父親に成りすまして、子供がクレジットカード契約する事は可能？

質問

海外に住む父親から、「クレジットカードを持った事が無いのに、
請求が来た」と連絡がありました。
父は年金生活者です。昔からの頑固者で、
「クレジットカードなんて言う物は信用しない」と言う主義で、
今まで一度もクレジットカードを持った事がありません。
海外での生活ですので、カードが必要な際には、
母親のクレジットカードで全てまかなっています。

最近になって、日本の実家に戻った所、
父親名義のクレジットカードの
利用明細書が山のように、送られてきていました。

もちろん全て身に覚えの無い、利用証明ばかりです。
全額、父親の預金銀行から引き落とされていました。

クレジットカード会社に連絡した所、
「ご本人様でご契約をされていらっしゃいます。」
と言う回答。

父に成りすまして、契約をするとしたら、
思い当たるのは、兄一人のみです。
かなりの浪費家で、両親が日本に居た頃、事業に失敗し
借金の返済に悩み、最終的には両親が全額支払をしました。

兄とは5年ほど連絡が取れなくなっています。

そこで皆様に質問です。

(1)本人でなくても、家族のものなら本人に成りすまして、
　クレジットカード契約は出来るものなのでしょうか？
(2)この場合、犯罪行為とみなされ、利用された金額は戻ってくるものなのでしょうか？

ご解答、よろしくお願い致します。

回答No.3

novtaro

クレジットカードを作成する時に必ず必要なのが、引き落とし銀行の口座情報とその印鑑です。それが無いとクレジットカードを持つことはできません。

　それでお兄さんが銀行の口座情報を知っており、かつ、印鑑を持っているのですよね？

　判例では、印鑑が押してあれば、基本的にはその持ち主の意思が示されたことになってしまいます。したがって、父親が実際にはクレジット申し込みをしていなくても、それを立証するのは難しいと思います。

　上記次第もあり、被害額が戻ってくる可能性は高くはないとは思います。今後は、父親名義の口座は解約し、印鑑も変えて、お兄さんが知らないものにした方がいいとは思います。

お礼

novtaroさん、ご回答有難うございます。
novtaroさんのの回答を見て、母に印鑑があるかどうか
調べてもらいました。

残念ながら、印鑑や株券など入れておいた小さな
金庫がなくなっている事が先ほど解かりました。

両親は留守中、近くに住む叔母（父の妹）に家の鍵を
預けていました。叔母に確認した所、
両親が海外移住してから２ヶ月目くらいに、
兄が「同窓会をやるのに、卒業アルバムが必要だから
家の鍵を貸して欲しい」と家に来ていた事が解かりました。
叔母はもちろん、疑いもせずに鍵を貸し、３０分後くらいに
戻してもらったと言っています。

そうですか・・・
帰ってくる確立は少ないんですね・・・
海外生活に必要な経費が口座に入れてありました。
口座を確認した所、僅か1,200円のみでした。

回答No.2

oska

＞本人でなくても、家族のものなら本人に成りすまして、クレジットカード契約は出来るものなのでしょうか？

残念ながら、可能です。
方法は記述しませんが、残念ながら可能なんです。

＞この場合、犯罪行為とみなされ、利用された金額は戻ってくるものなのでしょうか？

親子・兄弟など身内では、犯罪行為にはなりません。
例え、子供が親の現金を盗んでも法的に無罪なんですよ。

ただ、カード会社と兄の関係では犯罪行為です。
有印私文書偽造及び行使と詐欺ですね。
カード会社が犯罪行為として兄を警察に訴えた場合、利用した金額は戻る可能性があります。
同時に、兄は実刑になる可能性が高いです。

カード偽造まで犯している兄ですから、父親名義の固定資産も注意する必要があります。
不動産を担保に融資を受けているとか、最悪不動産名義が父親から兄に代わっている可能性もあります。
一度、法務局でご確認下さい。

お礼

oskaさん、ご回答有難うございます。
そうなんですね・・・
本人でなくても、カードが作れてしまうんですね。
残念です・・・

子供が親の金を盗んでも無罪と言うのは、警察署でも
言われました。ただ、兄を探し家族との話し合いに応じるようには
努力しますと言われました。

カード会社の方は、かなり驚かれていらっしゃいました。
火曜日が営業日なので、詳しい事情を聞きに
実家に訪れることになっています。
oskaさんの仰られるとおり、カード会社に訴えてもらうように
お話してみます。

oskaさんのご回答を読ませていただき、「まさか」と
思ったのですが、先ほど母に印鑑があるか確認してもらいました。
結果は、上記の通りです。
実の兄ながら、本当に悲しく、またやるせない思いで、いっぱいです。
火曜日に早速、父名義の固定資産について調べてみます。

回答No.1

sidegreen

先日、テレビ番組で財布を落とした男性が第三者に借入れされ多重債務に陥った事件を再現ドラマで手口を公開していました。

免許証、住民基本台帳カード、印鑑証明が財布に入っていたらしいですが、本人はキャッシュカードやクレジットカードのみ紛失の届けをしたらしいですが、拾得した暴力団系の男が印鑑証明を使い勝手に会社を設立し事業資金として手当たり次第に融資を受け逃亡したという内容です。

詐欺になりますが、第三者が本人に成りすます事は可能だと思います。
当然、詐欺による犯罪ですから、詐欺を立証できれば利用された金額は支払い義務もないでしょう。ただ、裁判などで平穏な生活を取戻すまで長期化する場合もあるかもしれません。

日本で既に事例のある事件ですから、速やかにクレジット会社などに調査を依頼し警察にも被害届など相談した方が良いかと思います。

お礼

早速のご解答、有難うございます。

なるほど、「第三者の利用」であれば、刑事罰の対象になるのは、
もちろん解かります。
ですが、私たちの場合残念ながら身内による事件です。

クレジットカード会社の説明によると、
「規約にもありますように、配偶者、二親等以内、同居家族等が
"ご利用"になられた場合、犯罪とはなりません」
との事でした。
私が問題にしたいのは、
「成りすましてのクレジットカード契約」であり、
「クレジットカード利用」では無いと言う事です。

その点については、クレジットカード会社からは
「火曜日以降に、お伺いします」との事でした。
警察にも相談してみましたが、家族間の犯罪については、
刑法で「免除する」と規定されているそうで、
「ご家族でお話し合いください」とやんわりアドバイスをされました。
話し合うにも、兄の居所が全くわからずなのです。
住民票は移動し、戸籍も離籍していました。

父はあまりのショックに、先日から入院しています。
どうにかならない物なのでしょうか？