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減価償却費がつかめない

減価償却というのが本を何回読んでも本質がつかめません。 例えば、10万円以上20万円未満の小額資産については3年間で減価償却をできるとありますが、「できる」ということは会社にとっては有利なことなのでしょうか? それとも償却しなくてはダメなのでしょうか? また、この額のものを現金で買ったときに、いきなり3回に分けたうちの1回分を会計すればいいのでしょうか? そうすると、現金が合わなくなってしまうからおかしいと思ったのですが、どういうことでしょうか?

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  • grand
  • ベストアンサー率39% (43/110)
回答No.4

15万円の金庫を買った場合です。 この場合、現金の帳簿には減価償却云々に関わらず「-150,000」と記入します。 でないと、おっしゃる通り現金が合わなくなります。 そして、経費の帳簿には「150,000」と記入したいところですが、 「金庫の場合は5%/年ずつしか経費にしてはいけない」というルールがありますので、仕方なく「7,500」と記入するのです。(この7,500円を減価償却費というのです。) 毎年毎年7,500円ずつですから、150,000円になるには20年かかってしまいます。 ただそれじゃ大変でしょうから 「10万円未満のものはいっぺんに経費にしていいですよ。」 「10~20万のものは1/3ずつ3回でいいですよ。」 という特例が認められています。 そういう意味で「できる」なのです。「できる」ですからしなくても構いませんが、その場合は7,500円ずつ地道にやらなければなりません。 損得の判断ですが、 一般に経費の額を増やして利益を少なくした方が、税金が少なくなるので会社にとって有利です。 つまり、7,500円より50,000円の方が有利なはずです。 実際にはもうちょっとだけ複雑ですが、大体こういうことです。

alljyannru
質問者

お礼

>15万円の金庫を買った場合です。 >この場合、現金の帳簿には減価償却云々に関わらず「-150,000」と記入します。 でないと、おっしゃる通り現金が合わなくなります。 これで安心しました。現金はマイナス15万でいいんですね。なんとなく本質がつかめてきました。

その他の回答 (6)

noname#24736
noname#24736
回答No.7

まず、帳簿の処理です。 15万円の金庫を購入したら。 備品 150.000 / 現金 150.000 の仕訳をして、 出納帳には現金150.000を金庫代として出金の記帳をします。 これで金庫代150.000の現金が出て、備品(固定資産)として150.000が残ります、決算の時に次の仕訳をします。 減価償却費 50.000 / 備品 50.000 これで、3年間で償却する1年目の処理が出来て、金庫の3分の1の50.000円が 経費に計上されます。 2年目と3年目もこの仕訳をして、備品が0になり、3年間で150.000円が経費になります。 減価償却をしないと、金庫の値打ちが下がっていくのに、かったときのままの金額で固定資産に残ってしまい、実態を表さなくなってしまいます。 また、経費に計上しないので、その分だけ利益が多く出てしまい、税金も多く納めることになり、事業にとっては余計に税金を納める事になり、損をしてしまいます。 減価償却が出来ることは、企業にとって損とか利益ではなく、企業の実体を表すために必要なこと生です。 税金面では、経費が増えるので利益が減って、税金も減りますから得になります。 銀行などに提出する決算書の利益が少なくて困る場合は、この減価償却をしないときが有りますが、のぞましいことではありません。

alljyannru
質問者

お礼

詳細な解説ありがとうございました。

  • oyan
  • ベストアンサー率30% (51/168)
回答No.6

減価償却、あえてしない理由?  これは推定ですが、小規模事業者(個人含む)で、設備投資資金を金融機関から借り入れる計画があるとき、直前期が赤字では融資が困難になるため、ひとつの利益操作として減価償却を行なわず、決算書を黒字にするのです。  銀行も赤字会社より、税金をしっかり払っている会社を信頼しますし・・・。ただし、キャッシュフロー会計が重要視される昨今、上記のような小手先の利益操作が通るものかどうかは分かりません。

alljyannru
質問者

お礼

ありがとうございます。 なんとなく分かりました。

  • oyan
  • ベストアンサー率30% (51/168)
回答No.5

1.「できる」ということは納税上、会社にとって有利です。費用が多いほど税金は少なくて済むからです。(正確には税金を後払いにできるからです) 売上-費用=利益、利益×税率=税金 2・償却は法人の場合、任意です。しなくてもいいです(税法上)。ただ、それによって納税負担が増えるのは確実です。天下国家のために税金を1円でも多く納めたいなら別ですが・・・。 3.現金が合わなくなることはありません。たとえば15万円の備品を購入して、その対価として現金15万円が減少する(これが初回の仕訳)、つぎにその備品の痛みしろ(償却)を5万円計上して、備品の帳簿価格が5万円減少する(これが2回目の仕訳)になるわけですから、現金が合わなくなることはないわけです。

alljyannru
質問者

お礼

税金対策的には償却した方が得なのですね。 でもあえてしない場合は手間が掛かったりそういう理由なのでしょうか?ちょっと気になります。

  • gahahei
  • ベストアンサー率13% (3/22)
回答No.3

有利/ダメと言う時点で、考えすぎではないでしょうか。 「時がたてば、古くなる。古くなったら値が下がる。」 こう事です。 金額があう、あわない等の計算方法についての考え方はNo.1/2の方々が書いてくれています。 もっと、肩の力を抜きましょう。

alljyannru
質問者

お礼

>有利/ダメと言う時点で、考えすぎではないでしょうか。 >「時がたてば、古くなる。古くなったら値が下がる。」 こう事です。 なんとなく分かってきました。

noname#5115
noname#5115
回答No.2

10万以上20万未満のものだけについて(一括償却資産のことですね) 15万円のPCを買ったとしましょう。 器具備品に計上し、4年償却してもよいのですが、3年で償却してもいいですよという金額基準ですね。 この場合、1年目は、3分の1だけ償却(損金に計上という方が正しいと思いますが)でき、のこりも3分の1ずつ2年で償却するということです。(実際には、36分の(その期の月数)となりますが) 一括償却資産として資産計上する場合は 一括償却資産/現金 そして、 償却費(などの損金科目で取得金額の3分の1)/一括償却資産 という処理をします。 この他にも (事務)消耗品/現金 で処理しておいて、 申告時に調整するという方法も出来ます。 なにしろ、現金とあわなくなるような経理方法はそもそも間違いですね。

alljyannru
質問者

お礼

具体的な処理方法参考になりました。

回答No.1

たとえば100万円の社用車を買って一度に経費で計上すれば、その月の損益が非常に 悪くなり、実際の会社の運営状況と異なってきてしまいます。 車や、パソコンは数年に渡り使用するものですので、その経費も数年に渡って計上 しようということです。 その年数は法律で決められていて勝手に償却できませんが、20万円以下の小額に 限って3年で償却できる。 ということです。 簡単にはしょりましたので正確ではありませんが、考え方としてはこういうこと だと思います。

alljyannru
質問者

お礼

>たとえば100万円の社用車を買って一度に経費で計上すれば、その月の損益が非常に 悪くなり、実際の会社の運営状況と異なってきてしまいます。 なんとなくこの文章から本質に近いものが見えてきました。

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