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電子の軌道のイメージ
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s,p,d・・・の所以は「方位量子数」であることはご存知でしょうか. 方位量子数の違いによる電子軌道の解釈には,次のようなものがあります. ・古典的解釈 s軌道は半径1の円軌道とします. p軌道は長半径2,短半径1の楕円軌道, d軌道は長半径3,短半径1の楕円軌道・・・ と言うような感じです.上の数値はあくまでイメージですので深い意味はありません. (本当は,長半径は主量子数を表しますが,ここでは軌道の形状のみの説明に留めます.) ・量子論的解釈 方位量子数は,量子論的に確率的に記述される電子の波動関数が, 何個「節」を持つか,を表しています. s軌道では方位量子数が0なので節が0個,故に電子の存在確率を 表す電子雲(波動関数を二乗して実部を取る)は球となりますが, p軌道では瓜が2つくっついたような形になります. 水素原子のような簡単なモデルの場合,電子の波動関数は主量子数や方位量子数を用いて, 「球面調和関数」で表現されます. 「・・・」は適宜ご検索下さい.
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- tetsumyi
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円運動をしている訳ではありません。 電子は原子核の周囲にぼんやりと雲のように広がりをもって存在していると考えてください。 円運動のような回転ではありませんし、原子の中で電子がある瞬間にどこにいるか調べることはできません。 http://www.tg.rim.or.jp/~kanai/benesse/chemqa09.htm
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