• ベストアンサー

SOGの過電流蓄勢トリップについて

自家用高圧受電設備の第1柱に設置されているPAS(気中遮断器)は、過電流(短絡)時、上位の遮断器(変電所)が遮断してから無負荷で開く機構になっていますが、この短絡電流によるエネルギー蓄勢トリップのメカニズムについて、ご教示お願い致します。

  • 科学
  • 回答数2
  • ありがとう数10

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • sentakuya
  • ベストアンサー率32% (396/1204)
回答No.2

JEMのスイッチギアの延長で考えていましたがJISのPF・S形キュービクルですね・・・ 大分誤った前回のアドバイスでした(ペコリ)あれから少し勉強しました。 ここからが推定ですが以下のような装置が内蔵されていると思われます。 【資料】 http://www.hikari-gr.co.jp/pages/keidenki/catalog/LC-9-10.pdf 【取扱説明書】 http://www.hikari-gr.co.jp/pages/keidenki/manual/T-LC-9-10.pdf

ik0912
質問者

お礼

再度の回答有難うございます。 過電流エネルギーをコンデンサーに蓄積し、無電圧でトリップ回路を形成出来ることが理解できました。

その他の回答 (1)

  • sentakuya
  • ベストアンサー率32% (396/1204)
回答No.1

まずSOGとは【Storage Overcurrent Ground Type】の略です。 ご質問に若干思い違いがあるように思います。高圧受電設備では一般的にPAS→MOF→DS→VCB・・・と並んでいます。構内で起きた過電流・地絡事故を電力会社に波及させないようにVCBまたはPASをトリップさせます。そこで過電流事故はOCでVCBをトリップ、地絡事故ではPASをトリップ、過電流+地絡事故ではまずVCBをトリップして無負荷にしてPASをトリップさせます。 【蓄勢】という言葉で電力会社からの給電が停止してもPASをトリップだけエネルギーをチャージする機能があるように勘違いされています。単純に【過電流ロック】とお考え下さい。具体的にはPASの中に電流継電器が内蔵され電流継電器がONの時にはPASのトリップコイルを励磁しないようにトリップ回路をロックしています。 よって過電流でVCBがOFFすればPASの過電流継電器がOFFされPASのトリップコイルが励磁されPASがトリップします。SOG制御箱の電源は一般的にはDSとVCBの間に設けられたPTから取ります。

ik0912
質問者

お礼

[蓄勢]トリップについての分かりやすい丁寧な説明有難うございます。大変参考になりました。

ik0912
質問者

補足

GR付開閉器(PAS)の設置位置下記のようになっています。 電力会社配電用変電所(CB)--電力会社用区分開閉器--自家用受電設備第1柱(GR付開閉器)--VCT--LBS--PF-VT--SOG制御装置電源。

関連するQ&A

  • 高圧負荷開閉器(LBS)の過電流保護

    PF-S型の高圧受変電設備において、受電部分の保護に使用する高圧ヒューズ付き負荷開閉器(LBS)の過電流保護は高圧ヒューズで行うのでしょうか? ヒューズは、定格を超えた程度の電流遮断は難しいので、短絡電流保護に限定したほうがいいと聞いたのですが・・・。

  • 過電流遮断器の決め方

    電気室内に、引き込み→受電用VCB→動力トランス→動力盤(各遮断器10個ぐらい)あるのですが、単純に、動力トランスの2次側定格電流>遮断器のトリップの値の合計(10個分)でいいのでしょうか? あるいは、負荷側の需要率とか考える必要はあるのでしょうか?  また、受電用VCBのトリップ電流>動力トランスの1次側定格電流ですか? 素人ですので教えてください。

  • 高圧負荷開閉器(LBS)での過電流保護について

    PF-S型の高圧受変電設備において、受電部分の保護に使用する高圧ヒューズ付き負荷開閉器(LBS)について質問です。 LBSは通常の過電流保護はどうするのでしょうか? ヒューズは、短絡保護用なので、別途OCRを設け、それによる引き外しとなるのでしょうか?

