• ベストアンサー

配電線の地絡保護

電力会社の配電用変電所の配電線地絡保護継電器の時限は0.7sとのことですが、この根拠を教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.3

配電線の地絡事故の発生原因は雷、接触、絶縁劣化などです。また、発生場所は電力側設備および需要家側設備となります。 変電所の遮断器を飛ばすと関係する配電線から供給されているすべての需要家が停電するため電力会社としては不要不急な遮断は控えたいわけです。 そこで、需要家側の事故は需要家に設置されている地絡リレー(SOG、PAS)で早めに切ってもらいたい、需要家側の事故ではなく電力側の事故と確定したら変電所で処理をするという構成になっています。 需要家側を早く切るため、需要家の地絡検出時限の整定値は0.2~0.4秒とし、変電所では需要家事故ではないと確認するための時間を待っておもむろに遮断器を動作させるため、質問者の書いた0.7秒(電力会社によって多少異なるかもしれません、私の知識では0.9±10%です)の時限を整定値としているわけです。 ちなみに、地絡事故の大半は雷によるもので、雷による地絡の大半は再送成功となるようです

fusa34
質問者

お礼

ありがとうございました。 需要家との協調を図っているのですね。

その他の回答 (2)

  • at1800
  • ベストアンサー率55% (49/88)
回答No.2

当事者ではないので確実なことは言えませんが、電気設備に関する技術基準に、高圧側と低圧側が混触したとき1秒以内に高圧電路を遮断できればB種接地抵抗地の値を大きくしても良い、と言う規定があるため、遮断器の遮断時間と継電器の動作時間誤差を見込んで0.7Sにしているものと思います。

fusa34
質問者

お礼

ありがとうございました。

  • tom0120
  • ベストアンサー率26% (367/1390)
回答No.1

0.7sの計算方法はわかりませんが、 電力会社からユーザー間には、いくつか、地絡保護継電器があり 、いろんな理由(影響)により、不具合いが生じないよう、動作順をつくるため、各箇所の設定値が計算されているようです。 ようするに、協調性のようですが・・・

fusa34
質問者

お礼

ありがとうございました。

関連するQ&A

  • 太陽光発電設備のOVGRについて

    太陽光発電設備において、配電線の地絡事故保護として設ける地絡過電圧継電器(OVGR)について、これは、配電変電所の遮断器が先にトリップするように電力会社側と時限協調をとるようになっているみたいですが、この理由はなぜでしょうか?

  • 地絡検出について

    特高変電設備の地絡検出について教えてください。 地絡過電圧継電器と地絡過電流継電器の違いは何ですか。使い分けや特徴を教えてください。 どちらも地絡検出用のリレ-ですか。

  • 地絡方向継電器についておしえてくださあい(・・)

    地絡方向継電器についておしえてくださあい(・・) 地絡方向継電器は地絡事故の方向を判別し保護方向への事故のときに動作するものだと思いますが、 そもそもその方向性が何故必要なのですか?と聞かれたらなんと答えればよいのでしょうか? 教えてください。

  • 電力会社社員(配電線担当)に質問です。

    自家用電気工作物のメンテをしていて疑問に思うことがあり以下質問します。 1.配電線(6KV)の地絡事故は電力会社の送出し変電所でも検知出来ますが昔は地絡検知は行っていなかったのでは?と思いますがどうですか? 2.現在、地絡検知はブロークンデルタ変圧器で行っていますが、何故変圧器中性点の高抵抗接地で行わないのですか?(その方が設備が単純ですが) 以上です。

  • 【電気】電気設備で64 地絡過電圧継電器と 67

    【電気】電気設備で64 地絡過電圧継電器と 67 交流電力方向継電器又は地絡方向継電器が両方動作しないと遮断器が開放しない電気設備と、67 交流電力方向継電器又は地絡方向継電器だけで遮断器が開放する電気設備と64 地絡過電圧継電器だけで遮断器が開放する電気設備の設定の違いは何を基準に決めているのですか?

  • 6kV配電系統の零相電圧

    配電用変電所から6kVで電圧が供給されておりますが、1線地絡事故が発生した場合の零相電圧っていくらになるのですか?変電所の零相電圧計の置針を見ると7kVとかそれ以上になっているのですが・・・。 よろしくお願いします。

  • DC地絡時でも機器は動作できますか?

    変電所の設備には遮断器や断路器、制御盤や保護盤など、DC110Vを機器制御やリレー動作の電源とし用いているものがあります。 さて、そのDC110Vの電圧バランスを所内盤で測定したところ、地絡が発生していました。 電圧測定の結果、P-E:+35V、N-E:-75V、P-N:110Vでした。P側が地絡していた模様です。 所内盤に直流地絡継電器(64D)がありましたが、その地絡していた地絡抵抗が大きく、継電器の検出感度には至らず、動作表示も特になかったため、気付きませんでした。(1ヶ月ほど地絡していた) ここでふと、疑問に思った点が1つ。 ●上記のような地絡時にも機器やリレーは正常に動作できるのか? ということです。 私の考えですと、線間(P-N)で110Vあるので特に最低動作電圧値以上が確保できていれば、問題は無いと思っています。 ただし、地絡しているということは絶縁抵抗が正常時より小さくなっているということなので、早急に復旧するべきだと考えておりますが。 どなたか、ご意見、よろしくお願いいたします。

  • 地絡方向継電器 特性試験方法について

    はじめまして、私は鉄道電気の保守して間もないものです。 設備(変電所)の保守での定期点検で、高圧配電線路に用いられているデジタル保護リレーで地絡方向継電器(EVT使用)のリレー特性試験を、電流特性試験のみ行っています。(始動作試験、限時特性試験) そのほかにも、動作電圧値試験、位相特性試験、慣性特性試験等があると思いますが、これらについても定期的に点検を行うことは必要なのでしょうか? (以上の試験に必要な測定器は揃っています。) 電気の初心者なもので、分かりやすく教えていただけたらと思います。 ご指導のほどよろしくお願いします。

  • 地絡事故?もらい事故?

    わたしは変電所設備の保守の仕事を始めて間もないものです。22kVを6.6kVに変圧して工場構内各所に配電していますが、昨年変電所の交流遮断機が地絡を検知しトリップしました。しかし、調査した結果地絡した箇所はなく、耐圧試験をした結果異常はありませんでした。 電線はケーブル(CVT-60sq)で途中数箇所分岐していますが総延長約3Kmぐらいです。零相電圧(64)はGPT3次で零相電流(67)はZCTにて検知しています。原因が分からないのですが、何か手がかりになるヒントがありましたら教えてください。電気素人の質問です。よろしくお願いします。

  • 電力会社[ 送電屋 と 配電屋 の違い ]

    電力会社では、    配電業務 ( 変電所 → 家庭  までの電線担当 )  送電業務 ( 発電所 → 変電所 までの電線担当 ) とで、 作業者を分けている理由はなんですか? 電線作業・高所作業という意味では同じな気がしますが…