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熊本市の路面電車

再来月東京地下鉄副都心線が開通します。東京はこれで合計13本の 地下鉄が走ることになります。しかし現在地域格差の問題が取りざた されているように地方は利用者が少ないこともあり、路面電車が 精一杯です。近年熊本市では熊本電鉄と熊本市電を接続しLRTを 走らせる計画がありますが予算や軌道敷幅の問題があり難航し、 頓挫しようとしています。 東京にこれだけ優れた技術があるのに何故地方でそれを活かせないの でしょうか。やはり採算の問題でしょうか。詳しい方教えてください。

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回答No.2

ぶっちゃけた話、最後は「カネ」の一言に尽きますね。 熊本電鉄のLRT化は、線路の改軌・延長、LRT車両の新造、関連設備の建設等で100億円近い費用がかかるといわれています。 そして、これを誰が負担するか。当然、熊本電鉄1社のみでは不可能で、県や市等の行政からの支援がないと実現は不可能でしょう(電鉄側は補助金投入等の支援を要望している)。 熊本市に限らず、日本の地方都市の交通はいわゆる「クルマ社会」に依存している部分がかなりあるのが現状です。もちろん、鉄道は公共交通機関ですから、老人等の交通弱者に対する住民サービスを拡充するという点では建設が望ましいのですが、公共交通とはいえ100億円もの費用をかけてLRT化を行って、果たして採算が成り立つのか?投資した分に見合うだけの利用はあるのか?という厳しい現実問題が控えています。 LRT化は富山ライトレールという成功例がありますが、富山の場合は「公設民営」(路線の整備等は公的機関が行い、鉄道会社は経営にのみ責任を持つ)という鉄道会社の負担の少ない特殊な事業形態をとっているのと、開業時に予想外の人気が出たことによって「想定外」の黒字化が達成できたもので、当初は開業初年度でも2000万円程度の赤字が予想されていました。 このように、クルマ社会化が浸透している地方都市の場合、LRT化とはいえ鉄道の新規開業はなかなか難しいのが現状です。 なお、熊本市や合志市などによる「都心結節計画検討委員会」(委員長:森田弘昭・熊本市副市長)は、電鉄案の他に、鉄道を廃止して軌道跡をバス専用道路に造り替え、そこに連接バス等を走らせる新たなバスシステムも合わせて検討することを決めています。

hidtauch
質問者

お礼

詳しいご説明ありがとうございました。熊本市の更なる発展 を願っています。

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  • howasi
  • ベストアンサー率23% (16/68)
回答No.1

宇都宮にも新にLRTを作ろうと言う話があります。現在の県知事が、がんばってすすめています。その子分が、現在の市長で、知事の言いなりですが、選挙が近づき、反対の多いこの問題におとなしくなっています。県知事でさえ、選挙が近づくとこの問題を争点にしないようにしています。 なぜか?LRTや路面電車ができても、車を持っている人(免許を持っている人は、土地のある地方では、ほとんど個人の車をもっている)は、車を使います。いわゆる交通弱者は、駅まで車で送ってもらうことになります。それだったら、目的地まで送ってもらったほうがいいわけです。LRTの工事は地元企業ではできず、ゼネコンなどが来て居座る原因になります。バスに乗る人が県全体でも、宇都宮のごく一部に走るLRT使用の想定人数の半分にもなりません。ついでに工費が安いと宣伝されていますが、ダム問題などをみると、ほとんどの公共工事が予定工費をはるかに上回って2倍以上ということもよくあります。 今では、赤字確実と言うことが認知されていますが、交通弱者のためとか、商店街活性化、自動車会社ホンダの社員の渋滞解消とか、とかいろいろ理由をつけて、選挙が終わってすぐのときだけ与党系の政治家達が、なぜか急に動き出すのです。そして選挙が近づくと下火に。 ところで熊本は最近一部の区間で、路面電車が廃止されたばかりでは?

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