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アンナ=カレーニナについて 

bagnacaudaの回答

  • bagnacauda
  • ベストアンサー率18% (228/1247)
回答No.2

わかった風なことを書けば、人の人生なんて紙一重なんだと思う。 あの、リョービン=キチィの夫婦だってドリィだって、一歩間違えば、アンナ=ヴロンスキーのような生き方をしたって不思議はない。 絵にはならないが、(笑) だから、 ■アンナの人生を「どこまで巻き戻せば」、違う「幸せになれる道」が見えて来るのでしょう。。。何度考えてもまだ判らないのです。 って、考える必要が無いことなのかも知れない。 トルストイ自身の「時間」に対する考え方が、「過去も未来も存在せず、あるのは現在と言う瞬間だけだ」ですしね♪ 幸せな人生としてのリョービン=キチィと、不幸のサンプルとしてのアンナ=ヴロンスキーが存在するとも思わない。 恐らく、対比させたのでもないのだと思う。 一人一人を、「描いた」のだろうという感覚を持っています。 僕は、「芸術」よりも「工芸品」に惹かれるところがあります。 例えば、200~300年前に作られた弦楽器とか、器とか、仏像とか。 この作品って、「工芸品」のような精緻さが凄いし、「もしも…」と発想したことはないです。 僕だって、一歩間違えば30年以上も前、河原で鉄パイプで殴打されて死んでいたかもしれない。 全く「軸」は違うけれども、アンナも嫉妬と絶望の狂乱の中で死んだという感覚が僕にはない。 「歓喜はすべての後悔を消し去る」そして、「後悔はすべての歓喜を消し去る」。 ........................ 暑さでへばった妻を連れて温泉宿に行き美味いものを食べてきました。 やはり、食事って「味」単独でなく、場所、雰囲気、サービス、その後の時間と一体で、様々に変わる。 仕事を放り出して出かけ、温泉に入り昼寝し、部屋に順番に運ばれてくる料理を2時間以上もかけて愉しみ、また温泉。 慣れない夜具で、妻とのセックス、、、 「幸福な家庭は全てに似かよったものであり、…」を味わいつつも、いろいろ妄想もしていました♪ ............... アンナカレーニナって、おそらく「所帯持ち」でない人間には、知性の有無に限らずあまり理解できないような気もする。 僕は少なくとも、小娘?キチィの結婚生活よりもアンナの破滅の方が好きだ♪(笑)

noname#122427
質問者

お礼

こんにちは! 玄斎先生(笑)! 一つ、忘れていた事がありまして、気にはなっていたのですが、やっと思い出せたので、お手隙の時に、私の「理解の手助け」を頂けたら。。。と思います。よろしくお願いします。 この物語を一読して、「一番の謎」が「オブロンスキーの変貌」でした。中巻の17です。今思い出しついでに読み返しているのですが、 *この「変貌」を「引き起こしたもの」は何なのか??? いまいちよくわかりません(汗) 今まで「理性の及ばない」もの(=感情)、「人生の意味」等を深く考える事を避けて、オブロンスキーは生きて来たのですよね。「そんなもの」に「気を取られ」たら「負ける」、と言わんばかりの雰囲気で、それなりに障害のある生い立ちのようですし。。。自ら自覚している「最低な望み」を否定出来ないところから、彼の「偽善」の壁が崩れたのでしょうか。彼の「他人の苦しみを見る時に起こる精神的混乱」と言うものを、私は「黒々と醜い感情」を何となく思って読み進んだのですが、そうではなく、「単に純粋な混乱」だったのでしょうか。それが、この時、「幸福」と「法悦的な心境」へと「転んだ」のか、彼の元来の「善性」がそうさせたのか、悩んでいます。 物語の重要人物の中で、一番割かれているページが少ないようで、いまいち私には「謎の多い」人物です。お陰で今「一番気になる」人物になっちゃいました。今夜彼を主に据えて、読み返す予定ですが、お師匠様の見解はいかがでしょうか。。。。? それからそれから。。。。「失敗は繰り返し」て「良い」のですか? 私は「失敗を繰り返す事」に「慣れて」しまうと、いずれ「取り返しのつかない大失敗」をしてしまう気がして、かなり「張り詰めて」(これでも)生きてきました。始まりは「家業の手伝い」で「一人前の戦力」にならねば!ってところだったのですが、それを「人生全般」に拡大解釈しています。 いつか失敗してしまう、人生を失敗してしまう。。。って変な方向に考えている気もします。何か「ご指導」頂けませんか? (でもお体は大切になさってくださいね。お嬢様に心配されちゃいますよ)

noname#122427
質問者

補足

>わかった風なことを書けば、人の人生なんて紙一重なんだと思う 「わかる気もする」のですが。。。「これからもっと、幸せに「ならねば」ならない」小娘としては、「それでは困る」のですよ~~! そんな事言ったら、「欠けたところのある」幸せしか、「まだ」手に入れてない小娘は「諦めて泣こうかな」と言う気分になります。汗 「大失恋」がお幾つの時の事か存じませんが、「その時は」どう感じましたでしょうか? (お答え頂けたら、ついでに「失恋の詳細」と「鉄パイプの経緯」も聴かせて頂けないかなあ?。。。なんて) >僕は少なくとも、小娘?キチィの結婚生活よりもアンナの破滅の方が好きだ♪(笑) 確かに「ドラマチック」で素敵ですが、「なりたくない」です。 「好き」か「嫌い」か、となると、、、う~~~~ん。。。。。 小さい頃から、「出来る事」=「好き」、みたいな「変に几帳面」と言うか「臆病」なところがあります。「出来ない事」は望まない。。。とか。 だから、「嫌いにはなれない」けど「好きじゃない」。。。。としか表現出来ない感じです。なんだか「逃げてる」ようで自分でも嫌なのですが。。。

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