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バブルで儲けたのは誰ですか

atsuotaの回答

  • atsuota
  • ベストアンサー率33% (53/157)
回答No.7

前回の回答を書いていたときはかなり熱くなってしまっていたのですが、 masahumi-1さんご意見ありがとうございます。 今回も結構熱くなってしまうかもしれませんが、これをお読みの皆さま、どうかご容赦ください。 まずはmasahumi-1さんに > 少なくともバブルで儲けた人、損をした人、関係なかった人の数が把握できない > まま、公的資金を使うのでしたら、政治家や司法機関、監督官庁はアメリカ程度 > の「筋」を通すべきです。当然私としては、余り詳しく調べられたら、困る人が > 政治家や官僚の中にいたんだろうと勘繰りたくなる訳です(笑)。 なるほど、確かに政治家や官僚の中には、いろいろと調べられたくないことを持っている人がたくさんいることでしょう。 ただ、私にわからないのは、バブル経済が起こったことと、また崩壊したことには、いったいどんな刑事責任があるのか、ということです。 それを利用して例えばインサイダー取引をしたとか、そういったことはあるでしょうし、ならばそれを裁くべきです。 しかし私が怒りを覚えるのは、バブル経済の発生および崩壊により、日本に多額の借金が残り(もちろん、その前からありましたけれど)、それを返済しなければいけないのが我々20代だ、ということです。 > 安易に経営に失敗した銀行に公的資金を注入するより、筋を通して仕切り直すた > めに資金をつかうべきだった! なるほど、無理をしてでもやるべきだったかもしれません。 しかし、後述しますが、その財源が問題です。 > また、国債を発行するようなマネをせず、膨大な公共事業を見直せば、今後の日 > 本にとっても「七転び八起き」になったと思います。 確かに公共事業は膨大です。しかも無駄。 なので、公共事業見なおしは大賛成です。 ただ、それだけでは結局いままで発行してきた国債のツケは払えません。 現在国債の利子だけで約300兆円もあります。 そうなると、政府だって、収入がなければやっていけません。 つまり、どうしたって増税が必要なのです。 ところがいざ増税しようとするとすぐに国民が反対する。反対するのは心情的にはわかりますが、増税できなければ財源を国債に求めるしかなくなってしまい、またしても国債の利子が膨れ上がる。つまるところ、戦後の経済成長期以来、これを繰り返してきた結果、今の日本があるのです。 ですから、過去を悔いても仕方ありませんが、ある程度成長が安定し、一般市民の懐がそれなりに温かくなってきた、バブル発生のあたりから、大々的な増税を行って国債の利子をツブしておくべきだったと、私は思います。 > 結局この国の政治家は、公共事業で国を良くしたいというより「ゼネコン」に儲 > けさせたら、「おこぼれ」にありつけるというぐらいの理由しかないのではない > か? 確かにそういった側面が田中角栄首相の「日本列島改造論」のころより特に大きくなったのでしょう。 私も、政治家だって食っていかなければいけないんだから、ある程度はしょうがないとは思いますが、今の状況は確かにいきすぎだと思います。 > 興銀(今は、みずほグループ)が、生き残った理由をご存じ?国家の存続が危ぶ > まれたのではなく、ただ官僚諸君の資金運用を任されていた銀行だったからで > す。 確かにそうかもしれませんね。 ただ、私は「官僚諸君の資金運用を任されていた銀行」がつぶれることは充分国家経済にとって危機だと思いますよ。(別に他の会社がつぶれるのは国家の危機と無関係であると言っているわけではありません。) さて、全般とおして感じられることは、 1.政治家や政府のやり方には正直納得いかない部分もある、という点では、私も同意見です。 2.では、その政治家を選んだのは誰なの?ということ。結局これまでの政治家を選んできたのは30代ないし40代以上の世代なわけですよ。じゃあ連帯責任があるのでは?と言いたい。 確かに誰でも政治家になれるわけではないですし、数少ない政治家も悪いことをしているでしょう。 しかし、そのことと、国民が政治に無関心になったり、ただ「政府が悪い」「税金あげるな」とだけ繰り返し、自分の国民としての責任を放棄するのは、別物です。 政治家にならずとも世論でもって国を動かすことは可能です。また、現在の国家財政や政治、経済について多少ともまじめに考えていれば、感情だけの「増税反対」などできないはずです。 そういうところで、我々20代に回ってきたツケは、不当なのでは?と思っているわけです。 もちろん、masahumi-1さんのように政治、経済に関心を持ち、私のような青二才と議論してくださる方もいらっしゃいますが、それでも世間の大多数はそんなことにはおかまいなし、または、方向が「政府、国家批判」にばかり向いていて、「自己の反省」や「一国民として国家にどんな貢献ができるのか」といった方向には全く向いていない。 過去を反省することは大切ですが、責任を誰かに押し付けて自己を正当化することしかしない、とか、今後その反省を活かして何をしていくのかを全く考えていない、というのでは、反省の意味がありません。 私は確かに30代ないし40代以上の世代に対して、これまで書いてきたような怒りを正直感じています。しかし、だからといって国家再生をあきらめたわけではありませんし、きちんと納税もします。また政治につねに目を向けて、どうにも納得いかなければ当選落選は別にして、立候補して世間に訴えるつもりでもいます。 そういう気持ちを皆が持たなければ、この国に未来はないのではないかと心配です。 …だいぶ熱く、長く書いてしまいました。 sokuratesuさんが補足に書かれたことについて、お返事しようと思っていたのですが、それはまたの機会に致します。sokuratesuさん、ごめんなさい。(いずれにしても、言いたいことは上に書いているとおりなので、ぜひこれについても補足ください。)

sokuratesu
質問者

補足

とても熱いメッセージありがとう。 >しかし私が怒りを覚えるのは、バブル経済の発生および崩壊により、日本に多額の借金が残り(もちろん、その前からありましたけれど)、それを返済しなければいけないのが我々20代だ、ということです。 日本の借金について述べられて言います。私はここにも誤魔化しがあるのではないかと勘ぐっています。まったく素人の直感ですが。 1 貿易収支の黒字が計上されているのですが、これはどうなっているのでし  ょう。 2 赤字というお金はどこにいっているのでしょう。個人の預金の中ですか。 3 戦争中にあった日本の財産はどこに消えたのでしょう。戦争と言う名目で  国民の財産を国に集中しました。戦争が終わるとすべてが消えていまし   た。 3 戦争終了後にインフレが起こって、紙幣が市場に多く出回り、紙幣の価値  が下がりました。この紙幣はどこから沸いてきたのですか。(この質問   は、「市場に紙幣が増えるのはどうして」ということで経済の領域で質問  していますがまだ納得の行く回答を得ていません。 4 国が赤字だから皆さんは我慢をしなさい。これは、家は貧乏だからテレビ  ゲームは買ってあげられないのという子育てに似ています。 私の結論は、支出だけの会計簿を見せられて、赤字だよといて、収入の部は、まったく別の所に別の人の懐に入っているのではないかと勘ぐらざるおえないのです。国が赤字を出せば誰かが儲かるはずなのですが。 今日はここまで。中途半端な意見ですいません。

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