  • 高圧過電流保護協調

    高圧モーター(3.3KV)で短絡事故が起きたとき、高圧モーター遮断器の過電流リレーが働らき、遮断されたにもかかわらず、上位の遮断器が働いたのか、同じ系統(別の需要家)が瞬停になるのはなぜですか。保護協調は取れていると聞いていたのですが

  • 高圧受電設備 主遮断装置について

    高圧受電設備の主遮断装置の定格遮断電流を選定する上で、短絡電流を計算しております。 (%Z1と%Z2の間に高圧開閉器(SOG付PAS)をつけます。A点付近に主遮断装置を新設します) %Z1 : j6.7 %Z2 : 0.72+j0.14 %Z4 : 48+j109 ●A点で短絡事故の場合: %Z=%Z1+%Z2=0.72+j6.84=√47.3=6.89 In=10000/(√3×6.6)=874.8[A] I3s=100/6.89×874.8=12.7[kA] ●B点で短絡事故の場合: %Z=%Z1+%Z2+%Z4=48.72+j115.8=√15783=125.6 In=10000/(√3×0.21)=27493[A] I3s=100/125.6×27493=22[kA] この場合、A点付近に新設予定の主遮断装置の定格遮断電流は22[kA]以上のものを選定しなければならないのでしょうか?受電点における短絡電流推奨値は、12.5[kA]と聞いたことがありますが、これでは今回のB点での短絡事故電流以下となりますが問題ないのでしょうか? それとも定格遮断電流は上位系と協調など考慮する必要はないのでしょうか? また、B点での短絡電流計算式で電圧値を210[V](0.21)で計算しています。「6.6[kV]で計算するのが正しい」と同僚から指摘ありましたが、間違っているのでしょうか?

  • 区分開閉器

    高圧受電のときに付ける区分開閉器(PAS)のことなんですけど,最近すごい小型化したものが出てきているような 気がするんですけど・・ 新しくできた建物での受電柱によく見かけます。 なんか,電線の間隔が短くて短絡しそうなきがするのですが,大丈夫なんでしょうか? また,東北ではPASの次に電気機器みたいのがついてるけど 東京の方では付いてません。 何故なんでしょうか? 暇なときでいいので教えてください。

  • 変圧器の励磁突入電流について

    変圧器2次側の負荷が無負荷の場合と、負荷が接続されている場合の励磁突入電流はどちらの方が大きな電流が流れるものでしょうか。 また、受電点の短絡容量を超えるような励磁突入電流が流れるものでしょうか。 さらに、励磁突入電流と言うのは、無効電流なのでしょうか。(力率なるものがやはり有るものでしょうか。)

  • 過電流継電器の瞬時要素について

    高圧受電設備の過電流継電器(#51)の保護強調について勉強しています。 過電流継電器には、一般的に限時要素(過負荷保護)と瞬時要素(短絡保護)があるかと思います。 (1)瞬時要素は、短絡継電器(#50)とどう違うのでしょうか?どちらも短絡保護という考え方なら、1つで過負荷保護、短絡保護ができる過電流継電器(#51)のみ遮断器の保護リレーとして新設しておけばいいのでしょうか? (2)過電流継電器の動作特性曲線について、限時要素と瞬時要素をあえてそれぞれのグラフで表したとする。 限時要素の場合は、定限時・反限時・超反限時など、それぞれに動作時間を求める式が与えられており、タップとレバーなどからそれぞれ傾きを持ったグラフが出来上がるかと思います。 瞬時要素の場合は、ただの横線となるのでしょうか?例えば、CT比30/5、整定値40Aで時限Inst(0.04)とした場合、縦軸(t)が0.04s、横軸(A)240Aの交点から右に1本線(240A以上はすべて0.04sで動作するということになりますよね?

  • PASのOCR機能

    柱上高圧気中開閉器(PAS)は、短絡電流のような大電流に対してはSO動作を行いますが、定格を超えたくらいの渦電流のときにPAS自体がトリップすることはしないのでしょうか?

  • 高圧遮断器と高圧開閉器の違い

    高圧遮断器は短絡電流が切れますが、高圧開閉器は遮断容量の問題で短絡電流が切れないと思いますが、詳しくわかる方教えて下さい。