フッ素樹脂の静電気帯電の理由はなぜ?

このQ&Aのポイント
  • フッ素樹脂(特にPTFE)が静電気を帯びやすいのは、分子内の原子配列が緻密であるためです。
  • フッ素樹脂(特にPTFE)はほぼ極性がないため、極性が小さいことと静電気の帯電とは関係ありません。
  • マイナスに帯電した塩化ビニルをフッ素樹脂に近づけると、電子はフッ素樹脂に移動します。
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フッ素樹脂なぜ静電気を帯びやすい?

フッ素樹脂(特にPTFE)が静電気を帯びやすい理由が理解できません。 フッ素樹脂(特にPTFE)は分子内の原子配列が緻密で対象的で分極は小さいのでほぼ極性はありませんが、極性が小さいことと、静電気を帯びやすいことは関係ないのでしょうか?私は極性が大きい方が静電気を帯びやすい気がするのですが。  フッ素樹脂(特にPTFE)が静電気を帯びる場合、FとCのどちらが電子を引き寄せるのでしょうか? Fの外殻が電子を引き寄せる?それとも分子内の極性により+のCが電子を引き寄せる?どちらでしょうか?  マイナスに帯電した塩化ビニルをフッ素樹脂に近づけると電子はフッ素樹脂に移動しますか? よろしくお願いします。

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回答No.1

大雑把な説明になりますが、 それぞれの原子核についている電子には、最も安定な数というものが あります。 分極が大きいと、その安定な数から電子が抜かれ、不安定な隙間が開くことになりますなるわけですが、 こういった、不安定な隙間はよそからの電子を受け入れ、また放出し易く、電気の逃げ道となります。 逆に、このような不安定さがない物質は、溜まった電気を逃がすことが 出来ずに帯電し易くなります。 Fは既にCより電子をとり、やや安定な状態になっているので、C(+)へ引き寄せられると思います。 電気の通り道がないため、積極的に移動はしないと思われますが、 同様の理由で、わずかに移った電気はそのまま残留し、帯電の原因 となると思われます。

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