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国の借金と成長率

qsxdrfvgyhの回答

回答No.4

>「日本の借金を減らすには成長率を増加させる事が重要だ」と教授がおっしゃいました。 「重要だ」と言っていて、「それしかない」とは言っていないので、「重要だ」を否定する必要は無いでしょう。実質的なGDPの成長はできれば持続したいはずです。 >1.成長率を増加させて借金のGDP比率(を)下げるには消費量を増やさなければいけない。なぜなら消費はGDPの大きな比率を占めるから。 消費のみならず、貯蓄(=投資)も大事でしょう。 >2.しかしこれが実際に起こった場合、マネーサプライが上がりインフレになる可能性が出てくる。 ここは、短期の視点ですね。長期では調整されるから。マネーサプライは財市場よりも巨大な資本市場の問題で、消費の変動くらいでは大幅な物価上昇にはならない。 >3.政府はインフレが加速し過ぎないように金利を上げなければならなくなり、結局債券に対する支払いが増え、本末転倒な結果になる。 日銀が高金利を誘導するとは思えない。1との関連で言うと景気過熱が消費だけで起こるとは思えない。民間投資の活況こそが金利上昇要因でしょう。しかし、消費の拡大も民間投資の増大も今後期待できない。縮小均衡に向かうのみと思われる。 >4.特に日本は高齢化社会のせいで将来貯蓄率が下がりこれがインフレを引き起こす結果になる可能性が高いから、借金を減らすには公共投資の更なる削減と税率引き上げが最優先。 貯蓄率の低下(消費性向上昇)でインフレになるというよりも、生産財市場のコストインフレで名目物価が上昇し、実質成長率がマイナスになって、公債残高が重くのしかかるから、公共投資削減と増税で償還を優先すべきというのなら、まだ理解できる。

7papaya
質問者

お礼

qsxdrfvgyh様。ご意見を聞かせていただきまずはお礼を申し上げたいと思います。ただ、若干(経済初心者の)私が疑問に思った事がありましたのでその他の感想とともに明記させていただきます。もし私の考えに間違いがありましたら是非教えていただきたく思います。 >1.あなた様は3.で民間投の活性化が金利上昇の要因になるとおっしゃっておりますが、それでも投資は成長率のためには必要ということでしょうか? もちろんGDPを算出するのに投資も重要事項とわかってはいますが、金利上昇となると・・・。 >2.私のこの質問に答えてくださった別の回答者の方が「ゆるやかなインフレ」が必要項目のひとつだとおっしゃっていたので長期的な視野で見た場合での「大幅な物価上昇にはならない」は「適度な上昇」と捉えてよさそうですね。 >3.私が友人の意見を聞いていて一番疑問に思ったのが金利についいてでした。「あの」(笑)日銀がそう簡単に金利を変えたりするかな?と。たとえ金利を上げざるをえなくなってもFRBのような大胆な金利設定、とはいかないだろうと思っています。 >4.これは私がどこかでライフサイクルセオリーといものを聞いたことがあって、若い人は貯蓄しお年寄りの方は消費する傾向がある、というような内容だったので友人の意見が正しいのかと思っていましたが・・・。また、恥ずかしい質問かもしれませんが、労働者の数が少なくなるので人件費が減る、私は思っていましたが、なぜコストインフレになるのでしょうか?

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