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回答(2件中 1~2件目)
胸部X線写真の読影業務を担当している医師の立場からお答えします。胸膜癒着については、tin氏の解説がありますので補足です。健康診断の写真はその一枚だけで判断しなければならないため、判断に苦慮することがありますが、通常の胸膜癒着のみの所見で再検査にすることはあまりありません。再検査にするのは、胸水の貯留が疑われる時や、胸膜中皮腫などの特殊な胸膜疾患が疑われる時です。したがって再検査になったということは、そのような特殊な病態を読影医師が疑ったか、もうひとつの可能性として読影を行った医師の経験が浅く、要精検の線引きをどこで行ったら良いかわからず、より所見の程度の軽いものまで再検査としてしまった可能性も考えられます。最近は二重読影といって、二人の読影医師が独立して読影を行うケースが多く、第二読影を行う医師は経験を積んだ医師が行うのが普通なので、あまりの読みすぎは訂正されます。しかし残念ながら検診の精度管理については、業務を行う検診機関によってまちまちなのが現状です。さて、指摘された以上は、再検査を受けたほうが良いと思いますが、ここで大切なことはその異常が経年的に変化をしているかどうかということです。もし毎年、検診を受診されているのなら、過去の写真を取り寄せて、それを医療機関に持参することをお勧めします。いたずらに精密検査を行うより、数年間の写真を比較することだけで、かなり確実にその病変が活動性がある病変かどうかわかります。
投稿日時 - 2001-04-09 20:55:17
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