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M&Aの資金

どなたか教えてください。 日経新聞に「大手化学メーカーがM&A予算枠新設。余剰資金の活用 方法を示し、資本効率向上に取り組む姿勢を打ち出す」とありました。 利益処分として、配当、自社株買い以外に現金でM&Aする場合にもお金を使えるのですか?利益処分は、配当、自社株買い、内部留保以外に なにがありますか? よろしくお願いいたします。

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回答No.4

taxmonjaさんフォローありがとうございます。 利益剰余金というのは資本金と同じで、そのお金自体が消えてなくなっても、勘定科目残高として残ります。 出資1000万円を受けて会社を設立したとすれば、当初その会社は資本金1000万円で、そのお金は現金で1000万円ある状態ですよね。そのお金で土地を購入したとすれば1000万円の現金は無くなるけども、資本金は1000万円のままで減りません。 利益剰余金も同じで、その残高を減らしてもお金を引き出せる訳ではありません。計算上、「これだけの利益が余ったよ」って意味のもので、あくまでもそのお金が金庫に置いてあるわけではありません。 因みに資本金はすでに使っちゃったけど、「最初にこれだけ投資したからね」って意味合いのものとなります。

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  • taxmonja
  • ベストアンサー率100% (2/2)
回答No.3

利益剰余金をM&Aに充てることは全く問題ありません。 利益剰余金(つまり会社が事業活動の結果蓄積してきた利益)を、配当にも、自社株にも、投資にも回さないということは、お金を無駄に寝かせることになります。 お金を寝かせている会社は、買収の対象にされ易いので、企業は必死になって、投資するか、減資(自社株買い)するかして、投資効率を高めています。 ROEやPERが低いと、買収の格好のターゲットとなります。 自社株を買って、その自社株を株式交換時に交付することは全く問題ありませんよ。 1つの手法です。

debirinngu
質問者

お礼

回答していただきありがとうございます。 「資産」の中にある「現預金」でM&A→OK 「資本」の中にある「利益剰余金」のお金でM&A→それもOK!! ということでしょうか??

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回答No.2

剰余資金というのは、勘定科目にある「利益剰余金」という部分で無く単に「余ったお金」ということですね。余ったお金を銀行に預けるので無くM&A資金に運用するってことです。 >自社株買いして、買った株を株式交換で買収 どうだろう…、出来そうな気がしなくもないんですが、商法に詳しい人の回答を待ちましょう。 でもそれだと目的がズレてくるような気がしますね。余剰資金を自社株買いで一株当たりの価値を上げるのが目的だったわけですから。 M&Aの株式交換目的なら、そのまま現金の方がしっくり行く気がします。

debirinngu
質問者

お礼

回答していただきありがとうございます。 「資産」の中にある「現預金」でM&A→OK 「資本」の中にある「利益剰余金」のお金でM&A→ダメ! ということでしょうか??

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  • taxmonja
  • ベストアンサー率100% (2/2)
回答No.1

まず、「大手化学メーカーがM&A予算枠新設。余剰資金の活用方法を示し、資本効率向上に取り組む姿勢を打ち出す」の部分ですが、 この文面から、利益処分は全く関係ないと思います。。。 M&Aによる資本効率向上とは、 要は投資をして、リターンを得ることにより、 会社全体の収益性を高め、利益アップを図り、 結果としてROEを高める、ということです。 簿記で考えると、貸方をいじるわけではありません。 借方が、普通預金とか、定期預金だと、リターンは1%にも満たないですが、 M&Aで優良な子会社を買えば、リターンは数%以上になる可能性はあります。(連結損益や、連結しない場合でも持分損益や配当で) そのため、借方の資産をリターンの高い資産に換えるための予算を設定したということですね。 ちなみに、利益処分の方法としては、 形は違えども、大きく分けると配当か有償減資(自社株買い含む)の2つしかないですよ。

debirinngu
質問者

お礼

大変参考になりました。 ありがとうございます。 では、M&A資金として利益剰余金などは使ってはいけないわけしょうか?あと、自社株買いして、買った株を株式交換で買収、というのは できますか??

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