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インバータ運転時の電流値について
400V インバータを「商用」-「インバータ」の回路切替で使用しています。今回、機器の性能を確認しようと電流値の確認を行なっていますが、インバータ回路に切替えた際に同じ50Hzで運転しても電流値が低減すると確認がとれた。 特に 1次側の電流値が (INV)(商用)共407Vで (INV) R:19.5A S:18.7A T:19.8A (商 用) R:26.1A S:27.2A T:26.9A なぜ、このようなことが起きるのでしょうか? また、2次側電圧についても商用と比較して低減する傾向が確認されます。インバータの性能のせいなのでしょうか? 詳しい方よろしくお願いいたします。
- mamehina
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インバータの動作原理上、電源の3相交流電圧を一旦、3相全波整流器と電解コンデンサ により直流電圧に変換しています。この直流電圧をパワートランジタにより任意の 出力周波数(希望する周波数)と電圧(出力周波数に比例した電圧)を作り出しています。 電源電圧の波形が正弦波でも、インバータ内部の整流器とコンデンサの影響により 入力電流の波形は正弦波では無く、歪んだ波形となります。 歪んだ波形のことを[高調波成分を含んだ電流波形]と言います。 測定器(クランプ式電流計)の種類を大別しますと、[平均値指示形]と[真の実効値指示形(RMS形)] の測定器があります。 前記の[高調波成分を含んだ電流波形]を測定する時に[平均値指示形]の測定器 を使用しますと誤差が大きくなります。 インバータの入力電流(高調波成分を含んだ電流)を、より正確な電流値を測定する ためには[真の実効値指示形(RMS形)]の測定器を使用する必要があります。 なお、価格的には[真の実効値指示形(RMS形)]の測定器の方が高くなります。 今回の測定時に使用した測定器が[真の実効値指示形(RMS形)]であるか確認する必要 があります。カタログや取扱説明書などを参照してチェックして下さい。 更に電源の力率の考え方の違いやインバータの効率やモータ効率・回転速度の 多少の違いと負荷設備の特性により、商用運転時の電流値とインバータ運転時 電流(電源側と負荷側)の違いが出てでくるものと思います。 詳しくはインバータメーカに相談されるか、メーカ講習会が開催されていまので、 受講されて確認すると良いと思います。
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- foobar
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一次側というのは、商用電源側の電流でしょうか? もしそうなら、機器直結時とインバータ経由時で力率が変わる(インバータ経由時には、負荷の無効電力はインバータ内で循環するため、系統側には影響しない)影響があるかと思います。 出力電圧が低めになるのは、整流回路がダイオード整流器の場合、直流電圧が入力の線間電圧より(ダイオードの電圧降下などで)若干下がること、インバータ素子の電圧降下で出力線間電圧のピーク値が直流電圧より若干下がることが影響しているかと思います。(両者で大体、線間電圧のピーク値で3から4V 程度下がりそうに思います。)
- aaa1099
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♯1氏がおっしゃるとうり インバーターの波形はトランジスタのON/OFFで作った擬似正弦波ですので商用電源のようなきれいな波形ではありません 一般的に電流計は平均値計測(高いものでは実効値計測がある)ですのでそのような値になってしまうものです
- mermaid2004
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同じ50HZで同じ負荷であれば、原理的には同じ電流値 インバーターの電流波形は正弦波でなく、相当歪んでいます、歪んだ波形でも正確に測定できる電流計を使用ください 例えば 下記URLで歪波形対応の計器もあります http://www.endokagaku.co.jp/shop/actualtester/ac_clamptester/
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