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司法試験で論証パターンが批判されてます

(1)司法試験で論証パターンが批判されてます そんなこといっても、合格者は既存の論証パターンとおなじ言い回しではないにせよ 論証パターンで取り上げられてるテーマについては、すべて、おなじような内容のことを そらで言えるくらい暗記してますよね? しかもそれは昭和24年から現在までの合格者に共通してますよね? なぜ批判されてるのでしょう? 要は使い方の問題では? 昔の勉強方法が今と違うのならどういうような勉強をして あらゆる問題が出てもいいように対処していたか教えていただけませんか? まったくの初見の問題でも、 記憶のストックのなかにはせめて抽象的に符合している論証がなかったら一切合財書けませんからね。 ということで、せめて抽象的に符合した論証ストックという武器でもって初見の問題に立ち向かうため やはりある程度のストック物は事前に備えなければならないのは事実であるところだと思いますが 昔は違うのかな?? (2)司法試験は論理性の試験だとおっしゃる方も、あくまで 論理というのは料理でいえばおいしいカレーの作り方の手順みたいなもので それだけでは美味しくは作れない。 それ以前には、各個別の材料を下ごしらえする技術がなければならない。 ジャガイモの適切な切り方、肉の上手な焼き方、ご飯のちょうど良い炊き具合、 はたまた同じジャガイモや肉でも店でどういうものを選んでくるか、とか そういう個別の技術の集合体を適切な手順で有機的に結合していくことで美味しいカレーができる。 A では司法試験で言う各個別の技術というのはズバリなんでしょう? B それにはどういう教材を用いて身に付けるべきですか? C また合格までの勉強時間のうち、各個別のものをマスターする時間と論理という手順をマスターする時間の割合は どのくらいなものでしょうか??

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  • 17891917
  • ベストアンサー率75% (490/652)
回答No.2

A 司法試験で言う各個別の技術というのはズバリなんでしょう? 答 質問者様は,今から司法試験のための勉強を始めようとなさっている方ですか? とすれば,新司法試験を受験されることになると思いますが,それを前提にお話します。 論証パターンはたしかに批判されていますが,それは,試験委員から,これまでの予備校型学習の象徴として批判されているのではないかと思います。 つまり,司法試験の勉強において,論証記憶を中心とする膨大な知識の記憶に偏った勉強をして,具体的な事案解決能力が退化しているとの批判です。つまり,司法試験は本来学者の試験ではないのに,司法試験勉強を通じて,実務とはかけ離れていくという問題です。 そこで,特に新司法試験では,論証の「吐き出し」にはほとんど点が入らず,事案の具体的な解決(今まで「あてはめ」といわれていた部分 )に高い配点がなされているといわれています。 要は,個別具体的な問題解決能力が重視されるので,問題文の事案の特性を十分に把握することが必要であり,たとえば,憲法の違憲審査基準も,論証の記憶から定型的な基準をつくってよしとするのでは不十分とされているようです。 そして,実務に即して,条文引用と最高裁判例の指摘が不可欠です。 では論証パターンは無意味か,というと,全く無意味ではありません。 具体的には,論点自体は,今後の司法試験でも問われます。なぜなら,問題文に関係ある条文と判例を指摘しなければならないからです。 ただし,論証吐き出しはほとんど不要で,キーワードの指摘のみで足りるでしょう。 たとえば,二重の基準論であれば,「精神的自由の自己統治のための優越的地位の観点から,(二重の基準論をとる)」程度で足りるといえます。 そして,試験の現場で,論点やキーワードについて思い出す時間を節約して,事案の把握分析に時間を割けるよう,準備しておきます。 あと,条文の文字の直接の解釈,最高裁判例の「要件効果」のうち「要件」の部分の記憶は不可欠でしょう。 B それにはどういう教材を用いて身に付けるべきですか?  基本的な学習(論理)は,予備校の講座,基本書いろいろあるでしょうが,これは一通りやらなければなりません。  このとき,つねに六法(判例付き六法がよい)を引きながら,六法・法令とお友達になります。面倒くさくても,いちいち引いてください。これが決定的に重要です。  それと平行して,答案練習を受けたり,過去問を解きます。    そして,試験の準備ですが,「論証パターン」を活用するにしても,「論証」ではなく「論点名」と「関連条文」「関連判例」を覚えます。  判例は,判例付き六法に掲載されている部分を活用します。私は,基本的に判例百選は使っておりません。覚えきれず,あいまいな知識となり,試験の現場で混乱の元になりますので。  ただ,私は新司法試験ではなく旧司法試験の受験生なので,それでほぼ十分ですが,新司法試験では,判例付き六法のみでは足りないかもしれません。 C また合格までの勉強時間のうち、各個別のものをマスターする時間と論理という手順をマスターする時間の割合は どのくらいなものでしょうか?? 答 独立した「論理」というものがあるのか自体がよく分からないので,この質問にはお答えできません。

  • jurisdr
  • ベストアンサー率52% (27/51)
回答No.1

(1)  いろいろ理由はあると思いますが、思いつくものをいくつかあげると、  1.既存の論証が間違ってることがある(それをみんなが気づかないで書く)  2.論証間の論理的整合性に欠けることがある  3.論証パターンの使いどころを間違えている  とりあえずこの三つはあると思います。  正しい論証パターンを覚えること自体にはあまり問題があるとは思いませんが、論証だけ覚えて、当該理論や問題点についての理解が不足することがあるので問題視されるのでしょう。当該法律や問題点、理論についての理解があれば2,3の批判はでませんから。   (2) A 各法律、理論についての理解   いかに論理的な文章が書ける人でも、問題となる法律についての理解が無け れば何もできません。 B いわゆる基本書を読むこと、出来れば学者の授業を聞くことですかね。   法律の勉強方法は人によって多少の違いはありますが、とりあえずスター トとしては基本書を読んで当該法律の全体像をつかむことが重要ではないでしょうか。さらに細かい個別の問題については判例、判例評釈、論文などで理解を深めるのもよいと思います。 C ほとんどが各個別のマスターですね。   各個別のものをマスターできれば論理についてもマスター出来てるようなものだと思います。というよりも各法律を理解したといえるためには、論理的に理解していないといけません。

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