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「退(ど)く」の可能動詞「どける」を打ち消すと?
azuki24の回答
- azuki24
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可能動詞の否定形の前に。 「退(ど)く」は「退(の)く」の訛りのようですが、上方・関西弁でも、共通語・江戸弁でも、両方の形が存在するのではないでしょうか。 『大阪ことば事典』(牧村史陽、講談社学術文庫) >ドク(動) のく〔退く〕の段訛。しりぞく。他動詞はドケル。 > [例] そんなもん、どこぞへドケてしもたらええがな。 >ノク【退く】(動) しりぞく。立ちのく。去る。身を引く。訛って、ドク。 > [例] そこノカんかい。 『広辞苑』 …可能形は挙げていません。 >ど・く【退く】 >[一]《自五》しりぞく。のく。ひく。 >[二]《他下二》→どける(下一) >の・く【退く】 >[一]《自五》 > (1)いる場所から引きさがる。立ち去る。避けて離れる。 > (2)逃げる。退却する。(3)離れて居る。間が隔たっている。 > (4)(5)(6)略 >[二]《他下二》→のける(下一) ------------- で、本題。 自動詞「退く」の可能形は「退ける」。 その否定の「退くことができない」は、関西弁では「退けん(退けへん)」「退かれへん」などの形がありますね。 共通語では「退けない」だけで、「退かれへん」のような言い方がないような気がします。 このあたりが疑問を解くカギではないでしょうか。 さらには、関西弁の可能動詞の否定形には、状況不可能の「退かれへん」と、能力不可能の「よう退かん」の使い分けもあります。「よう~+否定形」は関西弁だけでなく西日本方言に広く存在します。 これも共通語では「退くことができない」としか言えない(たぶん)。 実際には「退くことができない」などという長ったらしい表現は使われず、すべて「退けない」で済ませていると思います。 Googleで「退けない」を検索すると、「後には退(ひ)けない」などの用法ばかりで、「退(ど)けない」「退(の)けない」はざっと見ただけでは見当たりませんでした。
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お礼
詳しい回答をありがとうございます。お礼が遅くなってすみません。 「退かれへん」は確かにおっしゃるとおりで、「『退くことができない』をどう言うか」を尋ねたところ、そう答えた方がいらっしゃいました。「退けへん」はやはり、可能動詞の打ち消しではなく、他動詞の打ち消しのような感じがしますが、いかがでしょうか。 いずれにしても、「退けない」は他動詞の打ち消しとして使うのが普通、と考えてよいように思いますね。 わざわざ検索までしていただいてありがとうございました。