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放射化学について
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- sanori
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再びお邪魔します。 なるほど。そういうことですか。 以下、勝手に考えた説明です。 モデルを単純にするために、照射される物体を、目的核種の組成が100%の非常に薄い板であるとしましょう。 照射される粒子は、目的核種に当たるか、板を突き抜けるかの2通りの運命しかありません。 当るか否かは確率事象なので、未励起の目的核種が板の中に多ければ多いほど当りやすくなります。 残った目的核種が少なくなるほど、当りにくくなります。 これを式で表すと、 当りやすさ = 残った目的核種×定数 当たるということは、「未励起の核種を減らす」ということと同じなので、 照射量をφ、残っている目的核種の数をNとおけば -dN/dφ = 定数×N dN/N = -定数・dφ logN = -定数・φ + 定数その2 N = e^(-定数・φ+定数その2) = 定数その3 × e^(-定数・φ) 照射量φがゼロ(未照射)のときの目的核種数NをN0と置けば、 N0 = 定数その3 × e^0 = 定数その3 よって N = N0 × e^(-定数・φ) つまり、照射量が増えて「定数×φ」が1増えるごとに、Nは約2.7分の1ずつ減っていくことになります。 つまり、 残っている核種の数は、指数関数的に減少していきますが、正確にゼロになることはないということです。 元の何分の1になったところを飽和と定める、といった約束事が必要になると思われます。
- sanori
- ベストアンサー率48% (5664/11798)
この関係を大学で習った者です。 「全元素」という言葉がどう意味なのか分かりませんが、 目的核種が、その元素の同位体の一つだけであるならば、 その同位体がほぼ全部、励起なり放射化すれば、それを飽和と呼ぶのでしょう。 ほかの同位体は、目的核種ではないので、考慮の対象外でしょう。 飽和の後にそれ以上照射しても、同位体は残りわずかなので、新たな励起や放射化はほとんどないのでは。 もう少し、具体的に核種名とか照射粒子名とか式とかのあるご質問文章だとよいのですが・・・
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お礼
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