解決済みの質問
政治知識ゼロの私からお尋ねします。
ズバリ、衆議院解散のメリットはなんでしょうか。
衆議院は内閣不信任案を決議します。それが可決された場合は内閣総辞職か衆議院解散がありますよね。衆議院の立場から考えると、「もし内閣不信任案を可決してしまうと、自分たちが解散されてしまう」となります。それでもなぜ実際に内閣に不満があるとはいえ、可決する場合があるのでしょうか。しかも衆議院に「不信任だ!」と言われた内閣が、逆に衆議院を解散させることができる理由がわかりません。教えてください。長文すいません。
投稿日時 - 2007-07-08 23:27:47
衆議院解散のメリットは国民が政府が行っている政策に審判を下せるメリットがあります。
日本国憲法の規定に従うと総理大臣は衆議院で過半数の議席を有する政党(連立を含む)から選出され、政権を担当し、自分たちの行いたい政策を行います。(政権を担当する政党(現在は自民党、公明党)を与党、担当しない政党を野党(民主党など)と呼びます。)
それではなぜ、解散されるデメリットがあるのに「内閣不信任案」を可決するのかと言えば、それは野党が、政権を奪回できるチャンスがあるからです。
つまり「内閣不信任案可決」→「解散」→「総選挙」→与党の議席が減り、野党の議席数が過半数になり与野党逆転で政権を獲得できチャンスがあるからです。(現在の状況で言えば、自民、公明が野党になり民主党が与党になり小沢首相誕生といった事になります。)
ただ、「内閣不信任案」は与党側の議員の多数が賛成に回らないと成立しません。その与党側の議員が賛成に回るのは、「内閣総辞職」が目的であり、「衆議院解散」が目的ではありません。「内閣不信任案」に賛成していても立場によって思惑は違います。
内閣が衆議院を解散させることができる理由は一番最初にも書きましたが、国民に信を問う為です。政府与党と野党どちらの政策が良いのかを問う為には、国会を解散する必要があるからです。
また「解散」には衆議院を牽制する意味合いがあります。
上記で野党が政権を奪回するチャンスがあるから「内閣不信任案」を可決すると書きましたが、それにもタイミングがあり、内閣の支持率が高い時に可決をして、解散をされたら自分たちの議席を今より減らす恐れがあり、不信任案を可決させない為の抑止効果になります。
また逆もしかりで、内閣が真面目に仕事をしないと内閣不信任案を可決される恐れがあり、内閣と衆議院で相互に牽制しあう事ができます。
以上、長文になりましたが、参考にして下さい。
投稿日時 - 2007-07-09 00:49:59
お礼
丁寧なご説明ありがとうございました。私の疑問をほぼ完全に晴らしてくれたご回答です。与野党の解散の目的とメリットがよくわかりました。
投稿日時 - 2007-07-09 21:31:33
9人が「このQ&Aが役に立った」と投票しています
ベストアンサー以外の回答(3件中 1~3件目)
内閣不信任案による解散の場合、内閣もしくは政権与党による不祥事によるところが多いでしょうから、
それらの被害を最小限に食い止めるという点が多いのではないでしょうか?
野党による時間稼ぎの不信任案提出は別にして、
不祥事後の提出まで否決しては、その後の選挙で不利になるでしょうから。
首相自ら解散をする場合、国民に意見を問うといった部分が強いように思います。
一番最近の所謂『郵政解散』がいい例ではないでしょうか?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%86%E8%AD%B0%E9%99%A2%E8%A7%A3%E6%95%A3
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%B5%E6%94%BF%E8%A7%A3%E6%95%A3
http://www.nhk.or.jp/kdns/_hatena/03/1011.html
投稿日時 - 2007-07-08 23:41:00
お礼
わかりやすいご説明とページ紹介をありがとうございました。衆議院内でも与党と野党では解散への考え方が違うのですね。
投稿日時 - 2007-07-09 21:28:37