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北朝鮮の国連加盟

 北朝鮮の国連加盟について、国連内部の朝鮮戦争の休戦協定(=国連派遣軍と北朝鮮の戦争状態は終結していない)の取り扱いはどのようになったのでしょうか。  日本は国連加盟に先立って、サンフランシスコ講和条約を締結し、敵国条項が残っているとはいえ、国連と戦争状態にないことで加盟できたと認識しています。  北朝鮮は、国連との戦争状態が終結していない形のままで、国連加盟が認められたことになるのでしょうか。詳しい方、教えてください。

  • 政治
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みんなの回答

  • wwuyuki
  • ベストアンサー率38% (5/13)
回答No.1

回答にはなりませんが、参考程度に見ていただければと思います。 まず、戦争とは「国」同士が行うものです。そのため、国連と国家が戦争状態にあることはありません。 朝鮮戦争では、一般的に「国連軍と韓国軍」VS「北朝鮮軍と中国軍」とされていますが、法的には異なります。 では朝鮮戦争とは何なのかというと、 ・北朝鮮と韓国という国家同士が戦争状態にあるのは明らか ・国連は、北朝鮮に対し強制行動(米軍等の派遣)をとったが、国連は国家ではないので、武力紛争の当事者ではあるが、戦争の当事者ではない ・中国からは義勇軍が参戦してきただけなので、中国は戦争状態にはない になります。 休戦協定とは、武力紛争の当事者である、北朝鮮、韓国、国連軍、中国義勇軍が武力紛争の停止を約束したものです。休戦協定では戦争状態は終結していませんが、それは国家である北朝鮮と韓国が戦争状態のままというだけで、国家ではない国連と中国義勇軍は戦争状態にはありません。 つまり、北朝鮮の国連加盟は、国連軍との間の武力紛争が停止した状態での国連加盟ということになります。 この時、休戦協定がどのように扱われたのかは正直分かりません。 国連加盟を申請した国家が加盟できるかどうかは、その当時の加盟国の投票によって決まります。各国は、休戦協定や、国連軍(実質アメリカ軍)が韓国に駐留し続けていることにあまり深く考えずに、北朝鮮・韓国の同時加盟に賛成票を投じたのではないでしょうか。 質問とは関係ないですが、日本が国連に加盟したのは、連合国と戦争状態を終結させた後、当時の加盟国の支持を得たものです。

sudacyu
質問者

お礼

 そうですね、北朝鮮と韓国の同時加盟で、東西の大国がお互いに拒否権を使わなかったということに尽きるのでしょうね。  結局、国際法より政治力学が優先のようですね。

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