医師はある重大な間違いを犯しました。それは「(移植された臓器が)病気のものだったとは聞いていない」と手術を受けた患者たちが騒ぎ出したのです。つまり、この医師は事前承認を得ていなかったのです。これでは、単なる医師の独りよがりと指摘されても仕方がありません。 こういった問題点が、日本の医療システムを先進国にさせない原因にあると思います。 今回の臓器移植法の可決の背景には、豚インフルで俄然注目を集めたWHOが「臓器移植を外国で受けてくるのはまかりならん」という方針を固めたからです。本来はWHOが今年にそれを採択する予定でしたが、豚インフル問題で延長となりました。 今まで多くの日本人、とりわけ子供がアメリカなどに行って移植を受けることが多くありました。これからは「自分の国民は、自分達でまかなえ」ということになり、いくらお金を積んでも外国に行って移植手術を受けてくることがかなり困難になってくるということになります。 和田移植問題の影響は今でもあり、現在、臓器提供カードがあっても、そこにわずかでも不備があった場合は臓器提供は行われないそうです。 臓器提供には常に「死の青田買い」という問題がからみ、永遠に明快な答えが出ることはないでしょう。 ちなみに、私は臓器提供カードを持っています。もちろん提供するもので、その理由は「(火葬で)燃やしたらもったいない」ということに尽きます。家族にも「俺に何かあったら必ず臓器を提供してくれ。使えるのに燃やしてしまったらこんなもったいないことはない。eroero家の家訓は使えるものは親でも使え、もらえるものは病気でももらえ、だ」と伝えてあります。 聞くところによると、イタリアでは臓器提供に拒否の意志を持つことができるそうですが、提供を拒否する人は、万が一移植が必要になっても受けられないそうです。非常にフェアなやり方だと思います。

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