TLCのスポットの数について

このQ&Aのポイント
  • TLC法を用いて物質を分析する際、ひとつの物質から複数のスポットが得られることがあります。
  • 一方、複数の物質を混ぜた液からは特定のスポットが得られないこともあります。
  • これは、物質の性質や組成の違いによるものであり、Rf値や展開溶媒の種類も影響しています。
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TLCのスポットの数について。

ある物質(純度99%)を水に溶かし、TLC法(シリカゲル薄層板)を行ったところ、スポットが2つ得られました。スポット位置を、(1)、(2)とします。 また、その物質のアミノ基を他の物質で置換した物質(純度99%)も同様に、スポットが2つ得られました。スポット位置を、(3)、(4)とします。 そして、その2つの物質を水に溶かしたものは、スポットが3つ得られました。(1)、(2)、(3)の位置です。 質問1:なぜ、ひとつの物質からふたつスポットが得られるのでしょうか? 質問2:そして、なぜ2つの物質を混ぜた液からは、スポット(4)が得られなかったのでしょうか?(3)と(4)は、けっこう近くて、色も薄いですが、それよりも2つの物質が似ていることが関係しますか? 展開溶媒は 酢酸ブチル、酢酸、水、2-プロです。 またRf値は(1)0.4、(2)0.3、(3)0.15、(4)0.1です。 ※以前質問したのですが、補足できなくなってしまって、こちらに質問しなおしました。以前解答してくださった方、申し訳ありません。当方、化学知識があまりありません。。。

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noname#116453
noname#116453
回答No.1

基本的に純物質であればスポットは一つです。 可能性としては、残りの1%のものが見えている可能性がありますし、単一物質であっても2種類の構造を有する場合(互変異性体)で、両者が分離して見える場合もあります。展開の際に一部が溶媒や、空気、TLCプレートの固定相などと反応してしまう可能性もあります。 ただし、ある物質とか書かれても、理由を特定するのは不可能です。Rf値も展開溶媒の組成によって変化しますので、大きな手がかりにはなりにくいです。 いずれにせよ情報が少な過ぎるので、それだけで原因を特定するのは不可能です。

inubuta
質問者

お礼

早速ありがとうございます。 情報がこれだけしかのせられないのですが、スポットが二つ見える可能性についていろいろ教えていただきましたので、もうすこし検討してみたいと思います。異性体があるのかどうか、ちょっと確認してみたいと思います。

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