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昔の「申す」の用法
一般に、「申す」というのは「言う」の謙譲語であり、相手が目上の場合、自分をへりくだって「先ほど申しました~~の件については、~~」などと使いますよね。 でも、時代劇を見ていて思うのですが、相手との上下関係にかかわらず、まるで「言う」の丁寧語であるかのような使い方をしていることがあります(具体的な作品やシーンはすぐに思いつきませんが、大河ドラマ「風林火山」などたくさんあります)。 例えば、君主が家臣に「そなたの存念を申してみよ」というのは、謙譲語で理解している自分としては違和感はあるものの、君主と家臣の関係性から分からないでもないのですが、家臣同士の会話で「親方様が申されるには、~~~とのことじゃ」とか、ある重臣が「ほう、○○殿(他国の君主)がそう申されたのか?」などと言っているシーンを目にします。 もしかして、謙譲語に近い意味(対目上専用)としては「申し上げます」であり、「申す」は上下関係にはこだわらなかったのでしょうか? よく家臣が「(外から急いでやってきて、ひざまづき、大声で)申し上げます!!」と言ったり、君主に向かって「(うやうやしく)おそれながら申し上げます」というシーンがありますよね。 昔は、「申す」というのは必ずしも謙譲語だけではなかったのでしょうか?
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ご回答ありがとうございました。確かに「申す」ではなく「殿が申されるには~~」かもしれません。「参る」もそうですね。なるほど。明治以前はアリだったんですね。納得です。