- ベストアンサー
なぜ前線面ができるのですか?
globwisdの回答
- globwisd
- ベストアンサー率43% (7/16)
先ず比重の定義を確認します。 比重とは,同じ重力下で物の浮き易さ或いは沈み安さを示す数値と考えて宜しい。実際には重量比で表せる。ですから無重量状態では,比重は無意味になる。詰まり無重量状態では質量が違うものも全て浮き,重さも比重も無くなる。物質の質量はどんな環境下でも変わらない普遍的な値だが,重量や比重は重力の強さや,流動体の有無によって違って来るのです。例えば,月面上では同じ質量の物でも重量が減ります。又,液体の水や大気がないので,質量の大小に関わらず全て月面に落ちたままになります。そして地球の場合,同じ重力下では例え同じ気体でも比重が違うと分離するのです。 次に同じ空気でありながら,何故比重が違うのかの説明をします。例えから。鉄板を加熱するともやもやと陽炎が立つのは,過熱により軽くなった空気が浮いて上昇するからです。それでは何故軽くなるかと言うと,気体は加熱されて温度が上昇すると膨張します。膨張とは気体の体積が増える事ですが,ただ分子数は同じまま体積が増えますから,密度が下がります。詰まり単位体積中の分子数が減ります。その結果,重力の影響の受け安さを示す重量が,少なくなり軽くなります。そうしますと浮き易さを示す比重が減り,浮き易くなるのです。 この温度により比重が違う事を上手く利用したのが気球ですよね。気球の場合,混合を防ぎ同温に成るのが遅いのですが,それでも熱の移動が起き,温度差がなくなりつつ気球の重さで徐々に上昇速度が遅くなり仕舞いに下がって来ますよね。
関連するQ&A
- 天気図の前線用のデータはどうやってとるのですか
ふとした疑問ですが、 天気図で温暖前線とか寒冷前線とかを描くための、 データは何を使っているのですか。 アメダスですか。 それともひまわりから見た雲の形ですか。 暖かい空気と冷たい空気が、お互いに 片方の空気が片方の空気に覆い被さっているということは学校で習いました。 よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 自然環境・エネルギー
- さまざまな前線について
(2)梅雨に入っているのに梅雨前線が時々現れていないのはなぜ? (3)梅雨前線の定義は小笠原高気圧とオホーツク高気圧の間に形成されるものですが、梅雨時期なのに冷たい空気の原因が明らかにオホーツク高気圧とは考えられない前線の場合もありますが、この様な場合も梅雨前線と呼んで良いのでしょうか?それともだだの停滞前線? (3)移動する前線は寒冷・温暖・閉塞前線?移動しないのは停滞前線?ちょっとでも天気図上で移動していたら停滞前線ではないのでしょうか? よろしくおねがいします
- 締切済み
- 地学
- 前線の端はどうなっていますか
暖かい空気と、冷たい空気が出会っている箇所が前線、この前NHKの番組の模型での開設でやっとビジュアルに理解できました。さて前線の端っこはどのような構造になっているのですか?風向きはどうなっていますか。図解して貰えると助かります。 ついでに高気圧と低気圧の真ん中での風向きも気になります。特に高気圧や低気圧がペアなど、複数になっているときがよく分かりません。
- 締切済み
- 地学
- 西日本にかかる梅雨前線の成因を教えて下さい。
西日本にかかる梅雨前線の成因を教えて下さい。 東日本にかかる梅雨前線は、オホーツク海高気圧と太平洋高気圧との間に出来る前線ということのようですが、 西日本にかかる梅雨前線は、湿った空気と乾燥した空気との間で出来る前線の様です。 なぜ乾燥した空気との間で前線が出来るんですか? 乾燥した空気と湿った空気がぶつかったら、双方が混ざり合って、 湿った空気の湿度が下がるわけだから、逆に雲は発生しにくなりそうなものですが・・・
- 締切済み
- 地学
お礼
ありがとうございます。 目から鱗と言うか、基本を忘れていました。 なんか、水に食塩を入れたときのように、拡散するイメージが強く、ずっと誤解していました。 たしかに、比重が違えば混ざらないですよね。 そして実際には、対流や熱伝達によりやがて前線面は消えてしまう!!ということですね。