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光電管を使ったプラン定数を測定する実験について
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- chiezo2005
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Wは仕事関数で固体表面から電子を取り出すのに必要なエネルギーという定義ですから,フェルミ準位とは定義が違います。 ただし, フェルミディラックの分布 F(E)=1/(exp((E-ζ)/kbT)+1) を計算してみればわかりますが,室温付近ではkbTは0.02eV程度です。 したがって,電子分布の広がりはきわめて少ないで,実験の精度内でフェルミ準位と仕事関数はきわめて近いと考えても良いとおもいますが・・・
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