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倒置構文(補語・目的語)

Damenaの回答

  • Damena
  • ベストアンサー率40% (17/42)
回答No.3

そもそも倒置がなぜ起こるかご存知ですか? それは 【動詞は文の要素の2番目に必ず来る】 という性質があるからです。 例えば、 The house stands at the hill.(その家は、丘にある) という文で“at the hill”を強調するために、文頭に置いたとすると At the hill the house stands. となりますが、これではC+S+Vの順番になってしまい、 動詞が3番目にきて、非常に“キモチワルイ”状態なのです。 なので、 At the hill stands the house. とします。 では、なぜ目的語を強調する場合は、O+S+Vなのでしょうか? 私は専門ではないので、あまり詳しくはありませんが、おそらく英語の場合、名詞の「主格」と「目的格」の区別がほとんど消失してしまったからだと思います。 例えば Tom broke this promise.(トムはその約束を破った) とするとbrokeは、第三文型を作る他動詞なので、 Tomが主語 brokeが目的語 であると自動的に判断できます。 同様に This promise broke Tom. としてしまうと、英語は語順からしか、名詞の格を判定できないので あたかも「この約束がトムを破壊した」という意味にとらえられかねないからです。 しかたがないので、英語の場合は、強調構文を使います。 It's this promise that Tom broke. 口語では“It's”も“that”も省略可能なので This promise Tom broke. という文が完成するのではないでしょうか? ちなみに主格と目的格を明確に区別する言語(ラテン語など)の場合、 SVO SOV OVS OSV のどれでも、許されます。

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