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DNAの電気泳動用バッファーについて

DNAの電気泳動をする時にTAEバッファーとTBEバッファーが良く用いられると聞きましたが、どうやって使い分ければ良いのでしょうか? ホウ酸が入っているためにTBEの方が緩衝能が強い、TBEの方がシャープなバンドとなる、大きいバンドを見たいときにはTAEの方が良い、とか言われますが理由が良くわかりません。 また、EDTAは何のために入っているのでしょうか?

  • SAHS
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  • Chicago243
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回答No.1

プラスミドやPCRプロダクトを見るにはほとんど一緒だとおもいます。 ただ、PAGEで数ベースぐらいのさを見る時はTBEを使うのが通常です。 TBEの方が緩衝能が強いというのも確かで、何回か使い回しができます。TAEでも何回か使い回しができますが、回数的にはTBEのほうが有利でしょう。 ホウ酸は環境にあまりよくないかもしれないという観点から避けている人もいるようです。 昔のゲルからDNAを抽出するキットはTBEと相性がわるいものが結構ありました。そういう意味でTAEを使う人もいるかと思います。 EDTAはMg++などを除くためですMg++などはDNAとコンプレックスを作る可能せいがありますので、構造を変化させ移動度を変化させる可能せいがあります。あとDNaseの活性をブロックするという役割もあると思います。 さすがにパルスフィールドになるとバッファーについて語る知識はありません。

SAHS
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 お礼が遅くなってすみませんでした。 Mg++はDNAと複合体を作るのですね。知りませんでした。勉強になりました。

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